まったり まぎぃ

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『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』20話まで

2021-01-28 16:47:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

事故を起こしたイヒョンは、怪我をしたまま、ふらふらと山に入って行きました。

でも、とうとう倒れてしまって・・・。

イヒョンは意識を失ってしまったのですが、その中で、自分がイジだった記憶を取り戻したのです。

イジは親のいない子供を生贄とした村人を許すことが出来ず、村を焼きました。子供と引き換えに食料等を得たと思ったのです。

でもそれは思いもよらない大きな火事となって、被害者も出ました。

自分のしたことの罪深さを知ったイジでしたが、やはり恨みは消えず自分は正しいと思い込みました。悪人が罰を受けるのは当然だと。

当然、仙女として罪に値します。その懲罰として体の一部が黒くなってしまいました。

必死に泉で黒くなった手を洗うイジ。

それを、破軍星バウセが目撃しました。

イジの前世が、その生贄になった子だったのです。前世を忘れられず、復讐を忘れられていなかったのです。

「憎しみで世界を変えることは出来ない。いつか仙界からも追放されてしまう。」

と、バウセが言いました。

でも、イジは変わりませんでした。

 

イヒョンを追って山に入ったグム。

あの鹿にいざなわれるように、泉にたどり着きました。

そこで、鹿がイジに戻り、過去を思い出しました。

自分は破軍星バウセで、貧狼星オクナムを想っていた。オクナムを置いて、仙界を出た・・・と。

 

ク先生たちも、ケリョンに戻って来ました。

彼らは途中でイヒョンの事故を目撃していました。ただ、まさかイヒョンだとは思わなかったようで。

目撃者が、運転者は髪の長い女性で、指先から炎を放ったなんて言ってたようです。

そして、グムらしき男性が、後を追って山に入って行ったとも聞いていました。

その話を聞いたオクナムは、慌てて現場に駆けて行きました。

 

オクナムは、目撃者の言ってた女性が、巨門星かもしれないと思いました。

この時まで、仙界を追放された巨門星のことを忘れてしまっていたことに気づきました。

そして、イジと共に仙界から姿を消した破軍星バウセと、人間界で記憶を失った木こりとなって再会したこと。その転生が、グムだということに気づいたのです。

ただ、オクナムはイジとバウセが仙界から出た理由は知りません。

 

イジは、北斗星に仙界を追放された時、バウセが裏切ったと思いました。

そして、人間界に行ったイジは、木こりとなったバウセと再会したと言うわけです。

バウセが記憶を失っていると知ったイジは、頼みがあると言い、仙女の羽衣を盗ませました。

それが、オクナムの羽衣だったというわけです。

羽衣は盗んだ瞬間、普通の衣になってしまいました。

そして、バウセは、人間界に残らざるを得なくなったオクナムと夫婦になりました。

その後、バウセは羽衣を妻に返してあげたいと思うようになりました。

で、鹿にそう言ったのですが、自分を裏切っておいて、のうのうと暮らしている・・・。そう思ったイジは、恨みを募らせ、鹿の姿でバウセに詰め寄りました。

記憶を失っていたバウセは、事情が分からず、後ずさりしたことで、崖から転落してしまったのです。

 

イヒョンの意識が戻りました。

前世を思い出しました。自分は村人に生贄とされた子供だったと。そして、転生しイジになったと。

 

グムの前にイヒョンが現れました。血だらけの姿で、鬼気迫るものがあります。

突然、イヒョンは指先から炎を発射。辺りに火が付きました。

炎はあちこちに燃え広がり始めました。

イヒョンは、グムに恨みの数々を吐き出しました。

 

危ない、こっちにと言う、オクナムの声が。

 

「貧狼星。」

と、イヒョンがオクナムを呼びました。

オクナムはそれで、イヒョンがイジだと気付きました。

 

イジは、バウセが好きで、そのバウセがオクナムを好きだったことで、嫉妬していたのかと思ったけど、違うみたい。

イジも、オクナムを好きだったのでしょう。

純粋で愛情あふれるオクナムを、友人として好きだったんだと思います。苦しみや世の中の醜いものをまるで知らないオクナムに、ある意味嫉妬をしていたのかも。

だから、ちょっと意地悪をしてしまったのでしょう。

バウセがオクナムを好きだと言う事にも気づいていたかもしれません。

大切な友人を奪われるのではないかと言う切迫感も持っていたのかもね。

オクナムは、自分とは正反対で、自分には絶対に手に入らない純粋な美しさを持っていたから。

 

もう止めてとオクナムがイヒョンに言いました。

でも、イヒョンは・・・イジは、聞く耳を持ちません。

 

その時、チョムスンが

頭には兄のチョムドルが乗ってます

そして、ク先生、オ仙女、パク仙人も駆け付けました。

チョ・ボンテはオム・ギョンスルを連れてやってきました。

これは・・・まぁ、懲らしめるためですよね。

 

口々に火を消せと叫ぶク先生たち。

でも、やはりイヒョンは聞き入れません。

バウセへの恨みは消えません。この世でも、愛するオクナムを手に入れたのですから。

グムの方に炎を放ちました。

オクナムは、火をかいくぐってグムに駆け寄りました。

髪に、自分が挿していた花を挿してあげました。その花は、死んだ夫のお墓に咲いていた花だったようです。

その記憶がグムの中に流れ込みました。

しっかりとオクナムを抱きしめました。

 

バウセが崖から転落した時、イジは驚いて崖から見下ろしました。

恨んでいたけど、傷つけたくはありませんでした。

自分の痛みを知ってほしかっただけなんでしょうね。

 

グムがイヒョンに言いました。

「火を消してください。こんなことを望んでいないでしょう?憎しみたくも恨みたくも無い筈です。憎しみから解放され許したいからこそ、あなたは苦しんでいる。」

イジがイヒョンに言いました。

苦しい、もう疲れた、転生するたびにこの苦痛も繰り返される、憎しみたくない、この場所も私も消して・・・と。

 

ク先生が矢を番えました。

イヒョンを狙って矢を放ちました。


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