今日のひとネタ

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ウサギとカメ

2003年09月12日 | 日記・雑記・ただの戯言
 「向こうの山のふもとまで、どちらが先につくか?」という競争をすることになりました。競技は公正に行われねばならないということで、世界陸上公認のスタッフを集めて、当然スターターも本物です。両者位置について、「ズド~ン!」とピストルの音が鳴ったとたん、ウサギは耳が大きいので爆音に驚いて失神。カメもビビって甲羅の中に手足を引っ込めてしまい、両者失格。競技は再開されませんでした…。

 というのは、「人間みな平等」という現在の学校教育にぴったりのストーリーではないでしょうか? …いえ、ホームセンターのペットコーナーで「カメのスターターキット」というのを見かけて、上記のような話を考えてついてしまいました。

 「ウサギとカメ」については、「ウサギを起こしてやらなかったカメはスポーツマンシップに欠ける」とか妙な批判もありますが、そもそもスポーツじゃないですからね。武蔵と小次郎の巌流島だって、あれは殺しあいであってスポーツではないと。もしあれがスポーツなら、時間に遅れた武蔵は失格で、小次郎の不戦勝だという声もあります。え、世間一般でそんな声はありませんか? ん~、そんな事いってるのは、プロレスファンだけかなぁ。



※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。