アナーキー小池の反体制日記

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#1526 蝶と蛾(チョウとガ)

2014年08月31日 | その他
ボクもですが、世の中には虫好きがたくさんいます。
特にチョウのファンは多いのです。でもガのファンは多くありません。

人気では対極をなす蝶と蛾(チョウとガ)、本当は蝶と蛾は区別できないほど似ている仲間なのです。
外国では、日本語や英語のように蝶と蛾を別々に呼ばず、一つの言葉で言い表している国が多くあります。(フランス・ドイツ・インドネシア・ネパールなど)

日本人は、どのような違いで蝶と蛾を区別しているのでしょう。
蝶と蛾を区別する事については色々なことが言われています。
全てが正解であるわけではありません。それぞれの区別法には例外が多くあります。
極論を言えば、蝶と蛾は同じ「鱗翅目」であり、区別できるわけではありません。
それでも、日本の場合はほとんどが下記の方法で区別できるのでご紹介しておきます。(蝶の百科ホームページぷてろんワールドよりコピペ)

蝶は昼に飛び、蛾は夜に飛ぶ?
一般的に、蝶は昼間飛び、蛾は夜飛びます。ただし、一部の蝶は朝や夕方の薄暗い時間を好んで飛びます。ジャノメチョウやセセリチョウの仲間も夜、家の灯りに飛んでくることがあります。
一方、蛾の仲間には昼行性のものが多くいます。

蝶は触角の先がこん棒状だが、蛾はくし状、または先がとがっている?
蝶と蛾を区別するのに最も確実なのがこの方法。蝶の触角はセセリチョウの仲間を除いてはほぼ全種が先が膨らんだこん棒状になっています。
一方蛾は、先がとがっているものがほとんどで、中にはくし状であったりします。

蝶は羽をたたんでとまるが、蛾は広げてとまる?
ベタッと羽を広げてとまっているのはいかにも「蛾」らしいとまり方です。では、蝶は羽を広げてとまらないかというと、タテハチョウの仲間の多くは羽を広げてとまります。他の蝶の仲間でも、太陽に当たって体温を上げようとするときは羽を広げてとまります。

蝶はきれいだが、蛾はじみ?
多くの蛾は茶色をベースとした保護色をしていることが多く、地味と思われがちです。特に夜行性の蛾は派手な模様をする必要もないため、くすんだような色をしているものが多くいます。ただ、昼行性の蛾には蝶に負けないくらい美しいものが多くいます。また、地味な蝶も多くいます。

蛾は胴体が太い?
胴体がやたら太いのがいたらまず間違いなく蛾でしょう。ただし、同じ様な形で間違われやすい種類にはセセリチョウの仲間がいます。また、多くの蛾は蝶のようにスリムな体を持つものもいますので、決定的区別法とは言えません。

・・・
結局、蝶と蛾は同じ「鱗翅目」の仲間なのです。分類学上で蝶と蛾を区別するには、「科」で分けることになります。すなわち、科(セセリチョウ科、アゲハチョウ科、シロチョウ科、シジミチョウ科、シジミタテハ科、タテハチョウ科)に属するものを「蝶」と呼び、そのほかを「蛾」と呼んでいるのです。

見た目だけで区別してはいけないのです。
見た目だけで差別してはいけないのです。
ボクは世の中を、蛾(ガ)のつもりで見るように心がけます。
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