今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ますます現世に帰って来られないという

2019年09月30日 | TV番組レビュー

 昨日Win7パソコンの終活作業をしながら「レッツゴーヤング」の映像を見てたわけですが、他にも録画してあるディスクがあって、そちらには「レッツゴーヤングコンサート」とか「ザ・トップテン」もありました。

 レッツゴーヤングコンサートはいつ頃だっただろうと思ったら、2012年の初めだったようです。つい最近だったような気がするのですが、もうあれから7年以上経ったのですね。ゲストではリリーズ、南野陽子さん、柏原芳恵さん、新田純一さんとか岩崎良美さんとか出てましたが、司会も努めた石川ひとみさんは安定の歌唱で「くるみ割り人形」と「まちぶせ」が聞けました。太川陽介さんは相変わらず「ルイルイ」歌ってたし。

 そのディスクには他にNHKでのスーちゃんの追悼特集もダビングしてあって、キャンディーズ時代の映像から、映画「黒い雨」の場面とか「ちゅらさん」の出演場面とかあって、それを見ててウルウルしてしまいました。この時のスタジオゲストに戸田恵子さんがいて、この人は元々アイドルでデビューした頃にキャンディーズとテレビ番組などで一緒になることが多く仲良しだったそうです。ファイナルカーニバル直前の合宿の様子をあるテレビ番組が取材に行った際にレポーターで行ってたんですね。その時はキャンディーズのメンバーに「朱美が来てくれたんだ~」と言われたそうです。(元々あゆ朱美というアイドルだったため)

 で、「ザ・トップテン」も録画してありました。当時の司会は堺正章さんと榊原郁恵さん。1981年9月の収録回でランクイン歌手として岩崎宏美さん、山本譲二さん、クリエイション、西田敏行さん、松田聖子さんなどが出てて、石川ひとみさんも渋公に来てました。当然「まちぶせ」が聞けたわけで、これをいつ録画したのかは忘れましたがちゃんと保存版にしてあった自分を誉めたいと思います。

 それにしても、ここではクリエイションのアイ高野さんに「瞬間顔真似」という芸をやらせてて「よくこんなのをやってたこと」と思ったのですが、考えてみれば司会のマチャアキもスパイダースやってたわけで、GSの当時から仲良しだったのかもしれませんね。

 当時私は高三で受験生でしたからヒット曲を楽しむ余裕はあんまりなかったのですが、堀江淳さんの「メモリーグラス」もランクインしててこの曲はよく覚えてます。相当流行りましたよね。この時は山形での屋外イベントからの中継でしたが、安定の歌唱でちゃんと声が一回ひっくり返ってました。曲はもちろんいいのですが、あれくらい生歌の印象が強いと「もう一回聞きたい」と思わせてヒットに繋がるんでしょうね。

 さらに「レッツゴーヤング」の1981年8月の放送回も見たのですが、ゲストを見てびっくり。なぜかゲストが2組だけで、それもワイルドワンズと海援隊。思わず「どこがヤングやねん!」とツッコミを入れてしまいました。当時トシちゃんが司会だったのでファンに忖度して女性ゲストを自粛したりしたのでしょうか。多分会場にいた若い女性客はゲストを見てガックリ来たことでしょう。それにしても、なぜ自分がこの回を保存版にしたのかは不明。

 で、今はレッツヤンの1981年12月の回を見てるのですが、石川ひとみさんの「三枚の写真」のあまりの可愛さに完全にノックアウトされてしまいました。頭の中は1981年で止まってますのでしばらく現世には戻ってこられません。

 そういえばヒットスタジオを集めたディスクも何枚かあったなぁ。そっちまで見始めるといよいよ廃人になるのも近いか…。


今日はレッツゴーヤングの日にしました

2019年09月29日 | TV番組レビュー

 Win7パソコンの終活(?)のため、PC内のデータ整理と新PCへの移行作業をやってました。何しろ9年使ってたのでCDから取り込んだ音源、画像データ、最近ではRadikoから録音した音声など、それこそ膨大にあります。午前中くらいでチャチャっとやるつもりが結局夕方までかかってまだ終わりませんでした。まぁ整理というよりは、昔の写真を見てつい手が止まってしまうことが大きいですが。

 PC作業中にドラマとか映画を見てもストーリーが頭に入ってこないので、今日は録りだめてあった「レッツゴーヤング」を順番に見ることに。ここ何年かで歌謡ポップスチャンネルで放送されたもののうち、残したいのはBRに焼いてたので。

 保存版にしてあるもののキーワードとしては、キャンディーズ、岩崎良美、太田裕美、庄野真代、中原めいこ等々と、石川ひとみさんの司会の頃のを少々。ただ、見てるうちに「はて、これは誰を見たくて残してあったんだろう?」と思ったら、コスミックインベンションが出てて「お~!」と思ったり。

 ただし、ここ何年かは放送される回がほとんど同じなのでコレクションは増えません。特に今の再放送ではピンクレディーや石野真子がこの番組の司会をしてたことは無かったことになってるようなので、その辺の放送回は見られず非常に残念です。

 あとは、田原トシちゃんが司会してた頃のは結構大変。せっかく岩崎良美さんが「ごめんねDarling」を歌ってて、それはすごく可愛くてこちらとしては画面にかじりついて見てたのが曲の後半で会場の女性客が「キャー!」と騒ぎだしてうるさいの。

 何かというと、トシちゃんが次のコーナーの準備でステージ脇に出てきたようなんですね。あれは演出の問題でありますし、ファンのモラルの問題でもあります。見ててムカムカ来ました。その点でいうと、太川陽介さんの司会は安心して見ていられます(?)。

 それにしても、ディスクの内容を見ていると同じ回を何回もダビングしてあったり…。ボケとるなぁ。


「てなもんや三度笠」の神回というのを

2019年09月28日 | TV番組レビュー

 時代劇専門チャンネルで「てなもんや三度笠」を放送してて、その神回と言われるのを見ました。(個人的にはドラマを取り上げていちいち「神回」というのは嫌いなのですが) てなもんやは先日映画版を見たらそのセリフのテンポと面白さに魅せられ、すっかり気に入ってしまった次第です。

 今回放送されたのは第254話「花の御殿山」と第255話「上野の戦争」。てなもんやは渡世人あんかけの時次郎が主役ですので江戸時代には違いないのですが、いつ頃の話やらと思ってたら「上野の戦争」ということは彰義隊の話なわけで、幕末オタクの私としては見ねばならんと。

 放送はもちろん白黒で、ホールでの公開放送で一発録り。今回見ても藤田まことさんと白木みのるさんのコンビは抜群のノリ。そこに映画版にはいなかった財津一郎先生も出てきて、奇声を発しながら妙な立ち回りやるので面白いのなんのと。

 で、これらの回は官軍と彰義隊の戦争に至る話なので一応ストーリーもあって、なんと山岡鉄太郎役で里見浩太朗さんが出てました。なんかそこだけちゃんとした時代劇の感じ。益満休之助は玉川良一さんで、まぁ色んな人が出てるなぁと。そしてお姫様役は野川由美子さんでした。まだ二十歳ちょっとくらいだったわけで、画面が白黒だったのが残念でした。相当可愛かっただろうと。

 話は両方面白かったですが、彰義隊は全滅というか敗走して散り散りになるわけで、時次郎と珍念は彰義隊側ですから、最後はちょっとホロリとしてしまいます。神回と言われるのは、生放送一発録りで相当な火薬を使用して迫力があったということですが、この番組の魅力はそういうところではないような。

 で、最後の次回予告ではまた違う展開になるという話だったので、長い放送期間であちこちリセットして時代も地域も飛び回る話だったようです。そりゃ明治になれば渡世人の話はできませんしね。

 時代劇専門チャンネルでの放送は9月だけだったようで来月はないんですね。放送されたのは全部録画しておけばよかったと思ってもそれは後の祭り。まぁまたいつか放送されたら見てみます。それにしてもあのコンビは絶品!


家族丁稚化計画

2019年09月27日 | ドラマレビュー・新着ドラマの話題

 千葉テレビでドラマ「あかんたれ」の再放送を録画してますが、あれは止まりません。どれくらい止まらないかというと、私が見ている横でなんとなく見ている家族まで続きが気になってしまうくらい。

 「あかんたれ」がどういうドラマか知らない人はどっかで調べて見てもらえばいいですが、ゴンチチのチチ松村氏は地方にコンサートツアーに行った際にたまたま目にして、なんか気になってしまい、大阪に帰ってきたら普通に再放送してたのを知って狂喜し完全にはまってしまったとか。

 どれくらいはまったかというと、ウクレレでこの「あかんたれ」の主題歌を演奏するバンドを結成したというくらい。おまけに主人公である丁稚の秀松にちなんで、自分の名前もチチ松に変えたとか。(なのか?)

 で、このドラマを見て感化されると、驚いたときには「なんだすって!」と言うし、返事をするときは「へえ!」だし、出かけるときは「はよぉお帰り」になります。

 このドラマの主演は志垣太郎さんですが、ドラマが大人気で視聴率も高く舞台にもなったそうで、そのパンフレットにはハンカチが付いてるほど泣けたのだそうです。舞台公演がドラマと同じキャストなのかはわかりませんが、生で高田次郎さんのおったんを見たみたいもんです。出てきただけで大受けなのではないでしょうか。「仁義なき戦い」の山守組長と張り合うくらいのキャラだと思ってます。

 ということで、千葉テレビをご覧になれる方は是非どうぞ。まぁ私も途中から見てはまってますので、今から見ても大丈夫でしょう。


FMの三昧シリーズは是非尾崎亜美特集を!

2019年09月26日 | 尾崎亜美

 NHKFMでは「今日は一日○○三昧」というのをやってます。一番新しいところでは井上陽水三昧があったばかりですが、この番組で是非尾崎亜美さんの特集をやって欲しいと思う次第です。

 アーティストの特集としては、もちろんユーミンもあったしサザンや竹内まりやさん、小田和正さん、ドリカム、さだまさしさんなど色々ありました。そんな中、尾崎亜美さんを提案するには特集としていろいろなコーナーが組めるだろうということで。

 まずご本人の作品をリスナーからのリクエストでオンエアするのは基本として、何しろオリジナルアルバムだけでも30枚はありますから、どういう曲が人気があるのかがわかるのが面白いです。

 また、とにかくその時代時代で色んな人に曲を提供しているということがあります。主なところだけでも、70年代なら南沙織さん、金井夕子さん、杏里さん、高橋真梨子さん、榊原郁恵さん、桜田淳子さん、80年代は岩崎良美さん、松本伊代さん、河合奈保子さん、松田聖子さん、岡田有希子さん、原田知世さん、真璃子さん、薬師丸ひろ子さん、90年代以降では観月ありささん、野田幹子さん、石嶺聡子さん、小野真弓さん、平原綾香さん、のんさん、などなど。

 これらを年代別にやるのもいいでしょうし、特に80年代アイドルへの提供曲ではビッグヒット連発ですから伊代ちゃんとかよしりんにゲストで出て貰うのもいいでしょう。また、セルフカバーアルバムも何枚も出てるので提供先の歌手との聞き比べもいいでしょう。

 あとはデュエット曲とか、今で言うコラボ曲もいろいろあります。共演したのは初期ではトワエモアの芥川さん、南佳孝さん、その後は細野晴臣さん、福山雅治さん、奥田民生さん、佐藤竹善さん、高橋幸宏さん、デーモン閣下、宇崎竜童さん、小坂忠さんなど。アルバムに参加してる人ではオフコースとして小田和正さん、鈴木康博さん、寺尾聰さんとか。

 あとはアカペラ曲のコーナーがあってもいいですね。それと「オリビアを聴きながら」はいろんな人がカバーしてるので、1時間に1回は誰かのヴァージョンをかけるというのも面白いかも。これらに桃姫バンドの曲も取り入れると1日では終わらないかも。

 そして番組の進行はクリス松村さんにやって貰うのが希望です。ちょっと考えただけでもいろいろアイディアは出てくるので是非やって欲しいですね。NHKにメール書くかなぁ。


「伊藤蘭 ファースト・ソロ・コンサート2019」

2019年09月25日 | キャンディーズ

 遅ればせながらCSのテレ朝チャンネルで放送された伊藤蘭様のソロコンサートをようやく全部見ました。今さら説明の必要はないと思いますが、蘭様は元キャンディーズのメンバーで1978年4月4日に後楽園球場で解散コンサートを行った以後は一切歌を封印していました。


 さらに、キャンディーズはメンバーだったスーちゃんこと田中好子さんが2011年に逝去しミキちゃんも一般人となった今再結成はなくなり、蘭さんが我々の前で歌ってくれることももう無いだろうと思っていたのが、今年に入ってまさかのソロアルバム発売、おまけにソロコンサートまで行うということでそれはそれは夢のような話です。


 私はというとキャンディーズ解散の時はまだ中学生で、生のステージは見たことありません。今回も生のステージには立ち会っておりませんが、この番組はコンサートの模様を2時間に渡りほぼ全部見せてくれたということで、テレ朝チャンネルには感謝しかありません。


 番組はコンサートの様子と、大阪でのステージも終了した数日後にスタジオで行ったインタビューの様子も組み合わせて作られたもの。ステージの方は東京公演の2日目で、5月に発売したソロアルバムの曲を中心にし、キャンディーズ時代の曲も何曲か披露。ヒット曲だけじゃなくて、自作のアルバム曲も歌ってくれたことに感激しました。特に「恋がひとつ」という曲は、蘭さんのソロの曲では一番好きな曲だったのでこれが聞けたのが一番嬉しかったかも。当時ステージで歌ったことはあったのでしょうか。


 MCでは「当時は歌詞を無理矢理ひねり出した」というようなことと、「グイグイ来る女の子の曲なので若いから書けたんでしょうね」ということを言ってたのですが、確かに今聞いてみると「好きと言って あなた ねえ」「私を見てあなたわかるでしょう 恋はもうすぐ」「あなたとならばきっとうまく行くはずよ」という歌詞ですので、相手によってはドン引きしてしまいますよね(笑)


 そしてこの曲の歌声を聞いてびっくり。なんと当時とほとんど同じ感じで歌ってます。いわば女優伊藤蘭が42年前の自分を演じている感じといいましょうか。今回のソロアルバムを聞いてると、今の自分の声にあった割りと落ち着いた曲を歌ってる感じなのが、当時のように歌おうと思えば普通にできるというのにびっくりしました。


 自作の曲ではもう1曲「アンティックドール」も歌ったのですが、こちらは「早春譜」というアルバムの曲。これはメンバー各自がMMPのメンバーのサポートを受けて曲を作り、すべて自作の新曲で2枚組のアルバムを作るという企画。本人達も楽しんでたのかと思ったら、今回のインタビューによると「そんなのは無理だってなんとか潰そうとしてました」のだそうです。


 確かに今になって考えてみれば、あの「普通の女の子に戻りたい」発言の解散騒動以降、ファイナルカーニバルまでのコンサートツアー、全員集合や見ごろ食べごろやレッツゴーヤングなどのテレビのレギュラー番組、新曲のレコーディング、ラジオ番組のレギュラー、ヒットスタジオ等の歌番組出演というハードスケジュールを考えると、「そんな暇あるか」ということにはなりますよね。そんな中、あの名盤が生まれたわけですが、今回のインタビューでは「詞を書くのは楽しかった」と言ってたのが救いではあります。


 今回の放送で披露したキャンディーズのヒット曲は「春一番」「その気にさせないで」「年下の男の子」の3曲。「春一番」は元々三人がほぼユニゾンで歌う曲なので「お~」と思っただけでしたが「その気にさせないで」は原曲よりソロパートを増やしてて聴き応えありました。さらにそのあとに「年下の男の子」のイントロが聞こえてきたら、不覚にもウルっとしてしまいました。(ステージではハートのエースもやってたようですが、放送にはなかったので)


 今回のバンドは佐藤準さんが音楽監督で、リズム隊に加えて三管のホーンセクション、コーラスの女性が2人、ダンサーも合計4人いるという大所帯で、豪華なセットもあって本当にゴージャスなステージでした。佐藤準さんは、あの「微笑がえし」のレコーディングでもピアノを弾いてたとか。


 私はキャンディーズでは青組というかスーちゃん推しだったのですが、こうやってあらためて見ると伊藤蘭という人を好きだったんだなぁと再認識させられました。もちろん今回素晴らしいステージでしたが、あの人なら何をやってもついて行けるというか。


 その辺いろいろ含めて、放送してくれたテレ朝チャンネルにはあらためてお礼を申し上げます。なお、前述の「早春譜」では蘭様の作曲のサポートを当時MMPのギタリストだった山田直毅さんが努め、実際に「ろうそくの灯に…」「鏡の中で」が収録されています。


 その、山田直毅さんはキャンディーズ解散後にデビューした同じく渡辺プロ所属の歌手石川ひとみさんのバンドで音楽監督を努め、その後二人は結婚し今も彼女のステージで演奏しているわけですが、昨年の40周年記念コンサートのアンコールで白いストラトを弾いてるのを目にしました。


 実は先週山田直毅さんにお会いした際、「あの白いストラトはMMPの頃からのですか?」と聞いてみたところ、「お~よく知ってるねぇ」とのことで「やっぱり!」と大感激しました。あのファイナルカーニバルでもメインで使ってたストラトは今も山田さんの手元にあり、それがステージでも使われています。ということで、山田さんのラージヘッドでメイプル指板のビンテージホワイトのストラトにはキャンディーズファンも大注目ですね。


 と、最後はギターおたくの話になってしまいましたが、伊藤蘭様には歌い続けていただきたいということと、是非今年は紅白歌合戦にも出て欲しいなぁと。今回はファンを長く続けてるといいこともあるもんだとつくづく思いました。


甲斐バンド「Documentary of TOUR CIRCUS & CIRCUS 2019」

2019年09月24日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 今年結成45周年を迎えた甲斐バンドですが、WOWOWでスペシャル企画が組まれています。その第一弾としてこの夏に行ったライブハウスツアーの様子を追いかけたのがこのドキュメント。今月の1日に録画したのをやっと見ました。

 ツアーは広島から始まり、大阪、福井、愛知、宮城ときて、東京、北海道、静岡、神奈川など。ちなみに東京の映像だけカラーで、あとはほとんどモノクロ。その辺番組作りの拘りがあったのでしょう。

 前半はライブハウスの会場入りやリハーサルの様子が結構あって、最初の広島ではライブハウスということでいつもより天井も低いから、リハーサルの時に甲斐さんがマイクスタンドを蹴り上げて振り回したら上の照明に当たってしまい、本番のオープニングの「きんぽうげ」では斜めに回転させる様子も。

 大阪ではリハでステージに上がった途端「こんな感じか~。昨日のがなんの練習にもなってない(笑)」なんて声もありました。あれだけ百戦錬磨の人たちが揃っててもそういうことがあるんですね。

 全体を見てて、私としては「おお、松藤さんがずっとドラムを叩いとる」というのが結構新鮮で、会場によってはサポートの佐藤強一さんがおらず、ドラムが松藤さんだけということもあったようです。宮城の本番前のリハでは、一郎さんが松藤さんに「二ヶ月前からは想像できないくらいの余裕だね。」と言ってたので、あれだけやってた人でも本番やりながら鍛えられることもあるんですね。

 大阪ではバックステージに甲斐バンドのファンとして有名な押尾コータローさんが来てて、オープニングがきんぽうげで燃えたという話や、吟遊詩人の唄を聞いて涙が流れたという話をしてました。

 福井のステージでは 一郎さんのギタートラブルで音が出なくなり、甲斐さんがブルースハープを持ってきて即興のブルースが始まったりしました。あの辺はさすがの余裕ですね。始めようとした曲は「ジャンキーズ・ロックンロール」だったようです。

 愛知では頭にバンダナをまいたカメラマンのオジサンが出てきて「誰や!」と思ったら、かの井出情児さんでした。「つい口ずさんでしまう」ということで、実際に「ポップコーンをほおばって」を撮影しながら歌ってました。長年名前は知ってましたが、この人を見たのは初めてです。

 宮城ではステージ照明やPAスタッフのコメントがあり。東京ではサポートメンバーのコメントがあり、岡沢茂さんは「ライブハウスだと客席との一体感が凄くてサポートではなく甲斐バンドのメンバーとしてやってる感じ」ですって。佐藤強一さんは「自分らは職人なんでキッチリキッチリやるけど 松藤さんのドラムはすごく大らか。自分が歌ってるような感じで好きなんです、もうファンとしてやってるようなものです。」だとか。バックステージでは萩尾望都さん、萩原健太さん、船越英一郎さんが来てて、客席にいた亀和田武さんのコメントもありました。

 どの会場でもメンバーが口を揃えて言ってたのは「オーディエンスが素晴らしかった」「客席が準備万端で」「オーディエンスに乗せられた」などで、いかに会場が盛り上がってたのかがうかがい知れます。

 ということで、WOWOWでは来月もスペシャル企画満載で、このドキュメントも再放送されますし、13日(日)には「BIG GIG」「HERE WE COME THE 4 SOUNDS」が放送されます。その後も映画「破れたハートを売り物に」とか、あの「照和」でのコンサートのドキュメントや「甲斐バンドシンフォニー」も放送があって、極めつけは来年1月16日にツアーファイナルの生中継があるんだとか。よし、全部録画せねば!


ドラマ「凪のお暇」終わりました

2019年09月23日 | ドラマレビュー・新着ドラマの話題

 TBS金曜10時のドラマでしたが、これは最初から最後まで見ました。結構面白かったです。原作が漫画と聞いてちょっと引いたのですが、あらすじを見ると面白そうだったので見ることにした次第。

 ドラマの初回はキャラクター設定を印象付けるための極端な展開がありますが、このドラマもそうで見てるのがちょっと辛かったのですが(ワッチコンのシーンが多いのもありますし)二話目からは見やすかったです。

 別にこの手のドラマにリアリティを求めるものではありませんし、「んなアホな」という展開も多かったのですが、そこは脚本と演出の勝利でしょう。私にとっては好きな役者さんは一人も出てなかったのですが、それでも楽しめたのはヒットです。主演の黒木華は大健闘、彼女でなかったらこのドラマは成立しなかったでしょう。彼女を取り巻く男優陣も良かったし、武田真治の怪演ぶりも評価に値します。アパートの住民たちも良かったですしね。

 ということで、今年見た民放のドラマでは一番良かったかも。別にBOXセット買うほどではないですが、TBSチャンネルで一挙放送があれば見てもいいかなと思います。見なかった人は再放送の折には是非どうぞ。まぁ好みは分かれるドラマかもしれませんけど。


トマトパラダイスvol.14終了しました!

2019年09月22日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 ご案内しておりましたスペクトラムのコピーバンド祭りトマトパラダイスは無事終了しました。昨日はBLUFFのコピーバンドPILAFFとの2バンドでしたが、会場は大入りの満員。うちのバンドの方でも40人ほどいらしていただいたそうで、嬉しい限りです。

 PILAFFの方はBLUFFの曲以外にスペクトラムがサウンド・イン・Sでやった洋楽コピーを再現し、伊東ゆかり役のゲストボーカルまで用意している凝りよう。新田さんと伊東ゆかりのやりとりまでコピーするという熱の入れようでしたが、細かすぎて伝わらない気も…(笑) ただ、その洋楽メドレーの完成度が高かったので満員の会場から喝采を浴びていました。

 そうやって会場を温めていただいたおかげで、我々ReSPECTも気持ちよくやらせていただきました。なにしろスペクトラムがデビュー40周年ということもありますが、ReSPECTも結成15年というメモリアルイヤーですので、MCでもその辺の思いも込めてやらせていただきました。スタジオ遊びでも楽しいのですが、誰も聞いてくれないと続けられないので、アマチュアのコピーバンドの演奏に集まってくれるお客さんは凄くありがたいです。

 今回演奏した曲は以下の通り。モーションは昨年からやっている短縮バージョンですが、一応スペクトラムがレッツゴーヤングに出た時のを参考にしてます。バンド内では途中少々機材トラブルもあったのですが、大きな演奏事故はなかったのではないかと。(実際は結構大変な人もいましたが)

 個人的には、上出来とはまったく言えませんが練習でやってたレベルは大体できたかなぁと。ギターソロもまずまずで、リハーサルではなかなかうまくいかなかった「青春とはなんなんだ」のエンディングも割と上手くできました。狙ったところでハーモニクスも出せたし。逆に練習ではほぼできるようになってた間奏がダメダメだったのでそこは練習を続けないと。ま、めったにやらない曲ではありますが。あとはペダルの踏み間違いとかピックアップの切り替え違いとかは言いだすとキリがないので言いません。

 バンドを始めた頃に比べると歌うのは結構快感になってきたので、そこは継続しててよかったなぁと思います。大してレベルが上がってるわけではありませんが、人前で歌うのが慣れてきたのは場数のおかげであります。

 あとはせんだい祭学習帳の話はほぼ盛り上がらず、そもそも定禅寺ストリートジャズフェスティバルを知らない人も多いんだろうなと。実際仙台でもこの学習帳を知らない人が多いというのは実感したので、そこは仕方ないですね。

 なにはともあれイベントとしては大成功だったので、お越しいただいた方にはこの場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。見たかったけど行けなかったという方は次回是非。今年のReSPECTの活動は多分これで終わりですので、来年の予定が決まればまたお知らせします。


1.モーション
2.メモリー
3.アクトショー
4.ミーチャン・ゴーイング・トゥ・ザ・ホイクエン
5.FLY
6.SONG
7.夜明け
8.青春とはなんなんだ
9.イン・ザ・スペース
<アンコール>
トマト・イッパツ


いよいよ明日はトマトパラダイス!

2019年09月20日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 明日21日(土)は毎年恒例スペクトラムのコピーバンド祭り「トマトパラダイス」です。今回の対バンは「BLUFF」のコピーバンド「PILAFF」ですが、あちらもかなりのネタを仕込んでいるという情報ですので、いろいろ楽しませてくれることでしょう。我々ReSPECTは今回もスペクトラム三昧で賑々しくお届けします。

 詳細は以下の通りですので、スペクトラムファンの方、ブラスロックが好きな方、土曜だけど暇で仕方ない方など、多数のご来場をお待ちしております。

イベント名:トマトパラダイスvol.14
日時:2019年9月21日(土) 開場17時 開演17時半
場所:新中野 Live Cafe 弁天
出演 PILAFF
   ReSPECT
料金:1,500円+1Drink600円=2,100円