島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首 9

2013-02-22 | 奈留島百人一首
  
 9. 花の色は うつりにけりな いたずらに
             わが身世にふる ながめせしまに

                        小野小町(9世紀後期)
 長雨が降り続いている間に、桜はすっかり色あせてしまいましたが、私も物思いをしてる間に、すっかり色あせて年をとってしまいました。あーあ! 「小町」
 若い時はさらっと流したような歌も、今詠むとやはり身にしみて「良いなあ」と思う時がありますね。
  
 9. 鼻の先を むやみに蹴りな いたずらに
            わが身尾をふる つもりですのに

         鼻の・蹴りな・いたずらに・わが身・ふる・に  17字同じ
 せっかく私が歓待の意味で尾を振っているのに、むやみに私の大事な鼻を触らないで下さいよ、いくらご主人のお孫さんでも、しまいには怒りますよ。ワーン! 「フーク」
 孫が来て帰ると、疲れてしまうのは私だけでなく、フークもそのようです。
  
 フークは主に目と尾で私に訴えかけますが、早く外に出て朝の小便をしたい時には、玄関で尻尾を壁に当てて合図します。
 上の句も下の句も上手に変換された、素晴らしい一首だと思いますが、最後が「つもりですのに」と、です調で終わるところは、しょせんは犬畜生の作品、百点満点にはなりませんでした。
 此処に至って、奈留島風景とは関係ない犬の歌になってしまいましたが、一応島の皆様からも「奈留島一賢い犬」と言われているフークですので、奈留島と辛うじて関係あるとお許し下さい。
  尚今後も時には種が尽きて、「どこが奈留島や!」と言われる歌があるかもしれませんので、そのときもお許しをお願いいたします。
  
 ついでにもう一枚、最近のフークです。
もう一歩の階段を降りられなくなって、なんか訴えてるようですが、足をつっぱて珍しい姿勢をしていました。
トイレ前ではないようです。
 と言うわけで、本日の歌は我が家の小野小町、フークの作品でお茶を濁させていただきました。
  「なに!主人の替え歌よりフークの方が上手やて!」・・・・。

    返事
大雪男さん:若松港2階の喫茶店は、我々と同世代ぐらいの人が経営されています。
    来月ぐらい1ヶ月の休業ャXターが貼ってあったので、ご注意を。
花水木さん:バックが苦手な人は、私だけではないのですね。
    私の友達は皆、前進よりバックの方が上手ぐらい早く綺麗なバックをしますので、
    いつも私は笑われています。
喜珍さん:車でも感覚が違うかもしれませんが、距離全般に対する感覚も違うのか、
     奈留島の人は歩きませんね!
    椿まつりゲートボール大会ご苦労様でした。当直だったので始まった途端外来に呼ばれました。
     来年はャXターにも載せて下さい。
 2.:バルバス・バウにもついていける様になりました。
     椿・万葉の船首は直線で鉄仮面よう、オーシャンの曲線は缶切りようですね。

コメント (2)
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