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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

日本の育成について

2008年09月17日 00時06分35秒 | その他
日本サッカーがオリンピックで惨敗したことによって、日本の育成システムの見直しに注目が集まっているようです。

今週号のサッカーダイジェストでは日本の育成の特集記事が組まれていました。



個人的には、日本の育成システムについては、大きな方向性については間違えていないと思います。
細かい部分を指摘しだしたらきりがありませんが・・・。


今回のオリンピック代表の年代の選手達は、若い時から注目された可能性のある選手が多くいました。
そして、下の年代に目を向けても、今のU-16代表の年代はここ数年で最高の素材の選手が集結した非常に期待の持てる年代です。



今回のオリンピックでの惨敗で育成を問題視するのであれば、それは19歳~20歳の年齢での育成となると思います。
つまり、プロに入ってからの伸び悩みです。

今回のオリンピック世代の選手達は皆プロに入って急激に伸び悩みました。
公式戦に試合に出られず、経験を積めなかったことが原因だと思われます。



現在、中学年代や高校年代での育成について、様々な議論がされていますが、注目すべき点が根本的に間違えています。




因みに、11月にアジアユース選手権が開幕しU-20W杯の予選が行われますが、今回日本はおそらくアジア予選敗退すると思います。(今のままのチーム状態だと)
ここまで5大会連続で出場してきた世界大会ですが、連続出場記録はここで途切れそうです。
(現在の状況で、U-20W杯に出場できる可能性は30%程度と予想)


それにより、 (11月中旬頃)育成についての議論にまた拍車がかかることと思われます。

けど、U-19チームの予選敗退原因は、日本サッカー界の育成の方向性の間違いが原因ではないので心配する必要は無いです。
有望な若手選手が世界大会を経験できないのは厳しいことですが・・・。