Civ5 BNWマルチプレイ(3) ~ 象さん強いゾウ ~

2013-12-11 22:18:35 | Civilization

Civ5マルチプレイレポ、前回分からの続き。
前回分 → Civ5 BNWマルチプレイ(2) ~ ひっそり軍拡時代 ~
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シャム 「平和的にいきたかったけど、ローマが領土割譲に応じない限り平和は来ない。蛮族め。」
ローマ 「よく言う。軍拡もやめてとか提案しておいて何の話もなく侵略して。蛮族はどっちだ!」

アラビアがシャムに宣戦布告しました!

ローマ 「さすが相棒。」

戦争開始から2turn後、逆サイドの西側からアラビアが我が国に宣戦布告。
ローマを援護する為か。
さて、これで我がシャムは北のローマと西のアラビア、二正面作戦を強いられる。
しかし当然大陸の真ん中に位置している以上、これは想定内である。




西のアラビア戦線。
前回記事でアラビア方面は川と丘陵・山岳により天然の要塞と書いたが、
それは相手からしてもまるっきり当てはまる。
この山岳地帯な以上、攻めこむ方が圧倒的に不利なのに違いはないのだ。
その通り、数に優るアラビア軍に対して我がシャム軍は半数以下のごく少数で、
地形を利用した戦術により互角以上の戦いを演じることに成功。

アラビア方面はゲリラ戦で各個撃破していき、
新たに生産されるユニットのほとんどは
ローマ方面へと振り向けることができた。
この戦局、二正面作戦などなんの不利にもならん!




ローマ 「そいつがいたか・・・! 象さんかってぇw」
アラビア 「象さん強すぎだろ、馬鹿かこれはw」

シャムのユニークユニット、ナレースワンの象が西方・北方両戦線で猛威を振るう。
初めて使ったが、この戦争に於いてこいつは凄まじいパフォーマンスを発揮した。
歩兵を追撃する機動力、敵主力ユニットの剣士14や弩兵18という戦闘力に対して25という圧倒的戦闘力。
さらにローマ領内に侵入した象さんは射撃によるダメージを食らっても農場を食んで回復するという耐久力で、
弩兵による射撃戦術主体のローマ軍を嘲るような・・・弾幕を物ともせず奥地へとドンドンと進撃していく。

消耗戦を覚悟したが、象さんが硬すぎてなかなか死なないという嬉しい誤算で、
また遠くの地でアメリカと中国はともに消耗したのか、
この時点で軍事力1位はシャムとなった。

フハハハ、まさか象さんでローマを侵攻するとは、
まるでカルタゴのハンニバルではないか!
ポエニ戦争の再現だ。
ローマはどこの世界に於いても象さんに苦しめられる運命なのだ。
象さんを増産、なんつて。


しかし問題がある。
敵兵力を殲滅し軍事力1位になるほどの圧倒的優勢だが、都市が落とせない。
それはこちらの攻城・射撃ユニットを重点的に狩られたのもあり、
防壁で固められた都市を落とす為の準備が足りなかった。

また元々この戦争はシャム国土が貧弱な為に侵攻を開始したのであり、
今からまた攻城兵器を十分な数を生産して、とかって時間もなかった。
戦争によって増大した兵力を長時間維持できるほどシャムに国力基盤はなかったのだ。

そんなことを考えていたとき、アラビアから和平提案が。
250ゴールドと持っている資源を賠償として渡すので和平ということに。
頃合いか・・・。




焦土と化したローマから引き上げる。
またローマも無条件でならと和平に同意したので、そのまま和平。
戦争開始から16turn後である。

ローマ・アラビア両国と生じた戦闘にはほぼ完璧に勝利したが、
戦略目的を達成できなかった以上、この戦争に勝利したとも言えないだろう。
はした金の賠償金と、ローマを再生可能な程度に浅く傷つけただけである。

アラビア 「平和的にこれからもいこう。争いは何も生まなかった。」
シャム 「うむ、まあまた昔のように協力し合っていこう」
ローマ 「昔のまま(笑)」

それと多少の軋轢を残したまま。
とはいえ、とにかく戦争は終わった。




世界チャットの方を見ると、西洋大陸の方の米中戦争は和平案でなんか話がこじれてた。
エチオピア(Imoutup)が仲介に入るも、なんか泥沼化しているらしく、

エチオピア 「早くこっちの大陸に来てくれ。もうこれは誰かの介入が無いと終わらない。」

と頼まれるが、こちらも科学研究が進んでないし、
さらに国土的にここから成長の頭打ちが来るので、
今でこそ技術水準は同等といえるかもしれないが、
早期の大陸統一の野望が失敗した以上、
このアジア大陸は西洋諸国に遅れ始めるんじゃないかな。
恐らく海を渡れるようになるのはあちらが先となるはずである。


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