マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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中華料理味鑫の台湾ラーメン

2014年11月07日 08時59分02秒 | 食事が主な周辺をお散歩
ラーメン一杯が380円だと立ててあった看板。

それだけが目に焼きついていたが、お店はどこであったのかまったく記憶がない。

国道沿いであったことは確かなのだが、お店の名前すら覚えていなかった。

天理市だったのか、それとも大和郡山市だったのか・・国道を北上するたびに左側にあった看板を探し求めて数カ月。

それは旧国道24号沿いであった。

大和郡山市の白土町をやや北上した番匠田中の信号より手前にあった中華料理店。



店名は「味」に「金」の文字が三つの「鑫」。

合わせて「みんしん」と呼ぶようだ。

道路向かい側はかつてあったディスカウント245。

そこはガレージになった。

その頃だったのか覚えていないが、空き地だったと思える地に開店した中華料理「味鑫(みんしん)」。

平成25年の6月に開店したようだ。

中華料理店は出かけることはない。

口に合わないからだ。

山間で取材を終えた12時半。

雨がしとしと降り続ける。

車内にはカップ焼きそばがあるが、どこで食べるにしても湯切りをしなければならない。

車外に出るわけにもいかず、借りている代車を汚すわけにもいかない。

そう思って名阪国道を下りてきた。

目指すお店は狙っていた中華料理の「味鑫」だ。

もしかとすればお目当ての台湾ラーメンは平日価格では・・・。

そう思っていたが、本日は日曜日。

同じようにあった「台湾ラーメン 380円」の看板。

何台か停めてあった駐車場。

10台ぐらいは停められる。

ドアを開けて看板にあった「台湾ラーメン」一杯を注文する。

店員さんが答えた話しぶりは日本語なまりだが、アクセントがどうも違うように聞こえた。

それはともかく広い店内を案内されたテーブルに着く。



メニューなどを見ている間もなく配膳された台湾ラーメンは油が浮いている。

スープは醤油味。浮いた油はラー油であろう。

透明感ある油は奇麗な色で澄んでいる。

刻んだネギはいっぱいある。

メニューにあった映像は長い状態だが、実際は異なる。

盛ったミンチ肉は豚肉であろう。

味付けは塩・胡椒だけであろうか。

ぐぐっと立ち上がるスープの香り。

箸で摘まんだ麺は、平たい、丸い、細い、やや太目の混ぜこぜ縮れ麺。

ガツンと感じた麺の食感がたまらなくコシがある。

インパクトがある手打ちの麺が気にいった。

喉の奥で唸るやや濃いめの醤油味はあっさり系であるが、実に美味い。

レンゲは白色と金属製の二種類。

白レンゲでスープは飲めるが、金属製のレンゲは穴が空いている。

具材のミンチ肉やニラを食べるためにあるのだろうが、スープとともにでなければと思った。

いい味をもっている辛味スープはやはり白レンゲ。

麺を食べきってがっつり丼ごと口に放り込んだ。

私にとっては本格味の台湾ラーメン。

価格以上の味に惚れ惚れ。

癖になりそうだ。

支払った代金は390円。

4月の消費税アップで価格転嫁したと申し訳なさそうに話す「味鑫」。

この年の12月半ばに店前の旧国道24号を走った。

お店に柵をしていた。

閉店・売却になったのだ。

その後の平成27年3月に通りがかったときのこと。

新しい店になっていた。

麺処「やまと」らーめん店である。

(H26. 4.20 SB932SH撮影)