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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンス東海第3節 結果

2009年04月25日 22時38分41秒 | 高校サッカー・クラブユース
プリンス東海 第3節結果
丸数字は勝点数

グランパス③ 2-1 常葉橘②

清水商業0 2-3  四日市中央④

エスパルス① 0-1  藤枝明誠⑨

ジュビロ⑨ 2-0  藤枝東③

静岡学園④ 4-0  磐田東①

グランパスは1試合のみ
清商とエスパルスは2試合
その他は3試合消化

3試合終了してジュビロと明誠が3連勝で抜け出しました。
グランパスはまだ1試合のみなので今後勝ち点を伸ばしてくるでしょう。

次節はジュビロ対静学の試合が草薙で行われます。
芝のひどい状態ですが、静学にとっては3試合目の会場、逆にジュビロは今季初の草薙なので、ホームの利を生かしてもらいたいと思います。

プリンス東海第3節 藤枝会場

2009年04月25日 18時04分17秒 | 高校サッカー・クラブユース
今日行われたプリンス東海第3節、当初は静学の試合のある草薙に行く予定でしたが、大雨のためヒヨって屋根のある藤枝総合グランドに行きました。

第1試合
ジュビロユース 2-0 藤枝東

得点
前半10分 鈴木貴からのクロスを永井が右足で蹴りこむ
後半38分 鈴木凱からのクロスを鈴木貴がヘディングシュート

スタメン
ジュビロユース
     赤堀
湯本 伊村 永井 竹田
   小川 上村
 清水     鈴木貴
   鶴田 海田

※後半15分 竹田が藤枝東長田のラフプレーにキレて手を出してしまい一発退場。

交代 
鶴田→内田恭(内田が退場した竹田の位置(SB)にはいる)
清水→鈴木凱
鈴木貴→和久田
海田→山下


藤枝東
     袴田
岩崎 加藤 太田 荒木
   斉藤 大井淳
 大井涼 海野智 伏木
     石垣

交代
大井淳→長田
伏木→柴田
岩崎→中島


感想
見ていてチーム力自体は明らかにジュビロユースの方が上でした。ただ、藤枝東も新人戦の時に比べたら良くなっていると感じました。(新人戦の時が悪すぎた)
前半は一方的なジュビロペース。圧倒的にボールを支配し得点シーン以外にも決定機を何度か作りましたが決めきれず、前半は1点止まりでした。ジュビロに決定力が無かったとも言えますし、藤枝東のGKの袴田が良かったとも言える内容でした。袴田に関しては小さなポカは多いですが、1対1になった時の対応は非常に良い物があります。今日の試合がワンサイドゲームにならなかったのは袴田が前半を1点で凌いだからといえると思います。
チーム力に大きな差があっても、決めるところでキッチリ決めないと試合の流れが相手チームに行ってしまうことはサッカーの試合において良くあることで、後半は藤枝東がボールを持つ時間が増えました。そして後半15分にジュビロの選手が1人退場し試合展開は五分の状態になりました。
後半30分には1人少ないジュビロが早くも時間稼ぎを始め、藤枝東が押し込む時間帯が訪れるかと思いました。
しかし、藤枝東は中盤からのパスミスなどで攻め込むことが出来ず、逆に簡単にボールを奪われカウンターをくらい失点して試合が決まりました。
1人少ない時間稼ぎを始めたジュビロ相手に、攻め込むことが出来なかったことが今現在の藤枝東のチーム力をよく表していたと感じた試合でした。
この試合、藤枝東は3年生が4人、2年生が7人、1年生が3人出場しました。見ていた感じ「明らかに来年のチームだな」と思いました。
ジュビロで目に付いたのはやはり上村岬、彼の基礎技術の高さはユース年代の物ではありません。ボールを持った時の選択のほとんどがパスでプレースタイルが一辺倒だったことが気になりますが、ダブルボランチの黒子役としては類まれな才能を持っていると思います。
他には小川のフィジカルの強さが目に付きました。




第2試合
藤枝明誠 1-0 エスパルスユース

得点
前半35分 飯塚がスルーパスに抜け出して右足シュート


明誠スタメン
     甲斐
八木 増田 藤原 山本
   辻  小川
 飯塚     鈴木
   原口 安東

交代
原口→安東


エスパルスユース
    長島
中原 田代 山崎 稲毛
   柴原 青木
 深澤     石原
   影山 畑

交代
中原→山崎祐(深澤がSB、山崎が2列目)
影山→柏瀬
石原→伊東


感想
前半はほぼ五分、後半は明誠ペースでエスパユースに何もさせませんでした。
明誠らしさの良く出た試合だったと思います。そして決定機の少ない地味な試合でした。
今シーズン明誠の試合を何試合も見てきましたが、何度見ても心躍らされるようなひらめきのあるようなプレーはこれと言って無く、決定機も少なく、特別な才能を感じさせるような選手もこれといっていません。
しかしながら、全ての選手が基本に忠実で、労を惜しまず、声を掛け合いながら、サボらずにプレーをしている為か、選手間同士の距離が非常に良く、相手に形を作らせない11人の動きは、相手チームにとって嫌味なほど安定感がありいやらしいものだと感じました。
今日の試合でも、エスパルスユースは攻撃の基点になる柴原がなかなか前を向いてボールを持つことが出来ず、1点を追いかける後半は柴原が前を向いてボールを持つために最終ラインまで戻ってボールを受けに来ているシーンもありました。
藤枝明誠はここまでほぼ固定メンバーで戦っていますが、今後怪我人が出た時のバックアップメンバー(特にボランチ)がどうなのか気になります。