Civ5 BNWマルチプレイ(4) ~ DMZ(非武装地帯) ~

2013-12-14 22:05:22 | Civilization

Civ5マルチプレイレポ、前回分からの続き。
前回分 → Civ5 BNWマルチプレイ(3) ~ 象さん強いゾウ ~
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ローマとの和平協定で、シャム・ローマ間の空白地についてはDMZ(非武装地帯)とすることにした。
この地域には互いの軍事力を配備せず監視のみにする。
そうすることで平時における無用なエスカレーションを避け、
侵攻部隊の接近を早期に察知することで奇襲を防げるということ。
互いにメリットがあるはずだ、表向きは。
またローマは都市国家コンゴを併合するけど良いかと聞いてきて、これを承認する。

今はローマの軍事力をよそに向けていた方が良い。
そしてDMZを設定したことで、敵対意思を持って接近してきた場合の奇襲はいささか防げる。




和平直後、アラビア首都のメッカの近郊で、戦争により生まれた大将軍を発動。
大将軍の消費により生まれる要塞は、周囲領土を自国領とする効果もある。
もちろんマルチプレイで普通にこれを隣国に対して使えば戦争の危機を生むが・・・。

アラビアに対し、先の背後からの宣戦布告に対する賠償を名目にこれを実施。
するとメッカの東半分の領域を自国領に収めることができ、また対アラビア侵攻の
ネックとなっていた丘陵・山岳地帯及びアラビア要塞を自国領のものとし、
攻撃における障害を完全に除去することに成功した。

しかしこれは明らかな圧力行為、アラビアとローマが黙っているわけはない。
これを実行してしまえば和平条約なんて効力を持たず、
もはや次の戦争までの休戦期間でしかないだろう。

しかし無理をしてでもメッカは欲しい。
次の戦争で併合してやる、その下準備は整えた。
あとは火薬の発明がタイミングとなるかな。


西暦1150年、175turn目。
米中戦争が終結したようだ。
エチオピアとイギリスの監視の下で、中国の上海を破壊したりする条件で和平するらしい。(詳しくは知らない)



↑中立国のイギリス・エチオピアが条約のもとに上海総攻撃。難攻不落らしいが、力を合わせて楽しそうである。

細かい条件はともかく、重要なことは、アメリカが勝ったらしいということと、
破壊に用いる道具に「カノン砲で潰す」みたいな単語が出てきたこと。

あっちはもう火薬があるのかよ!
くそ、やっぱり科学では2歩ぐらい先をいってやがる。
こちらは人口が伸びない土地の上に戦争までして疲弊してたので、
当然だが、予想してたよりも差が付き始めるのが早い。
こちらはマスケットの開発まで2個、カノン砲まで3個の研究が必要なのである。

ただ話を聞くとどうやらあちらの大陸でもカノン砲を有するのは最も先進的なアメリカだけのようだ。
米中戦争でも勝利し、現時点でアメリカが世界一の大国であると思われる。




西暦1340年、194turn目。
アメリカからのキャラベルが来航し、DMZ内に散歩中のアメリカ軍が姿を現す。
くそ、非武装地帯も何もアメリカ様には関係がねーってか。
またこれから数turn後にはイギリスも来航し、メッカ周辺を観光していったようだ。

イギリス 「なにこのメッカ。隣に要塞・・・」
シャム 「過去の戦争の傷跡だよ。複雑な経緯がある土地なんだ。」

そして西洋諸国が先に来航したことにより、決定的な技術格差があちらにも知られるところとなった。
当初の目標である大航海時代前にアジアを統一するという戦略は失敗したが、
西洋諸国に対抗できる国力基盤を手に入れる為に大陸統一の野望は失っていない。




西洋諸国の全国家と接触したのでここで統計を見てみると、
人口1位のエチオピアが967万人に対して我がシャムは171万人。
頑張ってるのに、やはり人口が伸びる土地ではない・・・。
人口は研究力と直結するので、これでは科学に差がつくのも当然である。
また人口はエチオピアが抜かしたものの、識字率1位はアメリカで、科学最先端なのもうなずける。

我がシャムの軍事力は2位と高水準だが、軍事費でだいぶ無理してるので、経済力は7ヶ国中6位にまで落ち込んでいる。
科学による質的劣勢と、ローマ・アラビアに挟まれている地理的劣勢を数で補ってる面がある。
アメリカは軍事力も経済力も土地の広さも1位とは流石大国。


この時点での国力は推定となるが、アメリカ・エチオピアがツートップでややアメリカ優勢、次点でイギリス。
その次にシャム・ローマ・アラビアがほぼ横並びで、最下位に中国といったところだろうか。
中国は西洋に位置しているが早期の戦争で無理して疲弊しているようで、
統計画面を見てもほとんどが最下位である。

今後は西洋諸国との関係性も視野に入れた外交が必要となり、
恐らく今後の世界はアメリカ対エチオピアの図式となっていくだろう。
なので外交面ではアメリカ側につくのかエチオピア側につくのか、
その選択が肝になってくると思われる。


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