大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

蝋梅の実

2020年07月06日 | 司馬遼太郎記念館
昨日、司馬遼太郎記念館のガラスの回廊横に見慣れない茶色の大きい実(蝋梅の花くらい)がなっていました。
その木の葉には見覚えがありませんでしたが、ここには確か蝋梅があったので、蝋梅の実ではないかと思い調べてみました。

蝋梅の花は大阪城の梅園でも咲いていて何度も見に行きましたが、花は葉の出る前に咲きますので花後の葉がどのようであったか気が付きませんでした。美しい花からこのような実になるとは想像外で、自然の不思議さを感じます。
葉は、10センチくらいで細長く、柔らかそうな感じがしました。

葉の大きさは多様で、日陰など条件の悪い場所では長さが20センチ近くになるものもある。
実のように見える茶色の部分は偽果で、種は中にあり柿の種に似ている。

種まきは10月頃に果実ができるので、その中の種を取りだしてすぐまきます。秋にまくと、年内には発芽します。苗は寒さに弱いので、霜や風の当たらない場所で育てます。生長は早く2年くらいで30~60cmの大きさになります。
種子や葉は、アルカロイド系の毒を含み有毒。


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