大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

貴船の川床

2023年07月28日 | 風景
昨日、高大歴考教室同窓会にて、貴船の川床へ。
京都駅八条口集合の8名が、川床料理店の送迎バスにて貴船へ。料理店の前まで運んでいただき暑さ知らずで到着。

本日の最高気温予想39度の中ですが、クーラーの聞いた車中は快適。車窓からは山並みの上の夏雲を見ながら約1時間。
貴船川の流れの上に設えられた床、手を伸ばせば水面に届く近さに座っていますと川面からの冷気が上がってきて、一気に体を冷やしてくれます。
気温は平地より約8度、床の上では約10度低い、と運転手さんは自慢そうに話していました。

次々運ばれてくる川床料理の数々、どれも手間のかかっているであろう料理は美味しく、つい冷酒を注文。
2時間足らずの会食でしたが、元気な8名は日頃の健啖ぶりを発揮、次々平らげていました。

満腹の腹ごなしに、貴船神社にお参りをして集合場所へ。

貴船神社
水の供給を司る神(高龗神(たかおかみのかみ)・伊奘諾尊(いざなぎのみこと)の御子神)を祀る。
歴代朝廷の信仰も篤く、水の神として炎旱(ひでり)の時には黒馬を、霖雨(ながあめ)の時には白馬または赤馬を献じて、雨乞い、雨止みを御祈願されました。そのほか、疫病が流行した時には厄除を御祈願されるなど、天下に大事があるときには勅使を遣わし、御祈念され続けてきました。

「きふね」は古くから気の生ずる根源として「氣生根」と記され、御神気に触れることで気が満ちるとされてきました。
境内の御神木桂の木(樹齢400年、樹高30m)は大切の保存されおり、根元には作庭家として著名な重森三令氏作の貴船岩を使った石庭を見ることができます。
諸願成就・えんむすび・運気隆昌にご利益あり、多くの参拝者で賑わっている。
境内には、7日に行われた「貴船の水まつり(七夕神事)」による、願いをしたためた短冊をつるした笹が多く飾られていました。

料理店から頂いたうちわには、和泉式部の歌「物おもえば 沢の蛍も我が身より あくがれ出ずる 魂かとぞみる」が記されていました。
この歌は、和泉式部が男に忘れられて寂しがっていたとき、貴船神社のお参りをしたさい、みたらし川に蛍の飛び交うのを見て詠んだ歌だそうです。
以前相棒と来た時には夜でしたので、蛍を楽しんだことを思い出しました。

バスで、京都駅八条口まで送っていただき、相棒へのお土産を求めて帰途に。
当番幹事のお世話で別世界を久しぶりに体験できました、有難うございました。
4時過ぎには自宅着、夕食は、ほんの軽食で済ませました。

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2 コメント

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Unknown (Ruri)
2023-08-02 11:17:55
風流と涼しさと美味しい物に冷酒!を味わえられて最高です
昔、、思えば60年もっと前に、父が連れて行ってくれたのを思い出します。
その頃は、川床の上でのんびり過ごしたのしか覚えていませんが、それ以来行った事が無いですが、貴船事態も、今の様に高級御座敷でも無かったと思います・・・でも涼しさは変わりがないでしょうね。もっと涼しかったかもです。
それにしても、猛暑
熱中症お気をつけください。
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Unknown (akisetsu)
2023-08-02 17:07:50
Ruriさん、
昔の良い思い出につながったようで良かったです。
私も相棒と行った良い思い出の場所でした。

川床(かわゆか)とは、鴨川のことで、川床(かわどこ)は、鴨川以外(鞍馬・貴船・高尾)を言うようです。

本当に暑いです、連日熱中症アラームが鳴り響いており、相棒は本当に用のある時しか出かけません。
私は早朝のゴルフの練習に出かけています。
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