大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

酒米「祝」

2019年05月10日 | 植物
一年前、京都大原野地区での酒米「祝」復活事業のオーナー募集に応募。
「祝」を復活し純米吟醸酒「藤袴」を作ることを目的とし、昨年5月に田植え、9月に稲刈り、今年1月に醸造を担当して頂いたキンシ正宗の酒蔵見学を経て、出来上がった純米吟醸酒「藤袴」4本が送られてきました。

一本づつ紙箱に詰められた4合瓶の「藤袴」、濃い緑の瓶を開けますとかすかに香る吟醸香を楽しみ、よく冷やして頂きました。

純米吟醸酒「藤袴」
秋の七草の一つで源氏物語にも描かれ ,古くから親しまれてきた香り豊な藤袴にあやかり命名しまた。 大原野では,藤袴の種が1998年に発見され大切に育てられています。
秋には、渡り蝶であるアサギマダラが、藤袴の発する匂いに誘われ大原野に飛来し、南の国まで約2400㎞を飛んでいきます。そんなロマンに思いを馳せたお酒です。
瓶のラベルは、大原野在住の書道家(文字は竹筆を使用)とオーストラリア出身のデザイナー合作です。

今後、酒米「祝」が安定的に生産量が拡大し、美味しいお酒に育っていってくれることを大いに期待していきたいものです。
アサギマダラについては下記ご参照
https://blog.goo.ne.jp/1941218/e/ee1a38f098ea288e36ef3791afd13878


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萬葉植物園

2019年05月06日 | 植物
立夏の前日、春日大社に隣接する萬葉植物園へ相棒と共に出掛けました。
3日に帰った娘夫婦が出掛けた時の写真の藤の花の美しさに誘われ行って来ました。

近鉄奈良駅からひがしむき商店会を下って左折してすぐ手力雄神社の階段下横に、奈良県里程元標があり、三重・大阪・和歌山・京都の県境までの距離が記載されています。

興福寺横を通って春日大社一の鳥居・影向の松、早朝にもかかわらず多くの観光客にすり寄る鹿達を見学して萬葉植物園へ。
影向の松は枯れていて切り株が残っており、切り株の後方に次代の松が植えられていました。

昭和7年佐々木信綱氏の協力を得て萬葉集にゆかりの深い春日野の地に我国で最も古い約300種の萬葉植物を植栽する植物園として開園。約9000坪の園内には、池の中央にある中ノ島にはイチイガシの老巨樹(奈良市文化財)と共に、春日大社が藤原氏の氏神を祀っていることから20品種約200本の藤の木が植えられています。

紫・白・ピンク等カラフルな藤の花の大部分は、今を盛りと妍を競っており、多くの観光客はカメラを手に思い思いの角度からパチリパチリ。
私も相棒と共に多くの写真を撮りました。

見学後の帰り道、興福寺手前の柳茶屋のわらびもちで一服。

興福寺北円堂(藤原不比等の廟堂・国宝)では、弥勒如来坐像(木造・国宝・運慶一門作)や無著菩薩立像・世親菩薩立像(木造・国宝・運慶作)、四天王立像(木心乾漆造・国宝)が公開されていましたので見学して昼食後帰宅。

興福寺も春日大社も藤原氏のゆかりが深く神仏習合の寺と神社が残る数少ない一つです。
早朝であればいつもは空いている奈良公園も10連休の中ではそこそこ込み合っているようで、私達の帰る頃には商店街も奈良駅も普段見ることのない混雑になっていました。
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新元号「令和」

2019年05月03日 | 四天王寺
5月1日、新元号「令和」の始まりです。
近くの東高津神社へ娘夫婦と共に記帳にいきました、が記帳台がありません。

そのまま新元号最初の墓参も兼ねて記帳のため四天王寺へ。
娘婿は御朱印を頂くため長い行列へ。

私と娘は墓参を済ませて、記帳所の太子殿へ。記帳については余り知られていないようで、訪れる人はパラパラでした。

記念品の手拭いは、まだ準備ができておらず後日郵送されるそうです。
記帳後、六時堂へのお参りを済ませて帰宅。

両親、祖父母に新しい時代になった事を報告し、令和の世が平成に引き続き戦争のない、出来れば災害の少ない平和な時代でありますよう心から願い、子供達が健康で幸せに暮らせることも併せて祈ってきました。


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上汐報恩寄席

2019年05月02日 | 伝統芸能
4月29日、長願寺での落語寄席「上汐報恩寄席」に参加。
先日の桂ちょうば落語会で配布されたチラシで知り、近くでもあり行って来ました。
上汐報恩寄席は、毎年昭和の日に開催され、今回で8回目です。

出演は、ホスト役の桂ちょうばさんと桂春蝶さん。
会場は、天王寺区上汐町の長願寺本堂横の多目的会場。

最初に、桂ちょうばさんが「京の茶漬け」で笑いをとり、桂春蝶さんへ。
桂春蝶さんは、「平林」を演じた後「地獄八景亡者戯」の冒頭部分を演じ会場大笑い。
トリは、桂ちょうばさんが「虫売り」を演じ大爆笑の内に終了。

会場の外で観客を送られる桂ちょうばさんに、先日のお礼と大好評であったことを申し上げてパチリ。
近くでの落語寄席のあることが判り、又楽しみが増えました。
有難うございました。
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