島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留神社

2007-10-07 | 奈留島
  今日から長崎では、「おくんち」が始まりました。当直ですが何も呼ばれないので、朝7時から10時ごろまでTVでくんちの見物でした。
毎年、出場する町内も違い、新しい試みもする祭りなので、この3年TVで飽きずに見物です。面白いお祭りです。
 
前回のお話で、木花開邪姫(このはなさくやひめ)の死体が漂着した浜と、そこにある奈留島で一番大きい神社の奈留神社です。
引き潮にも拘らずここに流れ着いたのは、「鳴神鼻の中良返しの入潮」(ながれがわし)と言って、引き潮の最中に、一時潮流が湾口に逆流する流れの為のようです。
ちなみにこの現象は、日本では、ここと鳴門の2箇所だけです(「奈留郷土誌」より)
 この奈留神社例大祭も「おくんち」と言いますが、旧暦の9月9日前後の日曜日なので、毎年日時が違います。
喜珍さんのコメントのように、今年は10月21日です。
私は集会で鞫≠ノ行くので今年は観られません。
9日にやるので「くんち」言うのですか?

 奈留神社正面です。時々散歩でここまで来て、お願いはしています。奉賛金はもう払いました。
伊勢神宮から式年遷宮の寄付として、奈留神社にも75万円の寄付依頼が来ているようです。天照大神はさくや姫の大姑になるので寄付も仕方がないといえばそうですが、伊勢神宮もここまで支配しているのですね。
 島に来てから、月を良く見ます。月の満ち欠けとともに暮らしていた昔の人や、今の漁師さんの生活なら、絶対に旧暦のほうが便利でしょうね。

 私もこんなカレンダーを買って、月とともに暮らすまねをしています。
尺貫の単位はもうぴんとこなくなりましたが、面積は坪が分かり易いし、靴は今でも10文半と言うほうがなじめます。
エコとか自然派とか言うなら、旧暦に戻して、「月の初めは新月なんだ、15日には満月
だ」と、月とともに暮らす生活を提唱して欲しい。
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2 コメント

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Unknown (花水木)
2007-10-08 20:31:25
京都や長崎の有名なお祭りは、TVのニュースでしか知りません。良い所にお住まいですね。

私も旧暦賛成です。
先人は偉大ですね。
自然と供に生活してきました。
今24時間眠らない地球ってどうかしています。

月の満潮時に人が生まれ、引潮の時に亡くなると聞きましたが、そうですか?
お医者様にこんな質問してもよいのでしょうか・・・
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Unknown (駅前おくにしかぐや姫)
2007-10-09 12:07:15
いつまでたっても暑いので、秋が秋として感じられず、月もわざわざ窓をあけて観ることもなくすごしておりましたら、ここんとこ、心の中に秋風が吹いてきまして、少々めげています。わが身ひとつの秋にはあらねど…です。まったくもう…。神様にお願いしたいことが山ほどできてしまいました。この画像に参拝します!
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