大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ユリの木

2018年05月04日 | 植物
先日、鶴見緑地公園のバラ園の入り口横で珍しい葉と花を見つけました。
高さ10数mの樹木に径10センチ位の薄緑色でお椀型の花が咲いていました。

帰って調べてみますと、ユリの木の花でした。
ユリの木の名前は知っていましたが、樹や花、葉に出会ったのは初めてです。

ユリの木
モクレン科、北アメリカ中部原産の落葉高木。

花期は5~6月頃。鐘形で、枝先に直径10センチくらいでチューリップに似た形の淡い黄緑色の花を咲かせるが、高く茂った葉の間に咲いていて目立たない。

果実は野菜のオクラのような形状をした集合果で、開いた個々の果実は細長い「へら型」の翼果で、晩秋から冬にかけて散布される。(写真下左)
淡緑色の葉は薄くて硬く、浅く掌状に2~4裂。Tシャツに見立てられるような特徴的な葉形で、簡単にユリノキであると知れる。秋の黄葉が見事。

別名に葉の形が半纏に似ることからハンテンボク、花がチューリップを思わせることからチューリップツリーなどとも呼ぶ。
日本でユリの木と呼ばれるのは、明治の初め渡来した際まだチューリップに馴染みがなく、花の形から百合の花を連想したことからそのように呼ばれたもの。

生長が速く、街路樹・庭木・公園樹として利用される。また、重要な蜜源植物で良質の蜂蜜が得られる。
堺筋の街路樹として植えられているそうですので、見に行ってみるつもりです。

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