西都市の無形文化を観る楽しみにはいくつかありますが、やはり冬の神楽はその最たるものでしょう。
西都の色々な地域に神楽は残っていますが、全国的に評価を受けているのは「尾八重神楽」「銀鏡神楽」でしょう。
その銀鏡神楽の記録映像を今日見ることができました。
銀鏡神楽は県最初の国指定無形民俗文化財です、それで昭和40年代に8mmで記録されていたのをDVD化し上映したのです
文化ホールが超満員になりました。
映像は40年代の神楽、ちょっと前の(現代といっても良い)神楽、そして昭和30年代の一ツ瀬川の記録映像です。
観客の皆さんは東米良出身の方が多いとみえ、映像に「・・・さんだね」など、懐かしそうでした。
西都市では「世界無形文化遺産登録」を目指しています。
上手くいくことを願っていますし、市民として協力していきたいですね。
また銀鏡神楽は長年に渡って色々な方が写真や動画で記録しています(私も撮ったことがあります)。
市としてそれら写真家や映像作家に協力を仰ぎ、それらの記録を再編集してプレゼン用につくる作業も必要でしょうね。
きっと素晴らしいものができると思います(協力者の名前を明記するのを忘れないように)
「世界無形文化遺産」に登録されれば、西都市民、宮崎県民にとってかけがえのない誇りとなるものです。
一ツ瀬川の記録は、正直悲しい思いで観ていました。
というのは、清流と、そこで営まれていた生活を失った記録でもあるからです。
残念な気持ちがわき起こったのも事実でした。
映画の後は
式三番の花の舞と式十五番神崇が舞われました。
さて今日は三十一日です、八月も終わりです・・。
八月最後の海を見ようと、蚊口浜にきました。
祭りの後の寂しさを感じます・・・。
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