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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

関東大学サッカー1部 @赤羽

2011年10月29日 15時41分44秒 | 大学・中学・小学
赤羽スポーツの森にて関東大学サッカーリーグを観戦
大学サッカーリーグは1,000円の入場料がかかるが、この日の赤羽会場は無料で観戦することが出来た。
会場は藤枝市民グランドをもっと立派にした感じ。最近出来た都立のサッカー専用人工芝スタジアムで観客席は300席くらい、それに芝生席がメインスタンドの両サイドにありピッチからの距離が近くて非常に見やすい。今後日本全国にこのようなスタジアムがもっとたくさん出来てほしいと思う。
今日は約300の観客席は満席、全体で500人以上は観客がいたと思う。
元々有料試合だけあって大学サッカーは観客に対してのサービスが優しい。大会パンフレットの販売、場内アナウンス、出場選手名の表示、さらにオフィシャルマッチデープログラムというその日の試合の見所や予想スタメンが書かれたA32ツ折りにプリントされた用紙を入口でもらうことが出来る。何もないプレミアリーグとは雲泥の差だ。


順天堂大 2ー2 駒沢大

得点
前半40分 (順)8天野の左足FK直接
後半13分 (駒)8奥村が右サイドを突破しクロス、11湯澤が中でつめる
後半30分 (駒)2砂川の右クロスを15三澤が頭で合わせる
後半45分 (順)17田内からの横パスを受けた10栗本のロングシュート

順天堂大スタメン
     1大畑
4佐藤 13谷奥 25清水 3砂川
     10栗本
  8天野   6市原
 11原田 28左山 9岡庭
交代
後半23分 左山→11井村
後半35分 原田→27簗場
後半39分 市原→17田内

駒沢大スタメン
     22檜山
15三澤 4林堂 3三宅 2砂川
     20江川
  8奥村   6濱田
     7碓井
  10大園   11湯澤
交代
後半27分 大園→13渡辺
後半37分 湯澤→14板倉
後半41分 奥村→25友廣

感想
前半は駒沢ペース、駒沢らしい縦へ縦へ早い力強いサッカーで順天堂を押し込んだが得点は奪えず逆に先制したのは順天堂、天野が素晴らしいFKを直接決めてこの試合での順天堂の1本目のシュートが得点となった。順天堂は先制後ペースをつかみ五分五分の展開となった。
後半になると、シュート数の少なかった前半とは対照的にゴール前での攻防の多い白熱した試合展開となった。圧力で勝る駒沢が2得点して逆転に成功するが順天堂も8天野からの展開を中心に駒沢ゴールを何度も脅かした。
駒沢が1点リードのまま試合終了かと思われたが、終了間際のラストプレーで10栗本が意表を突くロングシュート、これが決まり順天堂が劇的に追いついた試合だった。
駒沢は11湯沢のスピード、4林堂のフィードが特に目立った。順天堂は8天野の左足からのキックが良く、特に先制点となったFKは見事だった。


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筑波大 3ー3 中央大

得点
前半25分 (筑)エリア内の狭いところで10八反田からのスルーパスを受けた7曽我が決める
前半30分 (中)カウンターから、9林容からのスルーパスに抜けだした14澤田がGKをかわしてシュート
後半20分 (筑)10八反田からのパスを受けた11瀬沼のシュート
後半21分 (筑)10八反田→8上村→10八反田→8上村とショートパスをつなぎ8上村のミドルシュート
後半40分 (中)5高瀬の左からのクロスを20皆川が頭で決める
後半45分 (中)24車屋がエリア内でファール、11安がPK決める


筑波大スタメン
     1三浦
18松田 28古谷 24車屋 5山越
    10八反田3谷口
 11瀬沼 8上村 7曽我
     9赤崎
交代
後半44分 曽我→6不老


中央大スタメン
     1岡西
13今井 4大岩 32安田 2田港
    7渡部 18細見
 11安        14澤田
    9林容 10六平
交代
後半0分 林容→20皆川(負傷交代)
後半25分 細見→15田辺
後半28分 今井→5高瀬(高瀬が左SB、田港が右SB)

感想
個々の能力で勝る筑波が試合をリードしたが、最後は中央大の圧力に屈し2点リードを守りきれず同点となった。
筑波大は前節までで2位に勝点6の差をつけて1部リーグ首位を独走中、八反田、上村、赤崎、瀬沼、谷口など「なぜプロに行かなかったのか」と思うような能力の高い選手が多数いる。
今日の筑波大は遅攻が目立った。ポゼッション出来る選手が多くいるのでゆとりをもって攻撃の形を作っていると思うが、遅攻ばかりで早く攻める機会が全くといって良いくらい無かった。
中央大は個々の能力では筑波大に劣るものの、この試合はよく戦えていた。
あまり声がなく物静かに淡々とプレーしている筑波大に対して、中央大は気持ちの部分では勝っていた。
この試合で最後の最後に追いつけたのも、その差が大きかったと思う。
筑波大の3点目は、上村と八反田の非常に見事なコンビネーションからのゴールだった。翼君と岬君のゴールデンコンビを見ているかのようなパスワークだった。