西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日の活動(委員会)稽古、一般質問(街中活性化 ①活性化と文化について)

2022-06-17 16:37:24 | 日記

交通安全挨拶運動を終え、西都原を一周し形稽古をして

市役所に行きました

今日は委員会です、提案された議案に対し委員会で質疑し議論しました

週明け討論採決を行い、閉会日に委員長報告をして採決になります

 

夜は稽古

いつものように基本をたっぷり、そして組手、最後は形稽古で終了です

議会中はなかなか稽古に行けなかったけど、関谷指導員が一所懸命稽古をつけてくれて

子供たちは上達が著しいです

 

一般質問の報告です、今日は街中活性化のうち①活性化と文化についてです

先日の壇上でのやりとりに続いて、読んでください

(1)1 

よろしくお願いします。・・次はまちなか活性化と文化について伺います、市長答弁で「まちなか活性化と文化」は関連制があるものと認識されているといわれ、芸術文化に携わるものとしてうれしく、そして頼もしく思いました。ありがとうございます。

答弁の中で言われました「街中がサードプレイス」となりという言葉、まさに私も同感です。

サードプレイスとは自宅や職場でもない、居心地の良い第三の場所の事です。

サードプレイスについて調べたのですが、これはアメリカの社会学者レイ、オルデンバーク氏が書かれた「The  Great Good Place 」という本の中で提案された言葉です。

このサードプレイスはまちなか活性化をするうえで、大変良い考え方だと思います。当局として「サードプレイス」をどう解釈しているのか伺います

2(1)1A

・議員がおっしゃる通り社会学者レイ・オルデンバーク氏が提唱されたものである

・まちづくり協議会の中でまちづくりの目標の一つとして「各世代のサードプレイスとなるようなまちづくり」を掲げた

・「ファーストプレイス」は最も生活基盤に近く、生きていくために必要な生活空間である「家庭」

・「セカンドプレイス」は社会的な生活を営む場所であり、人とt関わりながら一日の大半を過ごす「職場」もしくは「学校」

・「サードプレイス」は義務や必要性に縛られるのでなく、自ら進んで向かう場所であり、自分らしさを体現できる第三の場所

・各世代のサードプレイスとなるようなまちづくりを目指すことで、共通の関心を持つグループが形成され、市民活動が活発となり、社会全体としても文化や心の豊かさが育まれる街中を目指したい

2(1)2

この二年間、コロナ禍によって社会人は自宅と職場、また学生子供たちは自宅と学校という2拠点型の生活になってしまいました、そしてその為に心にひずみができ、問題となっているようです。

心のひずみを防ぐため、私はこのサードプレイスが必要だと思っています。

ただ、何となく居心地の良い場所というとらえ方は単純すぎます。

サードプレイスにはもっとしっかりした定義みたいなもの、8つの特徴が挙げられています、その8つの特徴を伺います

2(1)2A

・特定の個人や団体等に属していない「中立な場所」

・個人の経済的社会的地位に意味を持たせない「平等な場所」

・「会話が重視される場所」

・集まる陽とのニーズにこたえる「親しみやすい場所」

・場所らしさが形成される「常連や会員が存在する場所」

・いかなる個人、あらゆる階層の人を受け入れる「控えめな場所」

・緊張や憎悪が生まれない「陽気な雰囲気のある場所」

・その場所に集う人たちにとって同じ感情を共有できる「第二の家のような場所」

 

2(1)3

この8つの特徴を私は何度も確認しました、そこで私なりに確信が持てたものがあります。それは「夢たまご」という存在がこのサードプレイスにピタッと符号しているという事です。つまり

一つ:中立な場所は、個人が自由に出入りでき、誰も接待役を引き受けずに済み、全員がくつろいでいられる場所

二つ:平等な場所、誰にでも門戸を開き、社会的身分とは無縁な資質を重視し、他者の受け入れに制約を加えない場所

三つ:会話を重視し、楽しむ場所。夢たまごではいつも芸術論に花が咲いています

四つ:近場にあってすぐに行ける場所、開館時間内であれば、どんな時間帯でも利用できます

五つ:しかるべき人、つまり常連がそこにいて活気づけられる場所

六つ:控えめで、地味で飾り気がなく、日常に溶け込んだ場所 夢たまごはフランクで入りやすいです

七つ:日常の規範から逃れる感覚、遊び心があり、趣味の発表の場所、夢たまごは陽気な場所になっています

八つ:第二の家のような場所、ぬくもりと友情のある人づきあいができ、その場を作っている集団の一員であると自覚できる場所

このサードプレイスの8つの特徴を満たすのは実はなかなか難しいと、研究者も言っています。そんな難しい条件ですが私は割合の違いこそ多少あれ、夢たまごは理想に近いのではないかと思いますが、市長如何でしょう                

2(1)3A

・まちなかギャラリー夢たまごは本市において街中でのギャラリーを楽しめる機能を有し、かつ賑わい創出のための重要な施設なっている

・妻駅西地区商店街振興組合の皆さんが、これまで利用しやすい環境づくりに創意工夫を重ねられ、議員がおっしゃるようなサードプレイスの8つの特徴を満たすような施設として整備されてきたことについて、非常にありがたいと考えている

2(1)4

有難うございます、この施設を運営している妻駅西地区商店街振興組合とまちなか活性化に向かうためにも、十数年活動し、それなりの実績と歴史ができたこの施設の意義、重要性を両者で再認識し、さらにまちなか活性化に夢たまごが寄与できるように、取り組んでいただきたいと思います。

補足なのですが、一昨日夢たまご利用者間で会議がありました。なぜ会議を行ったのか。それは夢たまごの運営が赤字に陥り、組合としては何とか改善策を出さなければ、夢たまごの運営の仕方も考え直さなければいけない、そこで利用者の皆さんの意見を聞きたいという趣旨でした。

赤字の原因はコロナ禍による事業収入減、コーヒー、書籍販売減、そして何より大きかったのは、西都市からの補助金の削減でした。

人件費を減らすために,開館日数を減少させる案、物販業で利用する案、など運営者側からいろいろ案が出ました。

利用者側からは市にお願いするだけでなく、自分たちも夢たまごを維持するために努力しましょうと、自らの作品を売却するバザー、チャリティを行い全額夢たまごに寄付するとか、利用料のアップはいたしかたない、無くなったら大変だという意見をもとに努力案が多く出ました。

また年間来場者数ですがコロナ前は約一万人ほどで、それらの人が街中を回遊することは商店街にとって大切だという意見もでました。宮崎市から出展した方は来客の4割は西都市外の方で作品を観覧したついでに、西都で買い物したり飲食や観光したりと、コロナ後の交流人口増の為にも、西都をアピールするためにも、欠かせない施設であるという意見も出ました。

週替わりで展示が変わるのは施設のマンネリ化を防いで継続性があるという意見など多く出ました、それらの意見を踏まえて市長の見解を伺います

2(1)4A

・まちなかギャラリー夢たまごは美術館のない本市にとって、文化活動に取り組まれている団体や個人の創作活動の発表の場として、また市民がそれらの作品を鑑賞する場として重要な場所であると認識している

・市民がそれらの作品を鑑賞する場として、重要な施設であると認識している

・出展者と来場者の作品制作等に関する意見交換の場、カフェ機能を有した談笑の場や買い物帰り前の休憩場にも活用されている

・市民の憩いの場であるとともに、市外の多くの方々も来場されるなど街中活性化に寄与している重要な施設である

・文化活動に取り組まれている、この夢たまごの関係者の皆様が、施設の維持継続と発展のために様々な意見を出し合っておられることに関し、非常にありがたいと思っている

・市としても、これらの意見をお聞きしながら必要な支援を行っていきたいと考えている

2(1)5

市長有難うございました、もう一つ意見が出ました。高校生や中学生の文化部が利用しました。展示等の内容も良かったし、何より出展した子供たちがとてもうれしそうでした、なかなか安価で市民の皆様に発表できる場所は無いと、先生方も評価していました。何より教育と文化は費用対効果では測れない未来への投資という面があるという意見もありました。

私もそう思うのですが、文化施設としての夢たまごについて教育長はいかが考えられているか見解を伺います                  

2(1)5A

・子供たちが文化に触れる事や学習したことを発表することは、子供たちの心を豊かにするとともに、喜びや達成感、自己肯定感などを得ることができ、これからの社会を生きていく上でとても大切なことである

・夢たまごは大人だけでなく、子供たちにとっても、様々な文化に触れることができる施設である

・一定期間の発表が可能であり、多くの方に来館いただける場であるので、子供たちの絵画や習字等の学習発表の場としても利用している

・このように学校教育や社会教育の立場からも非常に有益な施設であると考えている

 

2(1)6

ありがとうございます、皆で守っていき、まちなか活性化活かせる施設になれるように期待しています。

さて「食」の文化にも触れられました、少しずつまちなかに新しい飲食店ができ、我々市民も楽しいし、うれしく思います。またコロナ禍後の観光客流入による交流人口増にも良い傾向です。交流人口増が賑わいになり、それが活性化を促し、さらなる魅力向上になると思います、是非これまで以上に新規飲食業事業者増への取り組みをお願いいたします。

ただ、新たな飲食店が増えていくのと同時に、事業承継をしなかったり、いろいろな理由によって廃業される飲食店もあります。

そこには西都の味ともいえる料理がありました、それが失われていくこと、つまり西都の食の文化が一つ一つ消える事は残念でなりません。そのことについてのお考えがあればお伺いします

2(1)6A

・街中での飲食店の操業が増えているところであるが、反面議員のおっしゃる通り、廃業される飲食店もあり、西都の味ともいえる料理が失われていることも事実である

・これら西都市の食文化ともいえる料理が引き継がれていくよう、関係団体と協議研究をしていきたいと考える

・事業承継の問題に関しても、少子高齢化や人口減少を迎える中、本市における喫緊の課題でもあるので、引き続き県の事業承継、引継ぎ支援センターや商工会議所等との専門機関と連携を図りながら取り組んでいきたい

 

以上が街中活性化の中の活性化と文化編でした

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今日の活動(MS、議案質疑、担当者会議)一般質問報告 西都児湯救急医療 質問席編

2022-06-16 22:30:24 | 日記

木曜日の朝は早朝6時からのモーニングセミナー

我々幹事は40分ほど前に来て準備です(sさんやiさんは一時間前から準備しています・・・💦)

今日も一週間の節となる良いMSでした

終了したら、妻萬公園交差点で交通安全挨拶運動

終了したら、西都原一周

そして市役所に行きました

こんなことができるのも、息子が現場に行ってくれるからです(感謝)

 

今日は議案質疑で、いよいよ明日から委員会です

付託された議案を委員会で議論し、委員会としての結論をだします

 

お昼に宮崎に行き宅建業務

今日は担当者会議があり、現状報告等を行いました

 

夜は西都児湯医療センターの評価委員会、傍聴させていただきました

各評価委員、熱心に意見を交わしていました

今日の評価委員の意見をもとに、次回の会議があります

 

さて一般質問報告は西都市民、児湯住民が最も関心を持つ西都児湯救急医療についてです

昨日の壇上のやり取りを再読して、読んででください

 

1 壇上からのご答弁ありがとうございました、それでは質問席からいくつかお伺いします。まず救急医療についてです。ご答弁が少し前の資料を基にしたものでしたが、入院患者の流失率も医師数も宮崎県内で最低であるという事が分かりました。また高度急性期病床数は0であり、脳血管手術ができないのは西都児湯だけでした。

前回も質問しましたが、脳血管手術等、急性期に対応できる救急医療が存在しないのは、西都児湯住民の命の平等性が損なわれていると感じるのですが、市長の考えを伺います

IA

・中期目標に定める脳卒中等の緊急性の高い脳疾患や地域に不足している内科疾患における二次救急医療の提供を行い、さらに西都児湯二次医療圏の中核的病院や夜間急病センターとしての機能を向上させることが、西都市民をはじめ、西都児湯住民の命を守ることにつながると考えている。

2 緊急性の高い脳疾患や地域に不足している内科疾患における二次救急医療の提供を行うことが重要だという考えはよく理解できました。私も4月の市議会議員選挙において市民の声を多く聞きました、その内容はやはり急性期疾患から命を守る医療センターに戻してほしいというものでした。

その声を強く受け止めたし、ある意味選挙結果これは市議会選挙でも昨年の市長選挙も含めてですが、そういった民意が強く現れたものだと私は判断します。さて医療センターの収支については、令和二年度は1億9682万9千円の赤字と伺ったのですが、令和3年度は出たのでしょうか

2A

・令和3年度の財務諸表等や業務実績報告書が今月末までに提出される予定で、現時点では公表できるものは提出されていない。

3 公表出来るものは提出されていない・・、以前から医療センターの諸情報の提出は設立者である市に対し、このように遅いものだったのでしょうか

3A

・地方独立行政法人制度の基本として、地方公共団体から法人への事前関与・統制を極力排除し、事後チェックへの移行を図り、弾力的・効率的で透明性の高い運営を確保することがねらいであるとされている。

・その透明性の高い運営を確保するためにも、諸情報の開示については大変重要なものだと考えており、西都児湯医療センターに対し、引き続き理解を求めていきたいと考えている。

4 透明性の高い運営を確保するため、私も積極的な公表が必要だと思います。収支については今までも何度か質問しました。独立行政法人であるから独立採算制の原則が前提ですが、住民の福祉の増進または民間では担えない採算性の悪い医療も担う事もあります。すると公共性の観点から、採算ベースに乗らない部分は設立団体において負担すると伺ったのですが、それは具体的にどういった事か伺います          

4A

・採算ベースに乗らない部分として、夜間急病センターの損益額、共同利用型病院運営事業の不足額、西都児湯医療センター託児所の損益額を運営費負担金として負担している。

5 夜間急病センターの損益額、共同利用型の病院運営事業の不足額、西都児湯医療センター託児所の損益額は負担する。わかりました。次ですセンターの常勤医師給与の規定については、以前一般質問で伺いました、大変複雑なものですが、簡単に言うとベースとなる基本給は医師経験年数によって決まる、つまりセンターとしてはベテランの医師を雇うと、センターに対する貢献度等でなく医師経験年数により高額な報酬となるというものでした、もう一度確認のため伺います

5A

地方独立行政法人西都児湯医療センター給与規程により、基本給月額が60万円から175万円までで、医師経験年数に応じての設定となっている。

・臨床研修医については月額32万円となっている。

・その他、当直手当や医師調整手当、住宅手当等の諸手当についてもそれぞれ定められている。

 

6 超ベテランだと175万円の基本給ですか。それでは非常勤で来られるドクターの報酬規程を伺います

6A

・西都児湯医療センターによると、地方独立行政法人西都児湯医療センター非常勤職員給与規程により定められているが、公表していないことから、お答えできないとのことである。

7 以前は常勤医の先生方が対応し、なるだけ非常勤を少なくしようと頑張っていたと聞いていました。ですので、どのくらい経営的に負担がかかるのか気になったので伺いました、公表されていないのは残念です。

センターの設立目的、医療計画に基づき適材適所で医師募集をしなければ、病院経営に悪影響を及ぼすし、センター医師数を増やすため、本来はセンターが担うべきでない診療科まで設置したら、民間病院に対する民業圧迫になる恐れがあります。

だいぶ前、救急病院が研修医制度改正で危機に陥った時の事です。医師確保に市民として奔走していた時、病院から言われたことがあります。それは医師免許を持っていれば誰でもいいわけではない、センターの医療内容に合致した医師、そしてなるだけ若い先生を募集している。またこれは数年前ですが、なるだけ常勤医で診療時間を賄う体制が病院収支の面でも医療技術内容の面でも良いので、そういった努力をしていると言われました。

という事で西都の独法という性格をしっかりと踏まえ経営者は医師人材の募集をしなければいけません。

そこで令和元年と令和三年の診療科目を比較し、増えた診療科を伺います

7A

・令和3年度から外科、泌尿器科、総合診療科が新たに開設されている。

 

8 何度も言いますが、地方独立行政法人の意味からして、民間では運営が難しい部分、つまり西都児湯二次医療圏で不足している診療科目が必要だと思うし、民間でおこなっている診療科目については民業圧迫等の恐れがないかなど考えなければいけません。それで現在それがマッチしているかどうか伺います

8A

・西都児湯二次医療圏で不足している診療科目のすべてを満たすことはできない

・だが中期目標に定める脳卒中等の緊急性の高い脳疾患や、西都児湯地域であまり行われていない内科疾患の受入れや入院手術等の医療の提供を行う診療科が必要であり、現在は不足していると考えている。

 

9 ですね・・・西都児湯医療センターの存続意味を確認すべきだと考えるのですが、市長の見解を伺います

9A 

・西都児湯医療センターは、休日や夜間に発生した軽症急病患者の医療を確保する休日夜間急患センター、及び休日又は夜間における入院治療を必要とする重症救急患者等の医療を確保する共同利用型病院方式での第二次救急医療体制を、西都児湯二次医療圏の中では唯一運営している。

・また、第7次宮崎県医療計画では、脳卒中にかかる医療体制として、西都児湯医療圏で急性期を担う中核的な医療機関として位置づけられており、地域災害拠点病院や二次救急医療に対応する救急告示施設として、西都児湯二次医療圏の中核的病院であると考えている。

 

10 わたしも同じ考えです、西都児湯に不足しており、市民が必要としているのは「緊急性の高い脳疾患や地域に不足している内科疾患における二次救急医療の提供」であり、南海トラフ大地震等の大災害に対応できる災害拠点病院という姿だと考えます。

ちなみにですが、新病院建設は庁内会議での案やセンター従事者の計画通り、事が運んでいれば、今頃、病院の建設は出来ていたのではないかと思っています。新病院を望む市民の代表する議員として、とても残念です

数字について伺いますが、収支は報告されていないけど患者数等は報告されていると思うのですが、令和元年と最新年度の数字を伺います、つまり前理事長の時と現理事長今の数字です

まず、一般外来患者数について夜間休日診療を除く診療科ごとの患者数とトータルを伺います。                               

10A

・令和元年度の一般外来患者数は、内科7,178人、脳外科7,370人、整形外科3,227人、循環器内科2人、消化器内科245人で、合計1万8,022人である

・令和3年度は、内科2,854人、外科729人、脳外科908人、整形外科4,825人、循環器内科1,829人、消化器内科168人、泌尿器科313人、総合診療科1,006人で、合計1万2,632人となっている

11 脳外科は常勤ドクター失ったため、7370人から908人に減ったのは残念な結果です。全体としても5390名減っています、次は休日夜間患者数を伺います

11A

・令和元年度の休日夜間患者数は、内科1,936人、外科1,227人で、合計3,163人である 

・令和3年度は、内科1,138人、外科911人で、合計2,049人となっている

12 休日夜間は1114人減少ですね、次は入院患者数を伺います

12A

・令和元年度の入院患者数は、内科が新規599人で、延べ9,555人、脳外科が新規520人で、延べ8,853人、整形外科が新規178人で、延べ3,151人、合計で新規1,297人、延べ2万1,559人となっている。

・令和3年度は、内科が新規32人で、延べ786人、外科が新規61人で、延べ823人、整形外科が新規302人で、延べ7,243人、総合診療科が新規256人で、延べ3,754人、合計で新規651人で、延べ1万2,606人となっている

 

13 やはり脳外科の数字が悪いですね、全体でも8953人減少しています。手術件数を伺います

13A

・令和元年度の手術件数は、内科8件、脳外科167件、整形外科113件で、合計288件となっている。

・令和3年度は、整形外科143件となっております。

14 145人減少しています、割合でいうと令和三年度は令和元年の半分のようです。やはり、そんなに改善されていません。診療科ごとの診療単価は出ているのでしょうか、特に新たに設立された診療科について伺います

14A

・西都児湯医療センターによると、公表していないとのことから、現時点ではお答えできない。

15 公表されていないのは残念です、それがあるとある程度収支が判断できます。

ちなみにですが、私が調べたところ2018年度の端数切り取った数字では、外来の内科18000円から19000円、脳神経もほぼ同じ、外科は15000円から16000円、整形外科は8000円台

入院は内科32000円、脳神経外科51000円から56000円、整形外科49000円台でした。

手術単価は診療科目ごとの違いがもっと大きいと聞いています、つまり何が言いたいかというと、地域に必要な医療と医療収支のバランスを図りながら運営していく必要があるけれど、私は現在医療センターはそのバランスを失っていると思えるという事です。市長は現在のセンターはこのバランスが取れていると思われてか伺います

15A

・西都児湯医療センターは地方独立行政法人であり、民間に委ねると適切に実施されないおそれがあるものを、効率的・効果的に行う法人である

・西都児湯医療センターは地方独立行政法人の類型の内、公営企業型地方独立行政法人に区分され、原則として独立採算制となっているが、不採算事業分は設立団体において運営費負担金として負担することとなっている。

 

16 バランスを伺ったのですが・・先ほどの不採算事業分は市が負担する、ですが原則として独立採算制である。・・ならばどうしていくのが良いと思われるのか伺います                   

16A

・西都児湯医療センターは、西都児湯約10万人の住民の皆様の命を守り、安全・安心を確保することが目的である

・中期目標に定める脳卒中等の緊急性の高い脳疾患や整形外科疾患を積極的に受け入れるとともに、西都児湯地域であまり行われていない内科疾患の受け入れや入院、手術等の医療提供を行い、夜間急病対応や災害拠点病院機能を整備して、西都児湯二次医療圏の中核的病院施設としての役割を果たすことが目標である

・その結果として独立採算と経営効率化が図れるものと考えている

 

 

17 今行われていない緊急性の高い脳疾患や整形外科疾患、そして内科疾患の受け入れ、入院手術など本来やるべきことをやれば、経営効率化がはかれる、私もそう思っています。さて県内の公立病院の問題で、公立病院は経営的に厳しいところが多いと、報道等では語られています、西都児湯医療センターは独立行政法人で独立採算性ですから、市が直接負担する公立病院のようなことは無いと考えます。

怖いのは採算が悪化し、どうしようもないので撤退、閉院するみたいなことになることです。それは西都児湯住民にとって不幸な結果です。

そうならないように、そして今はなかなか道が遠いですが、急性期疾患から命を守り、災害に対応できる新病院を望んでいるのも西都児湯住民の強い願いだと思っています、市長の見解を伺います

17A

・議員がおっしゃるとおり、採算が悪化し、西都児湯医療センターがなくなるということは、市民も望んでいないということを十分承知しておりますし、私もあってはならないと思っている

・そのためにも西都児湯医療センターは、地方独立行政法人として安定的な経営を目指すことが重要だと考えている

・また、新病院につきましては、私も市民の皆様の安全・安心と常勤医師を確保したいとの思いから、できるだけ早い時期に建設すべきだと考えている

 

18 よろしくお願いします、すいませんもう一つ、民間企業を経営するために大事なのは、キャシュフローの状態を把握することです、センターのキャッシュフローの状況を伺います

18A

・西都児湯医療センターのキャッシュフローにつきましては、提出を要請しているが、現時点で提出はされていない

 

19 これも提出されていないのですか・・、確かに現場が専門的に自由に経営できるのが独立行政法人の良いところですが、それは専門、この場合は医療ですが、その分野に言葉は悪いですが、素人が口を出すことはマイナスになる、つまり病院運営にとって良くないという事を示すものだと思っています。ですが、県内の公立病院のような問題が起こると、独法だけに、つまり独立採算性だけに、難しい局面に立たされると思います。やはり以前のように、医療収支、キャシュフロー等を公開し、行政と共に経営上直すべきところは直す、経営姿勢が必要だと思います。それが本来の三位一体、つまり市民、西都児湯医療センター、行政が力を合わせ、西都児湯住民の安心と命を守り、医療の発展を遂げる姿だと考えますが、再度市長の見解を伺います。

19A

・地方独立行政法人西都児湯医療センターにおいては、諸情報の開示を積極的に行ったうえで、透明性の高い運営を確保し、中期目標及び中期計画に沿った医療を提供することにより、安定した運営を行うことで、西都市民はもとより西都児湯住民の命と健康を守ることが必要であると考えている

ちょっと長かったけど、質問報告です

長田先生時代、西都児湯医療センターと私立病院の病病連携で母の命が助かりました

あの時のような医療状態に戻したいと心から思います

父と母 二人とも 90歳をゆうに越しました(西都原の春)

 

 

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今日の議会(一般質問、議運、議会報)倫理セミナー

2022-06-15 18:11:18 | 日記

一般質問終了しました

いつものように何回かに分けて報告します

まず今日は壇上からのやり取りです

檀上からの質問

こんにちは新緑会の橋口登志郎です

改選後初めての議会での一般質問の最後を務めることになりました

最後ですので、質問が重複するところがあるかもしれませんが、通告していますのでよろしくお願いいたします。

まず、西都児湯救急医療についてです、救急医療の前にあえて西都児湯とつけました

現在市政において最も関心の高い救急医療問題ですが、それは西都市民だけでなく児湯住民の方も救急医療に強く関心を持っていると思うからです

宮崎県には二次医療圏が7つあります、延岡西臼杵、日向入郷、宮崎東諸県、西都児湯、日南串間、都城北諸県、西諸です

この二次医療圏は「一帯の区域として病院等における入院に係る医療を提供することが相当である単位として設定する」

つまり県民の命を守るのに適した地域範囲を定め、そこを充実させていこうというものです。

我々西都児湯の住民は西都児湯二次医療圏と他地区二次医療圏との差をしっかりと認識し救急問題を考えていかねばなりません

ある資料によると救急車搬送による流失率つまり救急車が出動して西都児湯以外の病院に運ばれる比率は44%と聞いたことがあります。西都市に限っても今年三月の私の救急搬送についての質問の答弁で、令和二年度は1349件の出動数に対し635件が市外搬送されたつまり市外搬出率は47%とありした。

これは非常に悪い数字です、そこで伺います西都児湯二次医療圏と他地区二次医療圏との差を、入院患者流失率、人口比率で医師数、高度急性期病床数、また7つの医療圏での脳血管手術の状況について伺います

 

次は街中活性化についてです、最近市内を回ると新築の建物が増え、また新しい飲食店も増えているように感じます、行政や市民の取り組みが少しずつ実を結んできたのかなとうれしく思います

そこで視点を変えて伺います、街中活性化と文化の関連についてです

街中が活性するのと文化とは関連性があると思われているか伺います

 

次にまちづくリ会社についてです、私はこの設立にすごく期待をしている一人です、それは市民が主導で行政の力を借りながら、即動ける体制つくりになったと思われるからです。ただ市民はまだ知らない部分があるようなので、このまちづくり会社の設立目的、そして担う役目は何か伺います

 

三番目は教育問題です

市民と話をすると、中学校の再編について話題に上ることがあります、おおむね賛成の意見ですし、私も賛成の立場です。成長期の大切な時期である中学校が新たな可能性を持ったものになる事を期待し、現在の進捗状況を伺います

 

最後は部活動についてです、新聞やテレビ等のマスコミでも取り上げられています

つまり教職員の負担減の為、部活動の地域移行の是非についての内容でした

この件は令和元年6月の一般質問でも取り上げました

西都市としてこの部活動の地域移行について、教育長の見解を伺います

以上で檀上の質問とします

答弁はいつものように、箇条書き、要点筆記で行います

1 西都児湯救急医療について

・ 宮崎県が2018年3月に策定した第7次宮崎県医療計画によると、入院患者流失率については宮崎東諸県医療圏が最小で6.0%、西都児湯医療圏は37.1%となっており、7つの二次医療圏で最も流失している

・ 人口比率の医師数については、宮崎東諸県医療圏が最大で10万人当たり353.5人、西都児湯医療圏は135.4人となっており、7つの二次医療圏で最も少ない

・ 高度急性期病床数は宮崎東諸県医療圏が最大で701床、西都児湯医療圏は0床である

・ 脳血管手術は県内7つの医療圏で脳血管手術ができないのは西都児湯医療圏だけである

2 街中活性化について

(1)活性化と文化について

・ 本市の中心市街地に立地する市民会館や文化ホールなどの文化施設においては、それぞれ指定管理者が自主文化事業を随時開催されるとともに、妻駅西地区商店街振興組合が「まちなかギャラリー夢たまご」を運営されるなど、街中の文化振興において民間の事業者が大きく貢献していただいている

・ 特に「夢たまご」においては、文化活動を行う個人及び団体の発表や文化を鑑賞する場として、また市民の憩いの場として多くの方にご来場いただいている

・ 文化の振興により街中が市民にとって第三の居場所、いわゆるサードプレイスと言われるような魅力ある場所となり、居心地の良い場所となれば、自然に人が集い、賑わいが創出されることから、少なからず地域経済の活性化に寄与すると考える

・ 多くの人が集まることにより、新しい文化が発信されることもあると考える

・ 近年街中での創業が増えている飲食店であるが、どの店舗も本市の豊かな食材を活かした、特色あるメニューを揃えており、「食」文化を直接的に経済活性化につなげている

・ このことから、街中活性化と文化には関連性があるものと思っている

(2)まちづくり会社について

・まちづくり会社の設立目的は、一般社団法人まちづくり西都KOKOKARAは、本市の地方創生を推進する民間活力として、次世代を担う人材育成と地域経済の活性化を追求し、明るく豊かな西都未来創生に貢献することを目的に官民連携のもと設立した

・担う役目は、本市のまちづくりを総合的かつ戦略的に考え実行するエンジン役として、民間と行政の中間的なポジションを取りながら、次世代人材の育成と地域経済の活性化と合わせて、持続可能な街づくりについて推進すること

・今年度は市からの業務委託事業として、人材育成や町の賑わい創出をはかるまちづくり推進事業、創業に関する補助金の相談や受付等を行っていただく創業事業承継支援事業等を実施していただいている

・法人の自主事業として、地域資源を活用した商品の開発や町を活性化するためのイベントの実施を予定していると伺っている

・民間のノウハウとスピード感をもって本市の地方創生の推進に寄与していただけると期待している

3 教育問題について 

(1)中学校再編について

・再編に関する様々な課題を検討すため、「西都市学校再編調査検討委員会」に加え、昨年10月に各学校の教職員やPTAと地域の代表で組織する「西都市新中学校設立推進委員会」を設置した

・この委員会は、再編後の新中学校の教育課程や運営など、多岐にわたる事項について具体的に検討するため、7つの部会に分かれ協議を行い、昨年度末に開校に向けた活動計画を策定したところである

・本年度より、その活動計画に基づき再編を推進することとしているが、まずは学校名の公募を行った

・今後、新中学校設立推進委員会などでの選定作業を経て、議会でのご審議をお願いする予定である

・昨年11月に設置した、副市長と関係課長で組織する「西都市学校再編庁内検討委員会」では、現妻中学校と周辺施設との一体的整備について調査検討を進めている

・こうした取り組み、進捗状況については、市民の皆様のご理解を深めていただくため、昨年同様広報誌やホームページへ掲載するとともに、各種会合に出向き、保護者や地域住民へ報告を行っている

・橋口議員がいわれるように、成長期で多感な時期の中学生にとって、新たな可能性を抱かせ魅力ある学校となるよう、各委員会の皆様のご協力をいただきながら、今後も再編を進めていきたい

(2)部活動について

・国は少子化による部員減少や、教員の長時間労働の解消のため、令和7年度末までに、中学校における休日の部活指導の地域移行を実現すべきであると提言している

・県も教員がいなくても部活動の指導や大会の引率ができる、部活動指導員の配置拡充や、休日部活動の地域移行を進めるための、部活動指導者の人材バンク整備などが各自治体で進められるように、宮崎県部活動推進プロジェクトを立ち上げ検討を始めている

・本市においては、今後国や県の指導を受けながら、休日の部活指導の地域移行が図られるよう研究を進めたいと考える

・しかし、部活指導の地域移行の整備充実には、教育委員会のみならず、様々な団体等との連携や協議が必要となるため、ある程度時間を要する

・そこでまず、県が推進している部活動指導員の配置拡充を図るとともに、地域指導員の確保や、その費用負担の在り方などの諸課題について整理しながら、部活動の改革および教員の働き方改革を進めてまいりたい

 

以上が壇上からの質問とそれに対する答弁です

明日からは質問席のやり取りを報告します

 

さて、今日は挨拶交通安全運動、そして一般質問、議会運営委員会、議会報委員会、市役所への来客、夜は倫理法人会の経営者セミナーがありました

明日は一週間の節にあたるモーニングセミナーです

昨年度夢たまごで行われた妻中美術部の美術展のポスターです

内容もすごく面白かった

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今日の活動(一般質問一日目、議会運営委員会)明日、午後1時くらいから私の質問です

2022-06-14 18:04:09 | 日記

挨拶交通運動を終え市役所に向かいました

今日から一般質問です

今日は4名の議員が質問しました

新人の森議員は初めてとは思えない素晴らしい質問をされました

負けておられないですね

 

質問終了後議運があり、追加議案について当局から提案がありました

追加することを議運で了としました

 

さて明日私の質問です

3番目なので、午後一番になると思います

ここに質問通告を載せます

1、西都児湯救急医療について

 

2、街中活性化について

(1)活性化と文化について

(2)まちづくり会社について

 

3、教育問題について

(1)中学校再編について

(2)部活動について

 

時間があれば傍聴していただきたいと思います、またインターネットでもライブでやりますの見てください

明日頑張ります

まちなかギャラリ―夢たまご

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昨日と今日(父と母と妻でランチ・一般質問準備・夢たまご会議・議会報正副会議・一般質問)梅雨になりました

2022-06-13 17:06:50 | 日記

日曜日の早朝、プリムローズ周りを倫理の仲間と清掃活動をしました

月に一度行っている清掃活動です

それなりにゴミは落ちていましたが、思ったよりきれいな街中でした

 

その後は事務所で一般質問の準備

今日は日曜日、父も母もデイサービスがなく、私も予定を入れていない日なので、父母が昔好きだったおうどん屋さんでランチをしました

ランチ後は蚊口浜に行き、初夏の海を眺めました

子ども連れの家族がいます、そういえば子供たちが小さいときよく来たねと、妻と語りました

うちの子たちは、すぐ海に入り、全身びしょぬれになるのが常でしたけど・・

 

夜の楽しみのテレビドラマ「マイファミリー」の最終回を見て、こいつが犯人か!

と、妻と脚本家のすばらしさをたたえました(いやー最後まで、犯人が分からなく、また途中ダレルことも無い、名脚本でした)

それ以外は事務所で質問準備

 

今日は当局とすり合わせをし、夢たまごに行き利用者と運営者の会議

お昼から議会報の打ち合わせを行い

夕方まで質問準備の一日です

 

会派室から外を見ると、冷たそうな雨

例年に比べ少し遅い、宮崎の梅雨です

 

コメント (1)
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