先の"早逝した友"シリーズで、少なくとも2人の友が自殺したことを記しました。
残念な死であることに間違いありません。
肉体や精神が途方もない痛みに襲われて、死を選ぶのはあり得ることです。
先の2件がそれほどの痛みを負ったものか?と疑問として残っています。
死を選ぶ以外の方法は無かったか・・・と思い至るのです。
自殺した友を本当に残念に思います。
このブログのカテゴリー、”健康と生と死”の中に、ボ . . . 本文を読む
昨晩、山中伸弥さんがノーベル医学生理学賞を貰うことが決まった朗報が届きました。
まだ50才ですからとっても若いのですが、昨年も一昨年も有力候補として受賞が期待されていたほどの実力者です。
今年の文学賞は村上春樹が期待されています。
ノーベル賞については後に記そうと思います。
まだ素粒子のこと、宇宙のことが残っていますので続けます。
昨年の今頃、光速より早いニュートリノが見つかったと、大騒ぎになり . . . 本文を読む
暗黒エネルギーの出現で、宇宙の終わりについても新たな展開が見られます。
暗黒エネルギーが唱えられる前は、宇宙全体のエネルギーの総量がわからないため、3種の終末が説としてありました。
1.宇宙に質量がたくさんある場合、ある程度で膨張が止まりその後収縮に転じ最後は潰(つぶ)れて一点に戻ってしまうのです。ビッグクランチと呼びます。
2.時間がたつにつれ宇宙は減速するが大きくなり続ける。
3.大きくなるス . . . 本文を読む
この宇宙は1つだけではないと、昔から多くのSF小説が題材に用いています。
たくさんの宇宙を目の前に置いて、ある生命体?が観察しているなんて、壮大なものもありました。
そんな存在を"神"というのかもしれません。
ボクは宗教を否定しますが、宇宙を覗いているものの存在はあるのかも、と思っています。
最近の宇宙学では、宇宙が一つだけというのは不自然だとしています。
真空エネルギーという概念がありますが、 . . . 本文を読む
ボクたちは前後、左右、上下のある3次元の空間世界に棲んでいます。
それに時間を1次元足して、計4次元時空ともいいます。
時空は4次元に限らず、もっとたくさんあるのではないかと、昔からSF小説に書かれていました。
次元は認識しづらく、説明を受けてもさっぱりわかりません。
昔、何かの本に書いてあったのが記憶に残っています。
例えば2次元の空間世界です。
2次元は平面の世界です。
高さが無い次元から . . . 本文を読む
エネルギーは質量に換算されます。アインシュタインが唱えた半世紀以上も前から常識なのだそうです。
アインシュタインが導いた有名な公式、E=mc2(cの2乗) Eはエネルギー、mは質量、cは光速です。
星からなる物質、暗黒物質からなる未知の物質、これらを合わせて銀河が成り立っているのがわかりますが、これだけで宇宙は成り立たないのに気が付いたのはつい10年程前です。
銀河団同士の観測から、宇宙は加速し . . . 本文を読む
この十年ほどで、宇宙の概念がひっくり返ってしまったようです。
今もどんどん新しい発見が古い概念を変えているようです。
前にも記した記憶がありますが、今ボクたちが見える星やガス(いわゆる原子です)は宇宙の全エネルギー(物質含む)の5%に満たないそうです。
銀河の成り立ち、宇宙の成り立ちを考えると、この量のエネルギーでは銀河が飛び散ってしまうことがわかったのです。
今のように、銀河同士が多少の膨張を . . . 本文を読む
ブラック・ホール、聞いたことがあるでしょう。
ボクは最初に知ったとき、もう想像の域を超えてしまって、空想の世界だと思ったほどです。
今では誰も当たり前に感じているけど、思えば思うほど不思議な世界です。
ボクたちは皆、地球の引力を受けています。
月も地球の引力を受けています。
地球は太陽の引力を受けており、太陽は天の川銀河中心の引力を受けています。
天の川銀河の中心は、巨大なブラックホールだとい . . . 本文を読む
2ヵ月ほど前でしょうか、ヒッグス粒子が確認されたと報道があり、結構大騒ぎでした。
何のことやらさっぱりわかりませんが、世紀の大発見だそうです。
ボクたちの小さいときは、物質の最小単位は原子であると教わりました。
原子より小さいモノは無いと教えられたのです。
ところがその頃すでに、原子を構成する物質があること、原子は悠久不変ではなく変わり得るモノであることなどがわかっていました。
原子は電子と陽子 . . . 本文を読む