広渡廃寺跡です。
小野市の真ん中あたり、加古川左岸段丘上にある古代寺院跡です。
古代なんて書くと、エジプトの頃と思ってしまいますが、調べると日本史では奈良・平安時代も古代のようです。
ついでに言うと、廃寺が「廃止された仏教寺院」だそうで、廃寺なら跡に決まっているのになあ・・・。
日曜日でも、あまり人はいません。もちろん建物はまったくなく、発掘により建物の配置がわかり、人家も何も無かったせいか、奈良の薬師寺と同じ薬師寺式伽藍が全て発掘されていました。
その隅には、いたずらされないように柵で囲われているのが残念ですが、この伽藍がセラミックで再現されていました。
全国で一つしかない20分の1セラミック製、日本一の模型だそうです!
柵の間から写真を撮ると、確かに薬師寺のように東塔・西塔・金堂・講堂のある立派な寺院です。
薬師寺ばかりが有名ですが、奈良時代にはこんな寺院が全国に建てられたのでしょうね。
西塔跡の再現された基壇に上って、この塔の大黒柱が置かれていた心礎(しんそ)をフークに従って熱心に調べました。
続いて東塔跡の基壇にも上がって、金堂と講堂の跡に再現された基壇を眺めます。
各基壇には、平たい丸石を積んだ乱石積みと呼ばれる基壇化粧がなされているのが判りますか。(今知った知識です)
何故か東塔の心礎は、他に転用されたのか盗まれたのか、中心の柱の穴があいていませんでした。
2回続いてアカデミックなブログになりました。(この程度が精一杯の背伸びなら悲しいですが)
返事
和さん:ラシャは昔は良く聞く言葉でしたが、どんな生地かと問われると・・・・
なんせ、厚い生地ですね?
花水木さん:ギザギザに切れる鋏はピンキング鋏と言うのですね。
丸い歯車がついた棒を転がして印を付けるのは何というのですか?
平たいロウセキのばちで印を付けるものは何というのですか?
子供の時裁縫箱のこれらに触って叱られた記憶があります。
喜珍さん:時を足し算するのはいいですが、時の引き算は寂しくなっています。
中ちゃん:ブログ名変更了解しました。