マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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わらじや

2011年03月10日 07時39分42秒 | 食事が主な周辺をお散歩
予約までして行きたいわらじや。

この日はおふくろがやってきた。

民俗博物館の企画展を見てみたいというからかーさんとともに解説をした。

これがどうもやりにくい。

身内であるがゆえ私の話を聞いてくれないのだ。

解説している写真には目がいかず違うものに・・・。

「この人は芸能人のあの人に似ている」とか「金魚池の写真のほうがきれいやわ」。

地図を見て「椎木ってどこなん」。

「あー、わかった。私がアルバイトしてた近くやん。

そんな近くに村があったんや」と、あっちの方へ向いていく。

「しゃべっている方を向いてーなー」と言ってもおかまいなし。

価値観がまったく違うのだ。

歴史文化にはとんと興味がない二人。

そりゃそうだ、見たことも聞いたこともない写真を見ても何も感じないのはとーぜんで「とーさんがでかけた」ところなんだ。

その晩がわらじやなんだ。

わらじやには民俗ぽいものがない。

あるのは美味いモノ。

感心があるのは美味い食事。

おふくろがなにかにつけてやってきたらここへ行く。

昨年の8月以来のわらじやの夜メシだ。

定番コースはないが注文の品々は定番となっている。



若鶏のカラアゲ580円、にぎり盛り合せ980円はメイン食。

これは絶対に外せない。

またたくまに胃袋に入ってしまったカラアゲくん。

にぎりが来るまでは少々時間がかかる。



肴はやはり造りだろ。で、造り3種盛り合せ980円。

とれたて新鮮海の幸もまたたくまに消えてしまった。

一品には出し巻き450円。

それだけじゃお腹はふくれない。



ネギマ3本380円に烏賊下足の天ぷら480円を頼んだ。

烏賊下足を食べるのは今回始めて。

いつ来ても品切れだった。

毎度のことだと思っていたら本日は有り。

タコの天ぷらのほうがいいかも・・・。

定番注文ばかりじゃそのうち飽きる。

たまには違った料理も食べてみたいと注文したのが辛子蓮根。

これには2種類ある。



そのまま辛子蓮根480円と辛子蓮根の天ぷら550円だ。

意外や意外、かーさんは始めてだという。

感想といえばそのままよりも天ぷらにした方が食べやすいと言ってた。

もう一つの初注文は地鶏造り3種盛り合せ980円。

これは美味い。



コリコリしていて量も多い。

魚類よりもこっちのほうが食べ応えある。

肝はごま油でいただいた。

この味は十うん年ぶりだ。

昔のことだ。牛肉の生肝が好みでよく頼んだ。

そのときの味を思い出した。

病に倒れたことまで思い出した。

もう入らんといいながらトマトスライス350円、漬物盛り合せ380円を頼んだ。

なんでこんなに美味いんだろう。

またおふくろが来てくれんかな。

(H23. 1.23 EOS40D撮影)