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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』5話まで

2020-10-20 13:44:55 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

大学の科内の飲み会で飲み過ぎたイヒョン。

グムと店を出て来たイヒョンは、グムに愚痴を言いました。

秋夕の休みにグムの実家に行って以来、自分の人生が狂ってしまったとね。どうして連れて行った・・・と。

ケリョン山に行かなければ、それまでと変わらない生活が送れていたのにって。

遊ぶ相手もいない自分をバカにしたのかってね。

店に忘れた携帯をグムに取りに行ってもらう間、イヒョンはベンチで眠りこけてしまいました。

 

そんなイヒョンを間近で見つめる一頭の虎

イヒョンもぼんやりとした意識でその虎を認識していました。

その時イヒョンの脳裏に浮かんだのは、幼い女の子の姿。小指が欠けていて、一人で墓場で遊んでいます。

「チョムスン。」

と、呟いたイヒョン。

虎が彼の顔を一舐めしました。

そして、イヒョンを背負っていきました。

勿論、チョムスンです。オクナムの家に連れて帰りました。

 

慌てたのは、グム。

戻ってみると、荷物を置いたまま、イヒョンの姿が消えていたんですもん。

家にも帰っていません。

グムは、心当たりの場所を必死に探し回りました。

まるで、グムの方が兄のようです。

 

オクナムは、嬉しそうにイヒョンを自分の膝枕で寝かせました。

チョムスン・・・とイヒョンがまた呼びました。

「すまない。父親の不在は辛かったろ。」

寝言で呟くイヒョン。

オクナムは驚き、泣き出しました。封印されていた記憶が眠っている間は解放されるようです。

 

目覚めたイヒョンは、自分がどこにいるのか、分かりません。

第一、自分の隣には、大きな虎が横たわっているもんで・・・。

当然、夢だと思いました。

それにしては、リアルに臭い虎のおなら。

目の前で論理的に説明できない事が起きてる

そう思ったイヒョンは、とりあえず考えるのを後回しにしようと思い、部屋を出ました。

こういうところが、ファンタジー

 

そのまま自宅に戻り、二度寝しました。

そこに、グムが帰宅。

朝まで探し回っていたんです。本当に優しいです、グム。

ここまでの信頼関係を築けたのは、何か理由があるのかしら

 

グムとオクナムは映画に行きました。

お洒落したの・・・と言うオクナム。グムから貰った服を着ていました。

でもね、それ、パジャマ代わりにしてもらおうと買った物なんですよ。だから、とーってもリラックススタイル

ま、そんな事を恥ずかしがったり、うだうだ言うグムではありません。

 

映画に入り込み過ぎたオクナム。

思わず主人公に注意したり、立ち上がったりして、周囲の耳目を集めてしまいました。

それでも、グムは同じレベルで楽しんでくれました。

オクナムが頭に花を飾ってるのを、他の客に笑われた時なんぞ、自分も・・・と同じように花の髪留めを飾ったりして・・・。

やっぱり、グムも相当変わってるよね。

 

グムは、オクナムに打ち明けました。動物の言葉が分かるんだ・・・と。

小さいとき、突然鳥の声が聞こえてきたんだと言いました。それ以来、動物の言葉が聞こえるようになったと。

人に言うと、変な人間だと思われるので、これまで黙ってたんだと言いました。

“グムさんも仙人だったのね”

オクナムは、そう思いました。まだ完全じゃないけど、修行を積めばきっと能力が高まる筈・・・と。

 

グムは、オクナムが自分を見つめるのは、変な人間だと思ったせいかも・・・と考えました。

「あなたは高貴な存在です。汚れた世界にまみれても善良な品性は失わないものだから。」

と、オクナムが言いました。

グムはここまで褒められたのは初めてだったのでしょう。戸惑いました。でも、嬉しかったでしょうね。

あなたは特別な人です・・・とグム。

「世の中に特別じゃない人はいないわ。」

と、オクナムが優しく微笑みながら言いました。

 

グムの母親が突然やって来ました。

また一騒動が起こりそうです。


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』4話まで

2020-10-20 12:32:12 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

仙人は仙界で暮らす場合もあるけど、人間界に溶け込んで暮らす場合もあるとか。

彼らは物に執着せず、お金や権力や名誉への欲がありません。目に見えるものではなく、内面に宿る真実だけを見ていると言います。

仙人は、誰にも知られず、本人も気づかないまま存在しているかもしれないんだそうです。

動物の声が聞こえるグムも、もしかしたら、仙人

 

イヒョンは、ますます老オクナムの事が気になって仕方がありません。

で、コーヒーショップに行くと、そこにグムが。思わず隠れてしまいました。

グムがしょっちゅうここに来るのも、若い女性に見えているからかと、イヒョンは思いました。

そう思って見ると、グムの表情は発情期のヤギに見えて来ちゃったりして

 

グムはオクナムを映画に誘いました。

活動写真のこと?とオクナム。

喜んでOKしました。

それを、イヒョンが見ちゃったんですね。

 

ここでちょいと怪しげな学生が登場。

オム・ギョンスルと言う人物で、一昨年、イ教授にカウンセリングを受けていたとか。リプリー症候群と診断されていたようです。

リプリー症候群とは、虚構の世界を真実と信じ、嘘を繰り返す精神疾患のことだそうです。

このギョンスルなんです、イヒョンの姿を隠し撮りしていたのは。

次はチョムスンの姿も撮っていました。

ドキュメンタリーを撮ってるとイ教授には説明しています。

 

オクナムが淹れる“黒い水”と言う名前のコーヒー。興奮剤的なものが入ってるの

グムがボトルに入れておいてあったのを、同じ研究室の後輩ギョンシクが飲んじゃって。途端に、物凄い勢いでレポートをまとめ始めちゃったのです。

あまりにも鬼気迫る姿なので、グムは勿論、グムの同期のジョンミンが怖がってしまいました。

でも、一方で、行き詰ってる今の状態を打ち破るには、そのコーヒーが必要かも・・・とジョンミンは思いました。

で、コーヒーショップに買いに行ったら、生憎オクナムとチョ・ボンテが交代した後。

チョ・ボンテのコーヒーじゃぁ、ただ不味いだけで、何の効果もありません。

 

オクナムはイヒョンにプレゼントを渡しました。

Tシャツに彼女自身が刺繍を入れたモノです。

これがねぇ・・・刺繍は下手みたいです、オクナム。

本人は鶴だと言ってますが、どー見ても鶴には見えません。チョムスンですら、これをあげるのかと、不安がってましたもんね。

確かめたイヒョンも、呆れてました。どっきりカメラかって。

 

グムが人間の姿になったチョムスンと会いました。

猫のチョムスンが背負ってたリュックと同じものを背負っていたので、つい呼び止めたのです。

チョムスンとすると、ばれちゃまずいと、素知らぬフリをしたのですが、グムの追及は鋭かった。

グムはすぐに受け入れました。

チョムスンも、秘密を打ち明けることができで、ほっとしました。


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リフォーム中(-_-;)

2020-10-20 10:02:28 | その他

この時と同じ場所のリフォームが始まりました

無事、子鳩も巣立ち、空き巣となっていたのですが、先日来、度々鳩の出入りが確認されていましてね。

今朝から、普請が始まったようです。

やけに鳥の羽音が近くでするなぁと思ってはいましたが。

洗濯物を干している最中、突然、足元に鳩が

距離にして50センチ無い

嘴には、細い枝を咥えています。長さは20センチ弱。

“・・・

そこから松の木に飛びあがりまして。

せっせと普請を始めたというわけです。

 

私は誰人間よ

怖くないの

・・・ですよ。

目の前で何度も何度も小枝を運び込むんですもん。

 

空き巣は、夏の台風でけっこう壊れてましたからね。

そりゃぁ、リフォームしないと、子育てをすることはできませんわな。

 

ふと見ると、1羽は既にリフォーム中の巣に座ってまして。

もう1羽がせっせと小枝を運んでいるのです。

まぁね、うちの庭は手入れが出来ていませんから、小枝が山ほど落ちてます。

その中から、適当なのをチョイスして、運び込んでいます。

ま~数えきれないほどの回数。

お忙しそう・・・

 

とりあえず、私は、物干しざおを少しだけ動かして、出入りに邪魔にならないようにしてあげました。

そのくらい、近いんです。

 

ところで、この鳩のカップル。

前回のカップルそれとも、別口


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2020 11月号

2020-10-19 14:15:19 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

朝からシロアリ駆除と排水管洗浄の業者さんが来て、作業をしてくれました。

その間、勿論出かけるわけにはいかず、DVDを見るのも憚られ、ネットであちこち彷徨ったり、YouTubeを消音して見たり・・・を繰り返していました。

イヤホンで・・・と思ったら、アルフィーが持って出ちゃったようで、見つかりませんし

とにかく、約3時間超かけて、丁寧に作業を完了してくださいました。

お腹ペコペコになった私は、この冊子をいただきに行くついでに、マックでハンバーガーを仕入れ、ランチにしました。

 

今月のイチオシ!

俳優“今コレ”!キム・ヨングァン特集

「初対面だけど愛してます」・・・11/3レンタル開始 ブログでの記事は、こちらから。

 

その他レンタル情報

「平日午後3時の恋人たち」・・・11/3レンタル開始

 

「恋のレベルアップ」・・・11/3レンタル開始

「恋愛体質~30になれば大丈夫」・・・11/4レンタル開始

「風が吹く」・・・11/6レンタル開始

「悲しくて、愛」・・・11/6レンタル開始

「悪人伝」・・・11/6レンタル開始

「悪の偶像」・・・11/3レンタル開始

「ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ」・・・11/4レンタル開始

「がんばれ!チョルス」・・・11/4レンタル開始

「色男ホ・セク」・・・11/4レンタル開始

「緑豆の花」・・・12/2レンタル開始

「ボクスが帰ってきた」・・・12/2レンタル開始。


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』3話まで

2020-10-18 15:58:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

イヒョンは、自分が変になったのかとも思いました。

でも、どう考えてみても自分は正常。

だったら、何故オクナムの姿だけが変わって見えるのか・・・。全く分からず、悶々としてしまいました。

おまけに、オクナムが淹れてくれたコーヒーを飲んだら、途端に眠くなってしまうわけで。

それに、何やら、悪夢も見てしまいます。彼自身の過去に関係ありそうな夢です。

もしかしたら、コーヒーに何か変な成分が入っているんじゃ?・・・と思い、調べてみたのですが、それまた全く異常なし。

でも、絶対に何かあるに違いないと思い、その筋の専門家の教授に成分検査をしてもらうことにしました。

 

イ教授にも引き続き相談しました。

コーヒーに幻覚剤が入っているんじゃなければ、自分に起こってる現象の説明がつかないとイヒョンは言いました。

細かく話を聞いたイ教授は言いました。イヒョンは過去の恐怖体験や嫌な出来事の記憶を心の地下室に閉じ込めていると。

そして、鍵をかけて自分さえも入れない様にしていると。

悪夢となって表れるのは、その中に閉じ込めている無意識の記憶なのかもしれないと。

「もしかしたら、その女性が地下室の扉をノックしてるのかもね。」

オクナムによって、無意識の記憶が蘇ろうとしていると言う事です。

 

ところで、グムは生き物の気持ちが分かるの

これまた不思議な特技。

素知らぬフリをして通り過ぎようとした猫のチョムスンにグムから話しかけてきましたよ。

「WiFiが必要なんだろ。」

そうなんです。チョムスンは小説を書いていましてね。それもエロい

大学の図書館とかでPCを使おうとしても、WiFiのIDやパスワードが無いため、不便なんです。

グムは、IDとパスワードを貸す代わりに、オクナムの好きな物を聞き出そうとしましたよ。

「桃。」

と、猫語で答えたチョムスン。しっかりとグムは認識しました。・・・不思議。

チョムスンはいわば、人間と仙人のハーフ。だから、能力が不安定みたいですね。

 

イ教授は、老オクナムの様子を探りにコーヒーショップにやって来ました。

老オクナムは、彼女がイヒョンと一緒にいたのを覚えていました。

ちょいと嫉妬

お互いに相手を探るように見ていました。

でも、チョ・ボンテから、イヒョンは彼女いない歴が長いらしいと聞き、ほっとしました。

 

老オクナムとチョムスンはそろって町に出かけました。

美容室に行ったのです。

初めての事ばかりで、楽しくて仕方がないようです。

戸惑ったのは、彼女たちの相手をした美容師さんたち。

でもま、ちょっと変わったお年寄りと孫娘と言う事で、それなりに優しく対応してくれました。

2人とも、至極満足しました。

チョムスンなんぞは、パーマをかけて、茶髪に染めましたしね。別人のようです。

 

戌の刻って?・・・とイヒョンもグムも思いました。

グムは検索し、イヒョンは国文科の人に聞いて、大体の時間が判明。

で、イヒョンは約束の時間丁度にコーヒーショップに行ったのですが、そこにはグムの姿が。

凄く親しそうな様子が、何故か気に入らないイヒョン。

実験に戻れと言って追い返しました。

 

僕に用でも?とイヒョン。

あなたのお名前は?私はソン・オクナムと言うの・・・と老オクナム。

チョン・イヒョンと言いますが・・・名前を聞くためだけに呼んだんですか?とイヒョン。

おかしな女だと思われるかもしれませんが・・・と前置きしてオクナムは言いました。話を聞いてほしいと。

そして、夫との出会いを話し始めたのです。

「ここまで聞いて、何か感じない?何か思い出したことはない?」

さぁ・・・とイヒョン。

首をひねるばかりです。

次は、香り袋を取り出し、見覚えはないかと聞く老オクナム。

「いいえ。誰かと間違ってるのでは?」

 

僕も一つ聞いていいですか?とイヒョン。

「どういうからくりですか?最初はおばあさんだったのに、あの泉で見てからずっと若い女に見えるんです。今朝はあなたの後姿が不思議な格好に変わった。ちょうちょの形の髪と羽衣。あなたは誰なんですか?」

その瞬間、また老オクナムが若いオクナムに変わっていました。

涙をいっぱいためてイヒョンを見つめていました。

この人は見えてる、この人は仙人だわ・・・とオクナムは思いました。

グムも見えてるけど

 

「本当に何も覚えてないの?」

と、言ったオクナム。

イヒョンの両手を取り、自分の頬に当てました。

「変な女だと思わずに、もう一度よく思い出して。」

そう言いながらイヒョンを見つめるオクナムでした。

でも、イヒョンはやっぱりオクナムが変な奴としか思えなくて・・・。

 

気がついたら、爆睡していたイヒョン。授業に遅刻してしまうほどでした。

こんなこと、今までの自分にはあり得ない事です。

イヒョンはますます混乱しました。


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどちら!?~』2話まで

2020-10-17 23:37:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

老オクナムが行ったのは、大学内のコーヒーショップ。

ここのオーナーがク先生の知り合い。オーナーのチョ・ボンテも土地の守り神。

仙女じゃないのね。

ただ、コーヒーの味は神の力でもどうしようもないみたいで、イマイチだそうですが。

このコーヒーショップにイヒョンが時々やってくるのです。

その日も、やって来ました。

慌てて隠れた老オクナムでした。

 

イヒョンはイ教授に先日の不思議な体験を相談しました。

もち、オクナムが突然若返ったことです。

でも、イ教授は本気で考えてはくれません。まぁ、現実に起こったとは思えない事ですからね。

ただ、あのコーヒーを飲んだ日はぐっすりと眠れたわけで。金縛りにあう事も無く、変な夢を見る事もなかったんです。

「あの女はいったい何者?」

と、イヒョンは思いました。

 

老オクナムから事情を聞いたチョ・ボンテ。

気持ちは分かるけど、人間の人生に関わるのは良くないと言いました。現世では別人なんだからと。イヒョンの人生を変えてしまったら、仙界管理委員会に罰せられるかもしれないと。

そのまま帰らせようと思ったのでしょうが、オクナムの淹れるコーヒーがとても美味しいと知り、コーヒーショップを任せることにしました。

 

イヒョンとグムは同じ家に住んでいます。グムは2階、イヒョンは1階です。

夜、ちょっと買い物に出たグムは、偶然老オクナムを見かけて、驚きました。

だって、鳩を集めていたんですもん。

野宿するには寒い晩。鳩をたくさん集めて、羽根布団状態にして寝ようとしていたんです。

もう不思議満載

老オクナムは昔の知り合いの家に泊めてもらおうとしたんだけど、もう住んでいなかったらしく、行く充てがなくなってしまっていたのです。

 

グムは、うちへどうぞ・・・と案内しました。

老オクナムは、グムの優しさに感動しました。

 

老オクナムがグムの育てていた枯れかけの鉢植えを両手で包むと、途端に植物は生き返ったように緑になり、花まで咲かせました。

グムは、またまた驚きました。

「もしかして、おばあさんは、九尾狐なんですか?」

私は仙女なの・・・と老オクナムは微笑みながら言いました。

隠さないのね。

そりゃぁ、驚きますわ、グム。でも、案外すんなりと受け入れたようですよ。

いつもは老オクナムなんだけど、時々若いオクナムの姿に見えるんですよね、グム。

それが嬉しくて、ぽ~っとしてしまってます。

 

グムはその晩、イヒョンの部屋で寝ました。

時々知り合いを泊める事があるらしく、イヒョンはまたか・・・と呆れていました。

それがオクナムだとは知りません。グムが話そうとしても、眠っちゃったんです。

イヒョンは仙女に囲まれているステキな夢を見てる途中でしたから。

 

翌朝、イヒョンが起きると既にグムの姿はありませんでした。

ところが、トイレは流してないし、イヒョンが作っておいたカレーは完食しちゃってるしで、イヒョンは激怒。

当然、グムの仕業だと思いました。

でもね、それ、チョムスンだったんです。

父親の家なんだから・・・とチョムスンは言いましたが、オクナムはまだ確定したわけじゃないからと、叱りました。

ここに住むつもりはないと言いました。

 

家はすぐに見つかりました。

だって、コーヒーショップのオーナーのチョ・ボンテが土地の守り神ですからね。

うちの倉庫だけど自由に使って・・・と案内してくれた何の変哲もない殺風景な部屋なんですけどね。それが何やら不思議な力で、あっという間に韓屋風な部屋に様変わりしましたよ。

 

老オクナムはお世話になったお礼を言いに、グムの家に戻って来ました。荷物も置きっぱでしたしね。

丁度、グムが帰宅していました。

オクナムのために部屋着を買ってきていたのです。

ドアを開けた途端、若いオクナムが笑顔で立ってたのを見て、グムは心を完全に掴まれてしまったようです

グムのプレゼントに大喜びの老オクナム。

笑っちゃうくらいの花柄のダサい服なんだけどね。

ところが、着た途端にまた若いオクナムの姿になったもんだから、グムはまたまたぽ~っ

 

翌日、大学に行った2人は、コーヒーショップに老オクナムがいるのを見て、驚きました。

まさか、追って来た?とイヒョンは焦りました。

出してくれたコーヒーに一枚柳の葉が浮かべてあるのを見たイヒョンは、怒りました。潔癖症の彼は我慢できないのです。

「慌てて飲むとむせるので。」

と、老オクナム。

これは、昔、夫がそうだったからでした。

俺がそんなに慌てんぼうに見えますかと、イヒョン。

ええ・・・と老オクナム。

「はい

と、イヒョン。毎回、この老オクナムと関わると、戸惑わされることばかりで、苛立ってしまうイヒョンでした。

「聞きたいことがあるので、戌の刻にここへ来てくれる?」

と、老オクナム。もち、イヒョンに言ったのですが。

どういうこと?・・・と振り返ってみると、老オクナムの姿が美しい仙女に見えました。

 

それにしても、ムン・チェウォンさんの仙女姿、可愛い


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雨のうどん遍路( ;∀;)

2020-10-17 16:32:59 | 食べ物関連

行きたいときに、行ける時に行っておかなきゃ、後悔すると思う今日この頃。

明日の事は分かりません。

で、雨の中、うどん遍路に出かけて来ました。

 

前回、駐車場に近づく事も出来なかった『いなもくうどん』さん。

少し早めに出発したのと、雨だったってこともあって、どーにか滑り込みセーフ

ラスト2台となっていた駐車場に入ることが出来ました。

醤油うどんにしようと言っていたのに、この寒さで、つい、

「かけうどん。」

と、注文してしまいました。

この時期だけのアスパラの天ぷらも

これで、小サイズ。

上の写真はアルフィーの“釜揚げ醤油 大”。そしてイカ天。

 

久しぶりなので、量を失念してました。

多かったです。

アルフィーは、げっぷげっぷしてました。

でも、次のお客さんは、

「3玉。」

と注文してまして・・・

思わず凝視してしまった私です。

 

ちょっと麺が柔らかかったかな。

やっぱり醤油うどんにしておけばよかったと反省しました。

でも、出汁が美味しゅうございました。

一見すると、濃く見えるんだけど、決してしょっぱくはありません。

 

食べてる間に、どんどんお客さんが入って来まして。

ソーシャルディスタンスを確保するために、外のテラス席で食べる方が続出。

雨でも外で食べられるように、セッティングされています。席数も多くなっていましたね。

 

ここまで来ると、遍路したなぁと感じられます。

行きは山道。帰りは国道を通りました。

以前は毎週のように通っていた道。それが懐かしく思えました。


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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』視聴開始

2020-10-16 23:27:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

ムン・チェウォンさん、ユン・ヒョンミンssi、ソ・ジフンssiというまぎぃお好みの俳優さんたちが主演とあっては、見なくちゃいけないだろうと、レンタルして来ました。

ユン・ヒョンミンssiのテンション高めの演技、私にとってはお初かも。

仙人だらけのファンタジー感満載の作品です。

 

仙女の姉たちと地上で水浴びを楽しんだソン・オクナム=ユン・チェウォンさん。

天上に帰ろうとしたとき、彼女だけ羽衣がありません。

仕方なく地上の世界に残ったオクナムは、そこで木こりと出会い、結婚。子供にも恵まれます。

その後、どうして夫と生き別れてしまったのかは、まだ分かりません。

羽衣伝説って感じですね。

 

チョン・イヒョン=ユン・ヒョンミンssiは大学の准教授。

長い間不眠症に悩まされています。

イ教授から薬を処方されてますが、一向に効き目はありません。

誰かがイヒョンを隠し撮りしてますが・・・。誰

ところで、イヒョンは物凄い潔癖症です。なんだか、「とにかくアツく掃除しろ!」のユン・ギュンサンssiを思い出しましたよ

 

イヒョンの助手が大学院生のキム・グム=ソ・ジフンssi。

イヒョンとは違って、穏やかでのんびりとした雰囲気の青年です。

 

ある日、2人はグムの実家に一緒に帰省することになりました。

2人は准教授と助手以上に親しそうなんですけど・・・。まるで兄弟のようです。

気が進まない、そう言わずに・・・の応酬でしたが、実はイヒョンもとっくに出かける準備はしてあったのです。手土産の高級洋酒も。

素直じゃないんだから・・・。

 

ケリョン山と言う山の中を走り続けていると、カフェを発見。

丁度コーヒーを飲みたいと言っていたイヒョンは、立ち寄る事を決定。

ところが、山小屋風な建物は、まるで朝鮮時代。

出て来たハルモニのオクナム=コ・ドゥシムさんも、頭に花なんぞを飾った韓服姿。

人間のような猫もいたりして。この猫はCGですね

おまけに、店にいる村の人も何だかちょっと変だし・・・。

引きますよね、あれは

でも、胸には『バリスタ』と書いたバッジをつけてて、出してくれたコーヒーもとても美味しかったのです。

 

ま、なんやかんやとありましたが、無事に店を出発。

ところが、いくら走ってもグムの実家に着きません。同じところをぐるぐる回ってるだけのような感じ。

携帯も圏外でどうしようもありません。

完璧に迷っちゃった2人。

途中で道端に何やら道しるべのような石を積み上げた物を見つけ、車を降りて歩き出しました。

しばらく歩くと、水音が聞こえて来ました。

その方角に行くと、滝に行き当たりました。

 

そこに、さっき会ったカフェのバリスタハルモニの姿が。

髪をほどき、服を脱いで水の中に入って行くハルモニ。

ところが、一瞬の間に、若い女性に変身しちゃった

キツネにつままれた感じの2人。

驚いて動いた拍子に気づかれちゃった。

で、次の瞬間、空中を飛んできた女性がグムに空手チョップ

2人はそのまま意識を失って倒れてしまいました。

気がついたら、車の中。

本当に夢心地。

でも、2人そろって目撃したんだから、見間違いじゃない事は確か。

グムは九尾狐かもしれないと思い、イヒョンは単なる神経ナントカのエラー(?)だと思おうとしてます。

 

若いオクナムを演じてるのがムン・チェウォンさん。

 

2人はグム母と一緒にお寺に行きました。秋夕なんです。

そこで、若いオクナムと再会しました。

イヒョンは変身した理由をずけずけと問い詰めようとしました。

礼儀も遠慮もないイヒョンです。

一方、グムの方はオクナムに一目ぼれした感じ。

 

オクナムが絡まれていると誤解して、ク先生と言う仙人が割って入りました。

事は余計にややこしくなっちゃって。

ま、大ごとにはなりませんでしたけどね。

ク先生の他に、カフェにもいた2人の男女も仙人です。パク仙人とオ仙女と言います。

 

翌朝目覚めたイヒョンは驚きました。

こんなにぐっすり眠れたのは、いつ以来か分からない程です。

 

2人はモーニングコーヒーを飲みに仙女喫茶に。

現れたのは、老オクナム。

コーヒーを待つ間にトイレに行ったイヒョン。

老オクナムは、偶然、イヒョンが用を足す音を聞いちゃった。

それが、699年前、毎日のように聞いていた夫のものと同じだと気付いたのです。

え・・・

音なんて、皆同じじゃないの

 

まさか、夫の生まれ変わり・・・とオクナムは思いました。

でも、既に顔も忘れてしまってるので、確かめようがありません。

 

そんな時、イヒョンがオクナムの飼い猫の名前を呼んだのです。

“チョムスン”と。

「何故知ってるの教えた覚えは無いけど。」

と、焦る老オクナム。

イヒョンは咄嗟に口をついて出ただけなので、知っていた理由が分かりません。

たまたま聞いたのかな?・・・と呟きました。

 

じゃぁ、あの泉は何故知ってたの?と老オクナム。

その言葉で、イヒョンは気づきました。やっぱりあの若い女性は目の前のハルモニが変身した姿だ・・・と。

そうですよね変身しましたよね・・・とイヒョン。

老オクナムは髪の花をイヒョンに差し出しました。

その瞬間、若いオクナムに変身しました。

イヒョンも、グムも驚いて口をあんぐりと開けてしまいました。

 

ずっと夫の生まれ変わりと会う日を待ち続けていたオクナム。

涙がこぼれ落ちました。

イヒョンとすると、変身したことも、泣いたことも、理解の域を超えているので、もう、逃げる事しか考えられませんでした。

オクナムが夫の服を取りに行ってる間に、逃げ出しましたよ。

 

ところで、もう一つ謎が。

仙女喫茶に大きな卵が大事そうに置かれているのですが。

カラにヒビが入り、今にも割れそうになりました。

若い女の子に変身した猫のチョムスンが叫びました。

「母さん、兄さんが生まれる

兄さん卵から

 

捜しに行かなくてはとオクナム。

でも、ソウルのどこに行けばよいのか・・・と途方に暮れそうになった時、オ仙女が絶妙なアシスト。

車に貼ってあった大学の駐車場番号を見ていたのです。


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「ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~」あらすじ

2020-10-16 16:10:06 |   ★「か」行

ムン・チェウォンさん、ユン・ヒョンミンssi、先日完観したばかりの「コッパダン」でステキな王を演じたソ・ジフンssi出演のラブコメ。

約700年もの間、夫を待ち続けている仙女の物語。

レンタルで視聴開始です。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで

     7話まで  8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで

     13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで

     19話まで  20話まで  21話まで  22話(最終話)まで

 


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お祭りの無い秋

2020-10-16 15:54:29 | その他

例年ならば、今日から秋祭り。

でも、コロナの影響で、この地域もお祭りは全滅

秋祭りを生甲斐にしていた人も多いだろうこの地域。

どんな秋を迎えているのだろうかと、ふと思います。

 

お祭りを知らせるモノの一つに、この金木犀があります。

アルフィーの記憶の中では、お祭りと金木犀の香りがオーバーラップしてるそうです。

 

南に植えてる金木犀は既にピークを過ぎていますが、北に植えてるこの木は、今がピーク。

むせかえるほどに濃い香りを漂わせています。


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『胸部外科(原題)』完観

2020-10-15 08:16:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「心臓はどこだ

姿を現したテスの胸倉をつかんで、ヒョニルが叫びました。

「ユンソに移殖します。」

とだけ、テスは言いました。

移殖が可能な病院を捜せと、ヒョニルが叫び、ク・ヒドンとイ企画調整室長が慌てて検索。

 

ヒョニルはテスの携帯を取り上げ、履歴で直近に連絡を取った番号にリダイヤル。

出たのはソン教授。

ソン教授もグルかと、思った時、廊下を歩いてくるソン教授の姿が見えました。

それを見て、ヒョニルはソン教授をは仲間じゃないと思ったようです。

ヒョニルは激怒し、テスの携帯を床に叩きつけました。木っ端ミジンです。

 

記者たちが、手術室の異変に気付きました。

説明を求めて殺到してきてしまいました。

ヒョニルたちはその対応に当たらなくてはいけなくなりました。

手術が中断したとか?失敗ですか?警察が出動したそうですが?・・・と矢継ぎ早に質問が飛んで来ました。

「何の問題もありません。」

と、ヒョニルは手術が続いていると笑顔で嘘を発表。

理事長がそう言ったので、ク・ヒドンもそれに合わさなくてはいけなくなりました。でも内心はびくびくもんです。今後どうするんだと、不安でたまりませんでした。

 

「これが答えか?」

と、2人になった時、ソッカンが聞きました。

はい・・・とテス。

ユンソは助かります、それで十分です・・・と。

「なぜ教授は私に摘出を任せたんですか?」

と、テスが聞きました。こうなる事を予想していたでしょうからね。

「ユビンのことを思い出したからですか?」

と聞くと、バカな事を言うなとソッカン。あくまでも自分は間違った道を行こうとしていると見せかけました。

何故?

「早く助手に入れ。ユンソの手術だ。」

ソッカンは、ユンソの手術がこのテサン病院で行われていることを察していました。

 

そうなんです。

ユンソは、テサン病院内の改装中だった手術室で行われているのです。

 

この計画はテスとスヨンが主として立てました。

しかし、彼らだけで出来る事じゃありません。スタッフの協力が必要でした。

だから、1か月前に二人は主だったスタッフを集め、計画を打ち明け、協力を求めたのです。

イ麻酔医、ユ技師、手術室担当の看護師、集中治療室の看護師たちです。

最低限の人数でした。

ドンジュンは悪いけど、仲間はずれ。人柄は良いんだけど、口が軽いんでね。計画が漏れてしまう恐れ大だと皆が認めてましたから

「一人でも反対すれば、出来ない事です。」

と、テス。

全員が賛成しました。

 

全員が手を上げた時、突然ドンジュンが

聞かれたかぁと、皆、焦りました。

結局は、夜食を何にするかという話し合いだと思わせる事に成功

あっさり信じるドンジュンの単純さに、緊張が一気に緩みました。

ドンジュン・・・ホント、いい味出してます。

緊張感漂うこの作品の中で、ク・ヒドン&ドンジュン父子のシーンは本当にオアシスのように感じられます。ほっとさせられるし、くすっと笑えるし、ほのぼのじ~んとさせられますし。

 

テスは最初からユンソを転院させようとは考えていませんでした。

ECMOをつけたままでの移動は困難ですし、環境が整ってる場所と考えると、テサンが一番だと言えますからね。

その当時は改装中だった手術室を、その時から準備してきたのです。ヒョニルは内科医なので、手術エリアにはあまり詳しくないのが幸いしました。

賛成したスタッフは、皆、テサンから追い出されるのを覚悟しました。

おそらく、今のようなテサンに失望している者たちばかりなので、さほどの後悔は無いかもね。

イ麻酔医を相談しているところに、ソン教授が入ってきました。

そして、彼も協力を申し出たのです。

ソン教授がいたから、心臓の搬入が上手くいったとも言えます。ラッキーでした。

 

ヒョニルは、ユンソの手術場所を必死に探していましたが、見つかりません。

ハン候補は麻酔をかけられたまま、手術室で待機している状態でした。

補佐官が騒ぎ出しました。

事情を聞かされないまま1時間以上待機が続いているのですから、我慢も限界に達して当然ですわな。

苛立ってるところに補佐官から噛みつかれたヒョニル。言い返しました。

補佐官ごときが私を脅す気か・・・と。

こりゃ、ハン候補とヒョニルの関係も終わりかな。

 

いくら探しても見つからないユンソの手術場所。

ヒョニルはふと思い出しました。

さっき記者に囲まれた時、人混みの向こうにユンソの母親の姿を見たことを。

手術中の娘から離れているなんて、考えられません。

テサンの中だ

ヒョニルは気づいたのです。

 

ヒョニルが手術エリアに駆け出しました。

手術室では、ユンソの心臓が取り出され、これから新しい心臓がユンソの体に入れられようとしているところでした。

ヒョニルが気づいたと連絡を受けたスタッフたちは慌てました。

それを阻止したのが、なんと、ク・ヒドン。

ヒドン曰く、“ボーリングを習ってるせいで、無意識にフォームがでちゃって”、ヒョニルの足をひっかけたんです

ハラハラするはずのシーンなのに、噴き出しちゃった

 

心臓は無事にユンソの体に移殖されました。

 

関わった全員が首になるんじゃ?とウジン。

全部ぶちまけろとテスに言いました。

でも、テスはそうしたくありません。ソッカンが犠牲になるからです。

止めたくても出来なかったんだろうとテスは言いました。

ソッカンがしなくても、他の誰かがさせられるだろうから。

そして、テスをテサンに呼んだのは、やはり自分を止めてほしかったんだろうと、テスは考えました。

 

ソン教授も、ソッカンが予想していたと思っていました。

芯の部分では、やっぱりソッカンも変わってはいないんだと。

でも、ソッカンはそれを認めず、やはり悪役を演じました。

 

ソッカンが記者会見を開きました。ヒョニルの指示です。

ハン候補の心臓移植手術が無事終わったと発表しました。

詳細は、翌日・・・と。

皆、呆然とそれを見ていました。

 

「私たちの手術を黙認したのは、諦めたからじゃないんですか?もう止めてください。」

と、テスがソッカンに言いました。

まだ終わっていない・・・とソッカンは言いました。

 

麻酔から目覚めたハン候補は、手術が行われなかったと補佐官から聞いて激怒。

嘘の記者発表をしたことも知り、更に激怒。

「心臓を奪ってでも手術する約束だ

「必ず移殖はするから、静かに待ってなさい元補佐官を手術で殺したと発表しましょうか

「君が提案したんだろチェ・ソッカンなら引き受けると

何という会話なんでしょう。人とは思えません。

この会話、録音されていました。

ソッカンの仕業でした。

でも、ヒョニルが気づいて、取り外しました。既に肝心なところは録音されていましたけどね。

 

ヒョニルはソッカンだと気付いていたかもしれません。

でも、直後、何食わぬ顔でソッカンと会いましたよ。ある意味、凄い精神の持ち主だよね。

ソッカンは、再手術をするしかないと言いました。

必要な心臓は、理事長が入手してください・・・と。

「元補佐官の件を公表されたくなければ、心臓を手に入れてください。」

ソッカンが巻き返そうとしてます。

 

テスたちも、あんな会見をしてしまって、今後どうするつもりなんだろうと不安に思っていました。

テスは、まだ終わっていないと言ったソッカンが気になっていました。

 

イ企画調整室長は、ヒョニルからこの件に関わった職員を調べろと言われました。

イ企画調整室長は息子のミランが関わっていると知っています。何としても庇おうと考えていました。

でも、ミラン本人から、それを止めてくれとキツク言われていたのです。

いつもヒョニルの肩を持ってばかりの態度が恥ずかしいとも言われました。

彼もようやく目が覚めたようです。ヒョニルにきっぱりと意見しましたよ。

ク・ヒドンといい、彼と言い、息子から教えられましたね。

守るべきはヒョニルではなく、テサン病院なんだとはっきりと分かったのです。

 

ヒョニルがソッカンに名簿を渡しました。

なんと・・・。すぐにドナーが現れそうにないから、脳死患者を作ってしまえって言うのですよ 名簿は、脳死しても疑われない患者のものでした

こんな医師が万が一いたら・・・と思うと、本当に怖いですよね。

この会話も、ソッカンは録音していましたね。

 

約束の記者会見が始まろうとしていました。

その時、ユンソの意識が戻りました。

それをテスから聞いたソッカン。

テスとスヨンにある事を頼みました。

 

直後、ヒョニルから呼び出されたソッカンが理事長室に行くと、誰もいなくて。

出ようとしたら、ドアは鍵がかけられて出られなくなってしまったのです。

ヒョニルは隠しマイクに気づいた時から、全てをソッカンに押し付けようと考えていました。

ハン候補にもそう告げていました。

 

意気揚々と記者会見場に入って行ったヒョニル。

記者が彼を取り囲みました。

本来の第一候補者ユンソに移殖されたというのは本当か?と質問されました。

見ると、壇上にはスヨンの姿。

既に、スヨンが真実を公表していたのです。

必死にデタラメだと言うヒョニル。

その時、院内に一斉に放送が流れました。ソッカンが録音していた音声データです。

ヒョニル、ハン候補の声が流れました。

もう、どうしようもありません。

 

テサン病院は、ク・ヒドン、イ企画調整室長たちを中心として再建を始めました。

ク・ヒドンが新院長となりました。

 

ソッカンは地方の小さな病院で医師を続けていました。

すっかり以前の明るさを取り戻し、施設の子供たちの無料診察もしているようです。

テスたちは、ソッカンを呼び戻すための請願書を書きましたが、ソッカンは戻って来ませんでした。

 

ある日、テスが小児心臓センターが着工されたと知らせてきました。

自分たちだけでは無理だと。帰ってきてほしいと。

 

そして、ソッカンが戻って来ました。

 

ラストに、第二のテスとしてキム・ミンソクくんが出演してます。

 

本当に重い作品でした。

終始、医師の在り方を問い続ける作品です。

でも、合間に挟まれるコメディ要素が、とても効果的。あまりにおちゃらけ過ぎず、適度でリアルな笑いが本当に良かったです。

何より、ソッカンが戻って来たことが、嬉しかったです。

お勧めです


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『胸部外科(原題)』15話まで

2020-10-14 22:18:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

まだ蘇生措置をしている最中に、葬式の話など、人情の欠片も無いヒョニルです。

死亡宣告をと言われたソッカンも、とても言えません。

その場にいた皆が、その言動に失望しました。

でも、結局、患者は息を吹き返すことはありませんでした。

患者の息子がテスの腕に触れ、心臓マッサージを止めさせました。

医者として何も出来なかったことに、皆が無力さを感じたことでしょう。

 

ソン教授がとうとう我慢できなくなって、ヒョニルに猛抗議しました。

何故そこまでするのです・・・と。

意外な言葉だと言う風な表情のヒョニル。

「医療はサービスです。お金持ちを優遇するのは当然のことです。金にならない患者は二度とテサンでは受け入れません。」

と言い放ったよ

嫌なら出て行ってくださいとね。

 

ドンジュンは、父に文句を言いました。

「胸部外科ク・ヒドン科長。見損なったよ。科長なら理事長に物申すかと期待したのに。」

そしたら、

「お前が教授になったら、楯突いてやる。」

と、ク・ヒドンは言いました。

ク・ヒドンも情けないことは十分分かってましたし、正直なところ、ヒョニルの言葉に反感を抱いてもいたでしょう。

「以前、父さんは僕に言った。“救った患者より亡くした患者を覚えとけ”って。」

そんな立派な言葉を息子にかけてたのね。今では信じられませんが。現にク・ヒドン、忘れてましたよ、言ったことを。

「頑張れよ、ク科長。」

ドンジュンはそう、父に声をかけました。彼も大人になったね。

 

テスは、ソン教授とソッカンとでお酒を飲みました。

ソン教授はヒョニルへの苛立ちを隠さず話しました。テサンが変わってしまったと嘆きました。

ソッカンが抗議しない事も苛立っていました。以前なら抗議した筈・・・と。

ソッカンは、亡くなった患者には、もう助かる見込みが無かったと言いました。そんな患者のために、スタッフは付きっ切りで看護しなくてはならないと。ソン教授も含めて皆が疲弊すると。

君は本当に変わったな・・・とソン教授は悲しそうに言いました。

「変わらなければ、何も得られません。」

と、ソッカン。

心の底から見損なった・・・と言って、ソン教授は帰って行きました。

 

「これが理想のテサン病院ですか。」

と、テス。

「ああ、これが理想の姿だ。」

とソッカンが言うと、テスも本当に失望しました。

 

ヒョニルはどんどん病院のグローバル化を進めて行きました。

ソッカンはヒョニルから紹介された患者しか診なくなりました。

スタッフたちは、病院内の雰囲気が悪くなっていくのを肌で感じていました。

 

テスとスヨンは、ヒョニルとソッカンを何とかして止めたいと考えていますが、なかなか方策は思い浮かびません。

ハン候補の心臓移植までの時間はどんどん短くなっていました。

 

ある日、ユンソという10歳の女の子が救急外来にやってきました。

両親はろうあ者で、幼いユンソがきちんと症状をウジンに伝え、母親にも手話で伝えました。

しっかりしている子です。

ウジンが検査した結果、急性心筋炎だと判明。状態はあまりよくありません。

投薬治療を始めましたが、病状が改善しなければECMOを使う事になるし、それでもだめなら、心臓移植しかないと主治医は言いました。

待機リストには既に載せてあると。

 

ある日、入院生活が退屈になったユンソは、病院の中をうろうろ。

そしたら、迷ってしまいましてね。偶然出会ったソッカンに道案内を頼んだのです。

途中で、そっとソッカンの手を取ったユンソ。

ソッカンも拒みませんでした。ユビンの手を思い出したようです。

そこが心臓外科の病棟だったので、ドンジュンやスンジェたちとも親しくなりました。

可愛いユンソを、皆、可愛がりました。

 

その頃、ソッカンはヒョニルに呼ばれていました。

ハン候補のライバルが現れたと言いました。つまり、心臓を奪い合うライバルと言う意味です。

それが、なんと、ユンソ。

適合性の検査結果や血液型等がハン候補と一致するんだそうです。だから、同じ心臓を移植できるということです。

ソッカンは少なからずショックを受けました。

娘のユビンも同じ急性心筋炎でした。年恰好も近いです。そんな子から、心臓を奪うなんて・・・。

また、自分は罪を犯し、幼い命を危険に追いやってしまうのかと。

“時期が重なるなんて、運の悪い子だ”とヒョニルは言いました。

その運は自分たちが勝手に操作した結果なのに・・・。

 

ユンソの病状が悪化しました。

スヨンが心臓マッサージをし、ドンジュンがテスの指示でECMOを準備。

ソッカンもユンソの病室に急ぎました。

ところが、そのソッカンをヒョニルが引き留めました。ECMOを使うなと。

ECMOをつけると、ハン候補より移殖の優先順位が上がってしまうからです。

「いっそ、死なせてしまえ。」

なんてことをとソッカン。

 

そして、ヒョニル自らユンソの病室に入って行きました。

そこでは主治医が心臓マッサージを続けていて、テスとスヨンがECMOをつける準備をしていました。

「やめなさい

と、ヒョニルが叫びました。

「誰も従いません。出て行ってください。」

と、スヨン。

「助かる見込みがないだろ。誰が損失を埋める?」

と、ヒョニル

「損失ですって?死にそうな患者に必要なのは、最後まで全力を尽くす医師です。ユン・ヒョニル理事長、それでも医師ですか

スヨンがきっぱり言いました。

主治医も、看護師も、ヒョニルを見ました。呆れたのでしょう。

そこにドンジュンがECMOの機器を運んで来ました。

無事につけることが出来ました。

 

スヨンはユンソの死を願うヒョニルの言葉から、ユンソがハン候補のライバルだということを察しました。

適合検査結果等もチェックし、確信しました。

このままテサン病院にいては、ユンソの命が危ないとテスは思いました。だから、転院させようと考えたのですが、ヒョニルが先手を打ってました。

何と、手のひらを返したようなにこやかさでユンソ母に約束してました。

入院治療や移殖手術にかかる一切の費用を全て無料にすると。

そして、主治医をソッカンにすると。

転院の承諾を得ることは出来ませんよね。そんな好条件は捨てられませんもの。

 

心臓の行方はソッカンの手に委ねられるわけです。

でも、ソッカンはヒョニルの指示に従うしかありません。

テスとスヨンは悩みました。

 

ソッカンも悩んでいました。

ハン候補の移殖手術が終了したら、ソッカンの夢である小児心臓センターの設立を理事会に諮るとヒョニルは言いました。だから、何とかしろということです。

 

ハン候補は予備選で勝利しました。

移殖手術まで時間がありません。

ドナーあっての手術だと思うんだけどそんな都合よく現れないと思うよ、普通は。

でもね、ドラマでは現れるんですよ

 

連絡を受けたスヨン。テスと共に、ユンソと母親に報告しました。

母親は涙を流さんばかりに喜びました。

ところが、直後に血液検査の結果が悪くて、今回の移殖は見送りになったと告げられたのです。

その心臓がハン候補に行くと聞いたテスとスヨンは予想通りだと憤りました。

「もう他に方法は無い。」

と、テスが言いました。既に何らかの計画を立てているようです。

 

テスを呼び出したソッカン。

ハン候補への移植手術を手伝ってくれと言いました。

ユンソは?とテスが聞くと、

「私が助ける。」

と、ソッカンは言いました。

あの時も、母に教授の心臓をくれると言いましたが、約束を破りました・・・とテス。

「選択は君に委ねる。私に出来るのは約束だけだ。」

とソッカンが言いました。その言葉の意味、手術を手伝うがどうかだけじゃなく、もっと深い意味があったと、後になって分かりました。

助手に入ります・・・とテスが言いました。

 

そして、移殖当日になったのです。

この作品の最初のシーンに戻りました。

 

テスは、ドナーから取り出した心臓を持ったまま、姿を消しました。

ユンソの姿も集中治療室から消えました。

 

テスが捕まりました。

ところが、ケースの中は空。心臓はありません。

心臓はユンソの手術室に運ばれていました。

運んだのはソン教授。

執刀はスヨン。

スタッフも控えていました。

 

愕然とするヒョニルの前にテスが現れました。


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「カンテク~運命の愛~」からサイン入り生写真プレゼント(^^♪

2020-10-14 15:17:12 | イベント、プレゼント関連

本日から、ホームドラマチャンネルで放送が開始された「カンテク~運命の愛~」

主演のチン・セヨンさん、キム・ミンギュssiの直筆サイン入り生写真のプレゼント企画が発表されました

プレゼント数は、2名様限り

放送内で告知されるキーワードの記入が必須となります。

 

詳細、応募は、こちらから。

 

締め切りは、11月12日(木)です。


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『胸部外科(原題)』14話まで

2020-10-13 13:49:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

テスは、自分の呼びかけに答えてくれたスタッフに感謝しました。

緊急手術が始まりました。

その途中、ソッカンが手術室に入って来ました。

ハン候補の手術は、この後、行われることになったと言いました。

そして、続けました。

「パク先生ご苦労様。これが君の最後の手術になる。」

一瞬、皆の動きが止まりました。

「ただでは済まないと分かってたはずだ。理事長の判断だ。」

不安が現実のものになりそうで、皆、動揺しました。憤りも感じていました。

 

スヨンが手術を代わると言いました。

ソッカンと話をしてきた方が良いと。

スタッフもそう言いました。テスは背中を押されるように、手術室を出ました。

 

ソッカンは、患者の事しか頭に無いのかとテスを叱りました。そのせいで、同僚たちまで首になるところだったのだからと。

でも、テスにとっては患者が最優先なのです。

「病院にとっても患者は生き残るのに必要な存在にすぎない。その現実がまだ分からないのか?」

と、ソッカン。

「それなら、現実を変えます。」

とは言うものの、今のテスには、そんな力はありません。テスのやり方はテサンでは受け入れられず、テスがいないと急患は行き場を失うと、ソッカン。

「では、何故私を呼び戻したのですか?」

と、テスが聞きました。USBの送り主はソッカンでは?・・・と。

ソッカン、認めました。

もしかしたら、ソッカンはテスに自分を止めてほしかったの 一緒に現実を変えたかったの

将来の多くの子供たちを救うため、今は目をつむって最短距離を行こうとしているの

「テサンに残りたかったら、ハン候補の手術に入れ。」

と、ソッカンは言いました。

 

入れるの?・・・と思ったら、既にソッカンはヒョニルに対して手を打っていましたね。

元補佐官の手術が死亡することを期待しての物だったとテスが知ったと言ったのです。このままテスを追い出したら、その秘密が公になってしまう恐れがありました。

だから、渋々、テスを手術スタッフとしなくてはいけなかったのです。

 

スヨンはヒョニルに今回のやり方を抗議しました。

テサンのためだったとヒョニルは言いました。

「父なら反対したはずです。」

と、スヨン。

それを聞いたヒョニルは気分を害しました。

テサンをここまで大きくしたのは、自分だと言いました。そして、とうとうソッカンの娘の検査データを改ざんしたことをばらしましたよ。

「それがなければ、今頃お前は存在していない。パク先生の母親も心臓を奪われたりしていない。」

ショックでした。

ヒョニルは決してスヨンを切ろうとは思っていません。ソッカンとテスはいずれ追い出すつもりだから、黙っていろと言いました。

 

スヨンはソッカンに父親のデータ改ざんの件を黙っていた理由を聞きました。

話しても何も変わらない・・・とソッカン。

ソッカンはこの事が切っ掛けで、進む道を誤ってしまったとスヨンは感じました。

「私が手伝います。目的を成すには過程も大切です。叔父と手を組まないでください。叔父は小児心臓センターを絶対に作りませんよ。利用されるだけだと教授も分かってるでしょう。私が叔父と闘えるよう力を貸してください。」

スヨンが口にしたのは、ハン候補の元補佐官の一件でした。ソッカンなら知っているだろうと。

 

ソン教授の担当しているガン患者が予想以上に病状が悪いと判明しました。

手術を始めてから、転移が見つかったのです。

手の施しようが無くて、そのまま閉じてしまうしかありませんでした。

外科医とすると、悔しくてやりきれない思いがするようです。

患者には中学生の息子がいました。翌日に迫っている修学旅行を十分楽しませてやりたいと思った患者は、その状況を息子には内緒にしていてくれとソン教授に頼みました。

ソン教授も、テスやスタッフも了解しました。

 

ところが、ヒョニルがこの患者に難癖をつけたのです。

ヒョニルは病院の経営を厳しく管理し始めました。利益の上がらない科には発破をかけました。その最たるものが、心臓外科。

で、長期入院中の患者を退院させようとしたのです。

退院勧告をしているのに、居心地が良いからとずるずると居続ける不届きな患者もいます。

そういう患者に対しては、ク・ヒドンもビシバシと行動しました。

しかし、流石に、集中治療室にいるような患者まで追い出すような事は、外科医として出来かねました。

なのに、ヒョニルは集中治療室までチェックし、ソン教授の患者の回復が見込めないと知ると、即刻ホスピスに転院させろと命令しました。

が、息子は修学旅行中。

ヒョニルは、ク・ヒドンに、何とかしろと厳しく命じました。

 

自分の責任を問われると思うと、ヒドンもやらざるを得なくなっちゃって・・・。

でも、そこにドンジュンが口を挟みました。

自分の経験から、母親としての気持ちを考えろと父に意見したのです。

ドンジュン、本当に良い子だよね。いい意味のボンボンだわ。

 

スヨンは元補佐官の遺族に会いました。

元補佐官の娘は、手術直後、ソッカンから話を聞いていました。

すべき手術ではなかったとソッカンは言ったのです。

スヨンは、ソッカンが危険を十分認識していて、それでも救いたいと思って手術したと知りました。

父の死に何か?と娘が聞きました。

「誰かが無理に手術を受けさせたのかも。おそらく、一番身近な人かと。」

スヨンはそう言いました。

 

ソッカンは、ヒョニルに小児心臓センターの設立の確約を求めました。

口約束では・・・ねぇ。

でも、ヒョニルは今のままで十分だろうと言いました。計画は順調に進む筈だということでしょうね。

ソッカンに移殖の待機者名簿を渡しました。

その中の誰かのための心臓を横取りしようって魂胆ね

「1回やってるから手はずは分かるだろ。」

と、ヒョニル。

何て言い方をするんでしょうね

「移殖さえ成功すれば、望むものが手に入るんだ。」

その言葉を信じるしか、ソッカンはありませんでした。

 

スヨンは元補佐官の娘に会ったとソッカンに言いました。

真実を知りたいからと。

「でも、真実を知るのは、教授だけです。真実を明かす時が来たら私に話してください。」

 

スヨンはテスに相談しました。

ハン候補は、おそらく心臓移植をするつもりだろうと。その時、またソッカンは選択を迫られるかもしれないと。

「手伝いたいの。これ以上道を外れて戻れなくなる前に。」

と、スヨンは言いました。

 

ソン教授の患者の容体が急変しました。

テスたちの処置でなんとか最悪の状態は脱しました。

しかし、翌日、息子が修学旅行から戻ってきたら、ホスピスに転院させることになっているし、使用している高額な薬も支払いが困難だと思われるので、使用禁止になってしまってまして・・・。

ヒョニルの指示だと聞き、ソン教授も激怒しました。

 

テスは、ソッカンにこの状況を報告。

以前のソッカンなら、絶対にヒョニルに抗議していたはずだと言いました。

以前ならな・・・とソッカンも認めました。

そして、ハン候補の一件で、自分にしたような事をまたするつもりなのかと言いました。今でも苦しんでいるじゃないかと。

「ユビンが知る父親の姿とは違う筈。」

そして、スヨンが、ソッカンを助けたいと言っていると告げました。

「私も協力します。止めてほしいから私を呼び戻したのでしょう?」

真っ直ぐなテスの目が嬉しかったでしょうね、ソッカン。

 

翌日、ヒョニルがソン教授の患者を強制的に転院させようとしました。

何と、別れた元夫まで探し出して、転院許可の書類にサインさせたようです。

ヒョニルは何としても、この場所を空ける必要があったのです。

財閥会長の手術が入っているからでした。

それは緊急性は無いとスヨン。

でも、ソッカンが来て言いました。海外出張が控えているからと。

「命より重要だと?」

「時には。」

この言葉に、その場にいた者たちはあっけにとられました。ヒョニル以外は・・・です。

 

テスやスヨンまで加わって、移送させろ、させないで揉めてる最中、息子が来ました。

患者の目が一瞬開いて、息子を見ました。

でも、直後に心臓が止まりました。

心臓マッサージを始めたテス。

なのに、ヒョニルが冷たく言い放ちましたよ。

「うちの斎場を使えばいいでしょう。」

おいっですよね。

 

患者は書面で蘇生処置を拒否してます、死亡宣告を・・・とヒョニル。

命じられたク・ヒドンは、流石に躊躇しました。

それを見たヒョニルは、次にソッカンに命じたのです。

「死亡宣告をして、ベッドを空けさせなさい。」

必死にマッサージを続けるテスは、ソッカンを悲壮な表情で見ました。

周囲の皆が、息をのんでソッカンの出方を注視していました。


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『胸部外科(原題)』13話まで

2020-10-13 10:34:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヒョニル、スヨン、そしてク・ヒドンとドンジュン親子、イ企画調整室長が見守る中、手術は始まりました。

ク・ヒドンとイ企画調整室長は、ヒョニルとソッカンがハン・ミンシクに会った事を偶然知りましてね。それが元補佐官の手術の依頼のためだったと突き止めたのです。

彼ら二人は次期院長の座を狙っていますから、ヒョニルのお気に入りになるために必死なのです。

事情を知らないク・ヒドンは、ソッカンが執刀すると言い張った・・・などと、自分をフォローしようとしました。

ま、ヒョニルはそんな話など、スルーしますけどね。

自信があるのなら、今からでも手術室にどうぞ・・・とヒョニル。

そう言われたら、慌てますよね、ク・ヒドン。藪蛇ですな。

 

手術は順調でした。

腫瘍部分の切除も終わり、取り出した心臓を戻しました。

ところが、その直後、異常事態が発生。

蘇生措置の甲斐なく、患者は死亡してしまったのです。

ソッカンは力を尽くしましたし、テスも必死でした。でも、無理だったのです。

ソッカンは、ヒョニルを見上げました。

そして、家族に説明するために、手術室を出て行きました。

 

見守っていた者たちの表情はそれぞれでした。

ク・ヒドンとイ企画調整室長は、ソッカンの責任だとヒョニルに匂わせました。

スヨンとドンジュンはがっくりしました。

でもね、スヨンは見てしまったのです。ヒョニルが微かに微笑んでいるのを。

 

術後、テスはソッカンに言いました。この結果を予想してましたよね?・・・と。

ソッカンは即否定しました。死ぬと分かってて手術する医者がいるか?と。

前夜、自分の元を訪ねて来て、手術をすべきかどうか聞いたソッカンの様子をテスは覚えていました。気の進まない手術だと察していました。

それでも引き受けた理由は?とテスが聞きました。

「私と患者は、互いを必要としていた。理由はそれだけだ。」

と、ソッカンが答えました。

患者は延命に一縷の望みをかけていただろうし、ソッカンは手術を成功させることに自分のこれからの道を懸けていたのでしょう。決して死なせるためじゃなかったと思います。そう思いたいです。

 

ヒョニルは、ソッカンの労をねぎらいました。心配するな・・・と。

「ハン候補に補助人工心臓の装着手術を行う準備をしておきなさい。」

その言葉を聞いた瞬間、ソッカンはヒョニルとハン候補との間で何らかの約束があったのでは・・・と感じたでしょうね。

そこに、スヨンが突然やって来ました。

ヒョニルが出て行ってから、スヨンは質問があると言いました。

「叔父が手術の依頼を?」

「ああ。」

「救うために手術を?」

「何としても救いたかった。」

「何故か、叔父は笑顔でした心臓が止まったのに。」

ソッカンはスヨンを見つめました。やはりハン候補との間に何か取り決めがあったと感じたでしょう。とにかく、ヒョニルは全て知っていたに違いないと思いました。

 

病院内には、この手術中の死の一件があっという間に広まったようです。

口止めされていたんですけど、なかなか難しいですよね。

皆、ソッカンの今後を心配しました。ヒョニルの見ている前でのことだけに・・・と。

でも、スヨンはそうは思いませんでした。

 

ハン候補はヒョニルに約束しました。補助人工心臓の装着手術をテサン病院で・・・と言う件です。と言う事は、その先の心臓移植も・・・と言う事ですよね。

 

そして、その手術の日になりました。

誰にも知られず、隠密に・・・とハン候補は言いました。

だから、テスやスヨンたちに一切この手術の事は報告されていませんでした。

知っているのは、ソッカンと手術に携わるスタッフだけ。あ、それから、ク・ヒドンと、イ企画調整室長の二人もです。

その日は、他の手術室も含めて、そのエリアは立ち入り禁止となってしまいました。

 

ハン候補は、ソッカンをねぎらいました。

長年一緒に活動してきた補佐官に、どうして?とソッカンが聞きました。

「選挙を前に邪魔者は消しておかなければいけない。」

邪魔者は皆、このような仕打ちを?とソッカン。

「仕打ち?執刀したのは、チェ教授だろ?」

ソッカン自身が“仕打ち”と言う言葉を使ったと言う事は、仕打ちに値する行動だったと自分で認めているとも言えます。

そして、それを選択したソッカンは、既にハン候補やヒョニルと同じ道を歩かざるを得なくなってしまったと言うことです。選択の責任を自分が取ることになるとはっきりと認識しましたもんね、ハン候補の言葉で。

その衝撃を、ソッカンは事前に予想していたのでしょうか。

予想外に大きなショックだったんじゃないでしょうか。

 

ヒョニルに、自分を選んだ理由を聞いたソッカン。何故自分なのかと。

「雪の塊は転がり始めると止まらない。どんどん大きくなるか、ぶつかって壊れるだけ。後悔してるのか?スヨンを救った時、十分に後悔しただろ。」

どーいう意味?そんなことを今更考えても遅いという事でしょうか。

 

急患が搬送されてきました。

一刻も早く手術をしなければ、死んでしまうかもしれないと言う状況でした。

ところが、手術室エリアは立ち入り禁止。

テスは立ち入り禁止が誰にも連絡されていなかった事を怪しみました。

一部の者は、事情を知っているということも気が付きました。

ドンジュンが、VIPらしき姿を偶然目撃したと話していたことを思い出しました。

その他の様々な状況から、ソッカンが執刀する手術があるに違いない・・・と気づきました。

 

ハン候補の手術の準備は着々と進められていました。

スタッフは、念書まで書いて、秘密保持を求められていました。それでも、VIPの正体を知ったのは、手術室にハン候補が入ってきた時でした。

イ麻酔医にテスから何度も連絡が入っていましたが、まさか急患とは思いませんし、電話に出るのもはばかられましたので、スルーするしかありませんでした。

 

テスはソッカンに連絡しました。

「私の患者はすぐに手術しなければ死にます。それより急を要する患者ですか?」

と、テス。

「私の患者は大統領候補だ。君の患者はそれより重要か?」

と、ソッカン。

テスは一瞬呆然としたようです。ソッカンが本当に変わってしまったと感じたでしょう。

 

しかし、テスは諦められませんでした。

院内に一斉放送を流したのです。手術室にも聞こえるように。

ハン候補に麻酔をかける直前でした。

テスは患者の状態を説明しました。治療経過も詳細に伝えました。その上で言いました。

「20番の部屋で手術の準備をしてください。必ず行きます。」

スタッフがどれだけ動いてくれるかは不明でした。

でも、スヨンと共に患者の搬送を始めたのです。

 

まず、イ麻酔医が動きました。周りのスタッフに言いました。

「急患を無視する気ですか?」

次にハン候補に言いました。

「大統領になるためにお忍びで手術を?しかし、急患を無視してまで手術は出来ません。延期に。」

そして一礼して手術室を出て行ったのです。

その声で他のスタッフも動きました。看護師たち、ユ技師、スンジェも・・・。

ソッカン以外、全員が20番手術室に向かったのです。

 

ヒョニルは驚き怒り、焦りました。

ハン候補は流石です。感情を露わにはしませんでした。

しかし、怒りは相当なものだったようです。

 

20番手術室の中を見たソッカン。

そこではテスをはじめとしたスタッフたちが忙しそうにキビキビと動いていました。

ソッカンに気づいたテスが出て来ました。

「教授にとっては必要ない患者でも、私には大切な患者です。」

だろうな・・・とソッカン。君の目指す医師になれ・・・と。

「教授が目標でした。私はチェ教授に憧れていました。一緒に手術しましょう。」

しかし、ソッカンは拒否。私には必要ない患者だと言っただろ?・・・と。

 

ソッカンは、元補佐官を救えていたら、元の場所に引き返すつもりだったようです。

テスの目標である自分に戻ろうと考えていたのです。

しかし、現実は違いました。もう戻れないと思いました。

 

この一件で、ハン候補は誰かに責任を・・・と言いました。

ヒョニルは、テスしか考えられなかったようです。

スタッフを失う事は、今後の心臓移植手術にも関わって来ますからね。

まだ首になっちゃうの


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