「3日前に小学生の孫が新型コロナ感染、その孫には10日前に会ってました。5日ほど前に街の雀荘で友達と麻雀してます。2日前は祇園祭の巡行を30分ほど観覧も、なるべく人込みに入らないようにしていました。ちょっとしんどかった当日には働いてる施設入居者に一人感染者が出ましたし、同僚の医者と看護婦が次の日陽性者になりました。」と、74歳男性が言いました。
その老人、夜には38.5℃まで発熱、喉は痛みはないがいがらっぽく、咳・痰や鼻水はありません。ちょっとだけの頭痛と全身倦怠感、上腹部の不快感があって食欲はやや落ちましたが嘔気や下痢は無し。眠気は強くだるいです。とのこと。
老人は、新型コロナにとうとう感染してしまったと思ったそうで、藪医者の私も新型コロナ感染と診断。
老人は次の朝は解熱してましたが、皮膚科や外科の処置で回ってる病院勤務は休んで、抗原検査を受けました。
抗原は陰性でしたが、一緒に施行したPCRは結果待ち。その日は午後からはまた発熱も37℃台でしたし、倦怠感はやや減少。結局老人はカロナールを計4回服用して、ほぼ寝てたそうです。
その次の朝は施設の診療所前でもう一度抗原検査をして、陰性だったので入所者には合わず、看護婦さんともいつも以上に距離を取って老人は働きだし、10時ごろには昨日のPCR検査も陰性と判明。
陰性と判って急に元気になった老人は、休んでる人の分まで働きました。
というわけで昨夜は8時間以上ぐっすり眠って元気な私ですが、この連休はなるべく自粛しておきます。
では新型コロナでなかったら何なのか、藪医者の私は説明できないようです。
話は変わって、久しぶりの天皇陵巡りですよ。
第108代後水尾天皇(1596~1680)(在位1611~1629)には沢山の皇子女がいましたし、その中から4人も天皇が生まれています。
皇后は徳川和子(前回紹介)で、その男子は二人とも夭折でしたが、皇女が第109代明正天皇になりました。
写真は月輪陵正面です
他にも大納言園基任(モトタダ)(1573~1613)の娘園光子(ソノミツコ)(1602~1656)は、後水尾天皇の後宮に入り、3男2女をもうけ、そのうちの一人が第110代後光明天皇(1633~1654)(在位1643~1654)になりましたので、壬生院の院号を宣下され、月輪陵(ツキノワノミササギ)(東山区今熊野泉山町)に葬られました。
月輪陵の制札の最後から4番目に後水尾天皇後宮壬生院藤原光子墓とありました