島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首21

2013-05-13 | 奈留島百人一首
  
 21. 今来むと いひしばかりに 長月の
              有明の月を 待ち出でつるかな  

                       素性(ソセイ)法師(9世紀後期~10世紀前半)
 良岑玄利(ヨシミネノハルトシ)の父は、第12番の歌の作者で突然妻子を棄ててお坊さんになった僧正遍照ですが、玄利がその父を訪ねると、「お前も坊さんになれ」と素性法師とされました。
父に劣らず歌が上手で、「どんな歌でも作れる」と、女性の立場に立って詠んだのがこの歌です。
 「今すぐ行くよと言われたので、待ち続けていますが、とうとう夜が明けてしまいました。」
今なら携帯電話で、「まだ~」と連絡されてしまいそうです。
  
 21. 今混むと いひしばかりに 8月の
                お盆の船を 待ち続けるかな 

     今こむと・いひしばかりに・月の・の・を・待ち・るかな  22字同じ
 本土と下五島を結ぶ船便は、九州商船のフェリーかジェットフォイルです。
お正月とお盆には増便されますが、それでも混んでいます。
 この写真は福江港ターミナルです。
「来むと」が上手に「混むと」になっただけで、8月を綺麗に「葉月」にしたかったのですが字が足らず、まあ50点ぐらいの出来ですかね。

   返事
花水木さん:A型男とB型女は昔から合わないと言われていますが、
      私の努力でなんとかもっています。
和さん:猪ではないですが、カラス対策にはなっていると思います。
喜珍さん:さすが!写真の霊場はその通りです。
コメント (2)
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奈留島百人一首20

2013-05-10 | 奈留島百人一首
  
 20. わびぬれば 今はた同じ 難波なる
             みおつくしても あはむとぞ思ふ

                    元良(モトヨシ)親王(890~943)
 13番の歌の作者第57代陽成天皇が退位させられた後に産まれた皇子が、この歌の作者元良親王です。
本来なら第58代天皇に成ってもおかしくないはずですが・・・。
 宇多上皇の寵愛した褒子(ホウシ)と、身を滅ぼす覚悟で愛し合った時に詠ったのがこの歌。
「悩み苦しんでいるので、もう今となっては身を滅ぼしてもいいからあなたにお逢いしたい」恋に生きる!いいですね!
  
 20. ペンキぬれば 今また作る ゴミ箱の
             ゴミあつめても きれいにとぞ思ふ

           ぬれば・今・た・ても・とぞ思ふ   13字同じ
 あの栄光の奈留島121ヶ所ゴミ箱霊場観光巡りのことを憶えておられるでしょうか?
結願して早3年近く、月日の経つのは早いものです。
奈留島散策の折りに寄ってみると、そのままの姿で残っている霊場もあれば、新しく造りなおされたり、ペンキを塗りなおされたりしている霊場から、もう使われなくなって朽ち果てたような霊場まで、色々です。
 それでもどの霊場も管理が良いのか、整理整頓されて清潔のままであるのは嬉しい限りです。
  
 ただしあれほど栄華を誇っていた大本山清巣Zンターも、老巧化でダイオキシン濃度が基準値を超えたので、昨秋から焼却がストップしています。
121ヶ所ゴミ箱霊場から集められた浄財は、全て福江島まで運んで焼却されるようになってしまいました。
この4月からは、燃える浄財集めの回数も週2回に減り、もうしばらくするともっと細かい分別もしなければならなくなるようです。
 世界遺産候補の奈留島121ヶ所ゴミ箱霊場も、歴史の大きな波に洗われるようになってきています。

    返事
花水木さん:我が家の羊飼いはB型、おとなしい羊はA型です。
喜珍さん:ごみと落ち葉、区別つきにくい時もありますが、
    何はともあれ、落ち葉焚きで手が後ろに廻らなくてほっとしました。
コメント (2)
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黄金週間後半

2013-05-07 | 奈留島
  
 黄金週間後半3・4・5・6日の4連休、五島は毎日快晴。
しかし4・5日は当直でしたので、快晴は関係なし。
 病院屋上からキミマロズーム一杯一杯に見える、屋根より高い鯉のぼりは、それでも風になびいて元気そうでした。
  
 入院患者も落ち着いていて、外来急患もぼちぼちなので、草刈して枯葉集めて焚き火で焼き芋です。
焚き火は本当にしてはいけない行為なのですか?罪になるのでしょうか?
 フークは何故か煙の方へ方へと廻るのが好きな午後でした。
  
 残りの二日は福江島に行ったり、奈留島内をブラブラして過しました。
 千畳敷も先の方まで行きかけましたが、昔のように岩場をスイスイと歩くのは無理なようで、これ以上行くとフークも私もけがしそう、カナイストップがかかり、断念。
 終わってみればなんと言う事もない4連休、NHKマイル3連複13万馬券もチョット惜しく、獲れないことはなかったと悔しがっただけで、いつもの如く次回に期待・・・。

   返事
花水木さん:私の家内は花水木さんほど熟練の羊飼いではないと思っていますが・・・。
喜珍さん:富江のチームぐらいでしたね。
コメント (1)
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綱引き

2013-05-02 | 奈留島
  
 黄金週間前半3連休、上五島から帰って夕方、フークの散歩で体育館に寄ると、もう28日の  五島綱引き選手権ⅠN奈留の用意は整っており、壇上には賞品も並んでいました。
  
 来年秋には長崎で国体があります。
正式種目ではなくデモンストレーションですが綱引き大会もあって、その会場はここ奈留島の体育館です。
毎年5月に地道にやっていた綱引き選手権の努力が、この会場誘致に結びついたようです。
    成功させよう!
  
 28日(日)、2人でのんびりと綱引きの見学です。
島外からの参加者が少ないのと、観客もほとんど居ないのは寂しいです。
 初めて綱引き大会を見てから8年、大人は知っている人が増え、子供は大きくなったと感慨もありました。
 そんなことより午後の天皇賞、いつも通りに5頭の3連複ボックスで買えばよかったのに、ゴールドシップを信頼しすぎ残り4頭だけの4点を買うのを止めたため、2万円馬券を獲り損ないました。
    へたくそ!
  
 というわけで(どういうわけ?)、29日朝にデリヘリの当直医は病院の頭上をヘリで飛んで帰って行きました。
 30・1・2日とは普通に仕事をして、明日からの黄金週間後半4連休は院長と半分ずつ当直です。
今度はケチらず、ちゃんとボックスで買います!!

   返事
喜珍さん:ありがとうございます。
花水木さん:今回の上五島行きは、愛犬は留守番で、羊と羊飼いだけで行きました。
かんがづーびいたんJYさん:以前の二つのコメント読みました、すみませんでした三重の海さん。
    5月中旬に病院のY・M・Kの老美女団が奈留島に来てくれますよ。
コメント (1)
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