神聖喜劇
2008-12-02 | 趣味
大西巨人の「神聖喜劇」第1巻を、40年ぐらいかけてやっと読破しました。(と言ってもまだ第1巻だけ)
確か大学生の頃に、父親の買った本の中から借りて読み始めた記憶があります。
いわゆるカッパブックスの1冊だったと思います。
主人公(東堂太郎)には惹かれましたが、第1巻も最後まで読んだかどうか憶えていません。
大学時代の同級生から、トーマス・マンの「魔の山」の素晴らしさを吹聴されたが、読めず。その後「魔の山」と、この「神聖喜劇」を読んでないことが、ずっと心の隅に引っかかっていました。
医者になってから10年ぐらいは、ほとんど読書らしい読書はせず、学位を貰ってから再び読み出した本は、外国のハードボイル物ばかりと言う感じでした。
この前京都で、光文社から出ているこの文庫本を見て、とりあえず第1巻だけ買ってみようと思い、読み終えました。
最初に読んだ大学時代、主人公の東堂太郎(22歳?)は、私より年上でしたが、60歳になって読んでも、依然として東堂は私より年上の気がしました。
私は面白いと思いますが、チョット理屈っぽ過ぎるので、好き嫌いに分かれると思いますが、機会があれば読んでください。読んだ人がおれば嬉しいです。
まあ私は、コツコツと、街に行くたびに第2巻~第5巻を買って読み続ける気にはなっています。
「来年1月でAOLダイアリーが無くなります」との連絡が入りました。
どうしたらいいのか?考えます。
ニュースもネットかTVで・・・
本を読まないので、年々脳のシワが
伸びきっていそうです。
↑メカオンチで解かりませんが
浮岡さんと同じく続けていただかないと
困ります。