Civ3(4) - 越境

2006-11-27 05:12:57 | Civilization

4つ目の記事。 過去分から読んでください。↓
Civ3(1) - 世界の幕開け
Civ3(2) - 軍拡を以って対峙した
Civ3(3) - 侵攻開始




いよいよ中世時代も終わりかけで、近代入りが目前となってきた。
この時の世界の国々の国力関係は、ロシアが一位で僅差でバビロニアが二位。
そこで少し突き放されてヒッタイトが三位でほぼ同着でイギリスが四位となっている。

しかしヒッタイトは領土が少ないから国力が低いように見えるが、
内政はしっかりしており経済力・技術開発能力はロシア・バビロニアより上である。
対してイギリスは明らかに他三国よりも後進国だが、領土が大きいのでぎりぎりヒッタイトと並んでいる状態。
中身はガタガタである。

ロシアはきたる戦争に向けて主力軍を整備する。
先の戦争ではバビロニアに敗れたが、まだまだアッシュールへの野心は捨てていない。
各文明には一つだけ、ユニークユニットと呼ばれる通常のユニットより強い文明固有ユニットが存在する。
近代化前の「職業軍人」という技術を開発すると、ロシアのユニークユニットであるコサック兵が使えるようになる。
その時が、再びの開戦の時期だと見た。
コサックが量産の暁には、バビロニアなぞあっというまに叩いてみせるわ!

そしてヒッタイトから、開発を依頼してた職業軍人の技術を受け取る。
同時に、

ヒッタイト 「イギリス軍に騎兵隊の存在を確認」

という情報をもらう。
騎兵隊も職業軍人で解禁されるユニットである。 当然コサックよりは性能で劣るが。
ということはつまり、イギリス-バビロニア陣営もロシア-ヒッタイトと同レベルの技術水準を持っている。
少なくとも軍事関係の技術のみは。

後進国であるイギリスの経済が技術開発にそれほど寄与されてるとは考えにくいので、
バビロニアが頑張って軍事技術だけに絞って最速で開発したのだろう。
そんなに急いで職業軍人にいくということは、かの国もこの技術が世界に出回る頃が戦争が起こりやすい時期だと警戒している。
注意深いやつだ。

この頃ある程度のコサック兵が出来上がるが、まだまだ物足りない。
先の戦争の反省がある。
圧倒的火力にて緒戦で前線を粉砕・突破するためには、まだ数が必要だ。


黙々と軍事力を蓄えていると、世界チャットが賑やかになってきた。
みんな和やかな雑談モードだ。

イギリス 「気づくとロンドンがトップ都市な件。」
ロシア 「なんであんな小国がwww モスクワのほうが絶対に繁栄してるぜ。」
ヒッタイト 「やった、GNPは一位。 経済大国ヒッタイトをよろしく。」
バビロニア 「金ねーよ。」

なんだか、この流れで各国のGNPの言い合いになる。

ロシア 「俺193。 みんなは?」
イギリス 「うちに聞くな!!!!!」
ロシア 「イギリスには聞いてねぇwwww」
バビロニア 「ひでぇw」
ヒッタイト 「251」
バビロニア 「241」
イギリス 「いいよ言ってやるよ! 111だよ文句あるか!!!」
ロシア 「バビロニアに抜かされてるのはショックだな・・・イギリスはどうでもいいけどw」

ロシアは急激な速度での軍拡を行ってるので、先進国の中では経済力が下の模様。
この何気ない雑談チャットを見てとったのか、ヒッタイトから財政援助がきた。
あまり高額ではなかったが。
どうやら無人島を見つけ、そこを植民地として開発しているそうで、資金を投入しているらしい。
しかしまぁ、もらった金は遠慮なくきたる戦争に向けての戦費に当てることにする。



ヒッタイトから地図をもらう。
ここが現在開発してる植民地島らしい。 イギリスのすぐ横か。
世界地図でみるとオレンジ色がイギリスだが、後進国の割に領土はけっこう広そうだ。

またこの時、二度目の対バビロニア侵攻日時が近づいてきてた。
ヒッタイトから聞かれる。

ヒッタイト 「開戦いつ?」
ロシア 「2turn後だ。 宣戦布告なしで奇襲する。」
ヒッタイト 「今回は、ヒッタイトもバビロニア攻撃しちゃうよ。」
ヒッタイト 「開戦後2ターンで裏を突く。」

ロシア 「やっちまえ。 最後に花火打ち上げようぜ。」

実は、リアルの都合によりこの試合は今回で終わりということになっていた。
もう深夜で時間も迫ってきてるので、最後の祭りということでヒッタイトも参戦することにしたらしい。

そして開戦の日時がきた。
奇襲なのでなんの告知もないまま、大軍をバビロニア領内へ侵入させる。
二度目のロシア-バビロニア戦争だ。



コサック兵33,カノン砲7,ライフル兵5の大軍が国境を越えた。
ちょっとした間違い、じゃ済まされない規模の領土侵犯だ。



当然、これを見てバビロニア軍も国境に兵を集結させる。
さっきまでの雑談モードはどこへやら、一挙に戦争勃発寸前の緊張状態となった。
だが、騎兵隊7如きじゃ我がロシア軍のコサック兵は止まらんよ!
あちらが兵を国境に置き威嚇してきたので・・・

ロシア 「ほう、なかなかやる気満々だな、バビロニア。」
バビロニア 「いやいやw そっちは越境してますよ。」
ロシア 「これはイギリス救援の軍さ。 蛮族拠点を制圧しにいこうかとね。」
(イギリスはこの時代になっても、NPCの蛮族と死闘を繰り広げていた・・・ありえんw)

ヒッタイト 「私も必要とあれば、蛮族からのイギリス開放のため軍を派遣します。」
バビロニア 「イギリスは救援を要請したのかね?」
バビロニア 「バビロニア領内を通過していくのは許可しませんぜ。」

ロシア 「そうか。」
ロシア 「じゃあ穴を開けてでもとおろう。」



と、うわべだけのありえない言い訳と抗議の茶番を繰り広げた後、開戦となった。


~ 続く ~


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