今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今年の総決算

2023年12月31日 | 日記・雑記・ただの戯言

 いよいよ大晦日になりました。私としては還暦を迎え、パソコン通信でネットデビューしてから30周年となる記念すべき年でした。今年の元旦のブログで、Twitterはもうどうなるかわからんので今年はブログに注力したいと書きました。

 結果どうだったかというと、そのTwitterはXになり、私は謎のアカウント凍結も経験したので、さすがにちょっと引いて見てます。あとは、人間はいろいろ忘れてしまうので、見たもの聞いたものの感想はブログに残すことを心掛けましたが、来年はさらに注力したいと。

 昨年は膝の調子が悪くて、ランニングもしてないのにランナー膝と言われ、しゃがんだり正座したりできなかったのが、今年後半にはほぼ回復しました。また、左手のバネ指も去年は苦しんだものの、今年は症状が落ち着いててなんとか手術には至ってないのもラッキー。体調面では問題なしの年でした。

 活動としては、今年は4年ぶりにライブができたし、定禅寺のジャズフェスに出かけた際には美味いもの巡りもできて、何より久しぶりにタップリ牛タンも食べたし、そこは充実してました。仕事でもプライベートでも飲み会の機会もあったので、少しずつ日常が戻ってきた感じ。

 あとは八戸で美味いもの巡りができたり、新潟に行った時は大雨だったりしたのですが、その辺も含めていろいろ楽しめたのでよしとしましょう。

 とはいえ、佐藤剛さんが亡くなったり、チンペイさんも戻ってこないまま逝ってしまったので悲しい出来事もありました。

 ラジオ聞きとしては「たまむすび」終了も大きな出来事で平日の運転中の楽しみがなくなり、「タモリ倶楽部」が終了して金曜夜も楽しみがなくなったのも今年でした。色々ありましたね。

 世界に目を向けると大変な事態も数々起きてますが、来年も気を引き締めて行こうとは思っています。とにかくもう若くなくなってきてますので、自分の健康には十分注意したいと。まずは皆さま良いお年を。


2023年 今年読んだ本

2023年12月30日 | ブックレビュー

 世の中には読書マウントなんていう言葉もあるそうですが、そういう意味でいうと私の場合はタレント本マウントかもしれません。何しろタレントとかバンドに関する本は大好きなので、今年は下記の通り40冊読んでますがそういう方面が約半分です。

 まずは読んだ本は下記の通り。(再)となってるのは再読です。毎年登場する本もあります。


対岸の彼女/角田光代
財津和夫 人生はひとつ でも一度じゃない/川上雄三
旅のラゴス/筒井康隆
ポップコーンをほおばって/田家秀樹(再)
近現代史からの警告/保阪正康
最後の角川春樹/伊藤彰彦
象の記憶/川添象郎
グループサウンズ/近田春夫
ザ・タイガース 世界は僕らを待っていた/磯前順一(再)
大いなる助走/筒井康隆
キャンテイ物語/野地秩嘉
ショーケン/萩原健一(再)
スパイダースありがとう/井上堯之(再)
ショーケン 天才と狂気/大下英治
日本以外全部沈没/筒井康隆
ショーケン最終章/萩原健一
暗殺の幕末史/一坂太郎
民衆暴力/藤野裕子
月神/葉室麟
狂気の沙汰も金次第/筒井康隆(再)
甲斐バンド40周年 嵐の季節/石田伸也(再)
義民が駆ける/藤沢周平
蒼天みゆ/葉室麟
陽炎の門/葉室麟
いのちなりけり/葉室麟
バンド・オブ・ザ・ナイト/中島らも(再)
天翔ける/葉室麟
花や散るらん/葉室麟
黄昏のビギンの物語/佐藤剛
ヨイトマケと美輪明宏/佐藤剛
水谷豊自伝/水谷豊・松田美智子
陽眠る/上田秀人
小松政夫 遺言/小菅宏
中森明菜 消えた歌姫/西崎伸彦
自暴自伝/村上ポンタ(再)
Over the noon 私の小さな物語/伊藤蘭
ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒/島崎今日子
天を測る/今野敏
B面昭和史1926-1945/半藤一利(再)
いっしょに泳ごうよ/石川ひとみ(再)


 今年最初に読んだのが角田光代の「対岸の彼女」でこれはすごく面白かったです。これのおかげで読書の喜びに目覚めたかも。

 そして「旅のラゴス」を読んだらすごく面白くて「やはり天才だ」と、また筒井熱が再発。その後いくつか読みました。短編ですが「アフリカの爆弾」を今読むと、その先見性というか世の中が変わってないのかゾッとします。これが1968年の作品だそうで、SF作家のいうことは夢のような話だけじゃなくて確実に予見してる部分がありますね。

 「最後の角川春樹」は個別レビューでも書きましたがすごく面白くて、また角川映画をちゃんと見たいと思いました。「象の記憶」も面白かったけど、この人と一緒に仕事する人は大変だろうなというのが正直な感想。

 ちなみに島崎今日子の「安井かずみのいた時代」を読んでキャンティに興味を持ったのですが、あれとこの「象の記憶」と「ザ・タイガース 世界は僕らを待っていた」と「キャンティ物語」をまとめて読むと結構いろいろ見えてきます。

 「ショーケン 天才と狂気」という本も結構ショッキングでした。何しろショーケン自身が本に書いてなかったことが色々出てきたので「ん?」と思ってまた「ショーケン最終章」を読み直したり。読書はいろいろ繋がりますね。

 「民衆暴力」というのもすごく考えさせられる本で、関東大震災直後の朝鮮人虐殺云々の話をいうならこの本を一度は読んでみねばダメだろうと思ったりしました。ちなみにそれについてのみ書いてある本ではありません。

 たまたま本屋で見かけた「月神」というのが面白くて、その後ちょっと葉室麟に凝って5冊ほど読んでみました。どれも面白いですし、取り上げる人物や地域が特徴的ですが、もうこの人は亡くなってるんですね。著作は全部読んでみたいと思わせる人で、人物の描き方が生き生きしてるのが素晴らしいです。

 本日のトップ画像は半藤一利先生の「B面昭和史」ですがもう何回か読んでて、今年も半年くらいかけてちょびっとずつ読んでたのですが、毎回新たな発見があります。今回は「これは!」と思う個所に付箋を付けてたらこんなになりました。ちょうど朝ドラ「ブギウギ」がこの時代なので、実際市中の人の暮らしはどうだったのだろうと思いながら一気に最後まで読んでしまいました。

 そして最後は石川ひとみさんの「いっしょに泳ごうよ」で締め。この本も何回か読んでますが、こちらも毎回新しい発見があります。豚肉が苦手だったんですね。と、今さら気づいたり。あとは第三章はとにかく多くの人に読んで欲しいです。B型肝炎への偏見がなくなることを祈ります。ご本人もそうですが、友人のエピソードは本当に読んでて辛いし腹立たしい気持ちもあります。

 

 今年は40冊ですが、昨年は27冊、一昨年は39冊、その前は64冊でした。多かったのはコロナのステイホームだった年です。何よりも去年の暮れにちゃんとした老眼鏡を作ってから長時間の読書も疲れなくなったし、遠近両用メガネのおかげで電車の中や駅のホームでのちょっとした時間にも本を読みやすくなりました。食べた物は体の栄養になりますが、読んだ本は脳みその栄養になると思ってるものであります。さあ、来年もガンガン行くでぇ~。←と、最後はカネヤン風


2023年 私的ドラマアウォード

2023年12月29日 | ドラマレビュー・新着ドラマの話題

 今年もいろいろドラマを見ました。そこで例年通り、最初から最後まで見たものの中から今年中に再放送を迎えたもののみ評価してみようという企画です。そういう縛りなので、昨年10月開始の朝ドラも入ったりしてます。ルールは私が決めてます。

 それで、そのルールの中でのセレクトで該当する作品は以下の通り。

フジ「女神の教室~リーガル青春白書~」 主演:北川景子
フジ「罠の戦争」 主演:草彅剛
フジ「風間公親-教場0-」 主演:木村拓哉
フジ「合理的にあり得ない」 主演:天海祐希
フジ「あなたがしてくれなくても」 主演:奈緒
フジ「ばらかもん」 主演:杉野遥亮
フジ「この素晴らしき世界」 主演:若村麻由美
フジ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」 主演:二宮和也、大沢たかお、中谷美紀
フジ「いちばん好きな花」 主演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜

テレ朝「星降る夜に」 主演:吉高由里子
テレ朝「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」 主演:高橋一生、本田翼
テレ朝「unknown」主演:高畑充希、田中圭
テレ朝「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」主演:桐谷健太
テレ朝「警視庁アウトサイダー」 主演:西島秀俊、上白石萌歌、濱田岳
テレ朝「シッコウ!!~犬と私と執行官~」 主演:伊藤沙莉、織田裕二、中島健人
テレ朝「ハヤブサ消防団」 出演:中村倫也、川口春奈
テレ朝「ゆりあ先生の赤い糸」 主演:菅野美穂

日テレ「リバーサルオーケストラ」 主演:門脇麦
日テレ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」 主演:松岡茉優
日テレ「CODE-償いの代償-」 主演:坂口健太郎

TBS「ペンディングトレイン」主演:山田裕貴
TBS「ラストマンー全盲の捜査官ー」主演:福山雅治、大泉洋
TBS「100万回 言えばよかった」 主演:佐藤健
TBS「18/40 ~ふたりなら夢も恋も~」 主演:福原遥、深田恭子
TBS「VIVANT」 主演:堺雅人
TBS「フェルマーの料理」 主演:高橋文哉、志尊淳
TBS「下剋上球児」 主演:鈴木亮平

WOWOW 連続ドラマW「フェンス」 主演:松岡茉優、宮本エリアナ
WOWOW 連続ドラマW「0.5の男」 主演:松田龍平
WOWOW 連続ドラマW「フィクサー」 主演:唐沢寿明
WOWOW 連続ドラマW「事件」 主演:椎名桔平
WOWOW 連続ドラマW「落日」 主演:北川景子
WOWOW 連続ドラマW「ギバーテイカー」 主演:中谷美紀
WOWOW 「ながたんと青と -いちかの料理帖-」 主演:門脇麦

NHK朝ドラ「舞いあがれ!」 主演:福原遥
NHK朝ドラ「らんまん」 出演:神木隆之介、浜辺美波
NHK朝ドラ再放送「本日も晴天なり」 主演:原日出子
NHK朝ドラ再放送「あまちゃん」 主演:能年玲奈
NHK夜ドラ「ミワさんなりすます」 主演:松本穂香
大河ドラマ「どうする家康」 主演:松本潤
NHKプレミアムドラマ「グレースの履歴」 主演:滝藤賢一、尾野真千子


 局ごとでいうと、日テレは見てたのが少なく、テレ朝は結構多いと。あとは、フジの月9は近年結構楽しんでたのが今年の夏でついに挫折する作品が出ました。TBSは見てたのは多いけど、面白いのがあったかというとちょっと残念。WOWOWも連続ドラマWは面白いけど楽しくないというのが多かったです。

 そんな中、全体の中からまずまず楽しんで見てたと言えるのは以下の作品。

フジ「女神の教室~リーガル青春白書~」 主演:北川景子
テレ朝「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」 主演:高橋一生、本田翼
テレ朝「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」 主演:桐谷健太
テレ朝「警視庁アウトサイダー」 主演:西島秀俊、上白石萌歌、濱田岳
テレ朝「シッコウ!!~犬と私と執行官~」 主演:伊藤沙莉、織田裕二、中島健人
日テレ「リバーサルオーケストラ」 主演:門脇麦
日テレ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」 主演:松岡茉優
TBS「ラストマンー全盲の捜査官ー」主演:福山雅治、大泉洋
WOWOW 連続ドラマW「フェンス」 主演:松岡茉優、宮本エリアナ
WOWOW 連続ドラマW「0.5の男」 主演:松田龍平
WOWOW 連続ドラマW「フィクサー」 主演:唐沢寿明
NHK朝ドラ「らんまん」 出演:神木隆之介、浜辺美波
NHK朝ドラ再放送「あまちゃん」 主演:能年玲奈
NHKプレミアムドラマ「グレースの履歴」 主演:滝藤賢一、尾野真千子


 他にも印象に残ったのは「VIVANT」「あなたがしてくれなくても」「風間公親-教場0-」「星降る夜に」「ゆりあ先生の赤い糸」「ハヤブサ消防団」などありましたが、そんなに楽しんでたわけではないので。


 さて、この中で最優秀作品というと今年は2本。

WOWOW 連続ドラマW「フェンス」 主演:松岡茉優、宮本エリアナ
NHKプレミアムドラマ「グレースの履歴」 主演:滝藤賢一、尾野真千子

です。

 優秀作品賞としては、

テレ朝「シッコウ!!~犬と私と執行官~」 主演:伊藤沙莉、織田裕二、中島健人
日テレ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」 主演:松岡茉優
WOWOW 連続ドラマW「0.5の男」 主演:松田龍平
NHK朝ドラ「らんまん」 出演:神木隆之介、浜辺美波

とします。ちなみに「あまちゃん」は私の中では殿堂入りですので、この評価には入れません。

 最優秀主演女優賞は松岡茉優さん。優秀主演女優賞に伊藤沙莉さん、優秀助演女優賞を浜辺美波さん、宮本エリアナさん、恒松祐里さんとします。恒松さんは昨年から結構いろんなドラマで見かけますが、笑顔が可愛くて素敵です。今年は特に「リバーサルオーケストラ」での妹役が良かったですが、夜ドラの「ミワさんなりすます」でも存在感を発揮しました。

 最優秀主演男優賞は、「グレースの履歴」の滝藤賢一さん、優秀主演男優賞は「0.5の男」の松田龍平さんということで。

 これらの方々には拙宅までお越しいただければ表彰状を差し上げることにしていますが、連絡先知らないなあ。(当たり前) まずは、来年も見ごたえのあるドラマに出会えますように。


2023年 今年見たコンサート

2023年12月28日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 今年はいろんなコンサートに行けました。コロナウイルスの影響はまだ払しょくされたわけではありませんが、かなり気楽にコンサートに行けるようになったということですね。

 ということで、今年見たコンサートは以下の方々です。

2月 12日(日) 尾崎亜美&岡本真夜コンサート
6月 25日(日) 八神純子 Live 2023 ~Zepp round3
9月 2日(土) 伊藤蘭 50th Anniversary Tour ~Started from Candies~
9月 16日(土) 尾崎亜美コンサート2023 東京
10月 1日(日) 石川ひとみデビュー45周年記念コンサート~笑顔の花~
10月14日(土) 太田裕美コンサート2023~takashikko・秋冬編~」
11月18日(土) 薬師丸ひろ子 Concert Tour 2023 ~愛しい人~
11月25日(土) 石川ひとみ LIVE 45th at ビルボードライブ横浜

 場所もライブハウス、コンサートホール、ライブレストランと様々。今年はどの会場も音響、照明など申し分なく、心置きなくパフォーマンスを楽しめました。伊藤蘭さんのコンサートでは初めて東京国際フォーラムに行き、尾崎亜美さんと太田裕美さんのコンサートは同じ会場でどちらも最前列という幸運に恵まれたり。

 今年見た方々は来年も見たいですが、特に太田裕美さんはデビュー50周年ですので秋には記念コンサートもあるとか。争奪戦は厳しそうですが、幸運を祈ります。

 なにしろ埼玉とはいえ首都圏に住んでますので、いろんなステージを見られる機会には恵まれてると思います。震災とかコロナとかいろいろ経験しているので、「まあそのうちに」とか「次の機会があれば」なんて言わないようにしてます。70代の歌手の方ではステージ活動を引退する人もいますしね。

 とはいえ、予算には限りがあるのでちょこっと興味があるからと言って何から何まで出かけるわけにはいきませんが、その辺は厳選した上で見たいものは見るというのは来年も続けます。


今年のラジオ事情

2023年12月27日 | ラジオ番組の話題

 暮れも押し詰まってまいりまして、一般男性としてはぼちぼち今年を振り返ってみようという企画です。今年は仕事面でちょいと変化があり、リモート中心からまた普通の外回りに戻されてしまいました。なので、平日はまた毎日運転の日々に。

 そうなると私の楽しみはAMラジオということになるのですが、なんとTBSラジオ「たまむすび」が3月で終了してしまいました。長寿番組でしたしそこに普通にあったものがなくなってしまうというのは寂しい限り。

 その後平日の日中はどうしているかというと、TBSの「こねくと」は最初ちょっと聞いただけで離脱し、NHKの「ごごカフェ」聞いたり、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」のオープニングトークだけ聞いたり、NHKFM「歌謡スクランブル」を聞いたりという日々。

 そういうしているうちにTBSは秋にも改編があって、「荻上チキ・ Session」が18時からになってしまいました。そうなるとますます聞くものがなくなって、出かける前にタイムフリーで録音したあちこちの番組をMP3プレーヤーに入れて運転中に聞いたりしてます。

 そんなこんななので、日中のラジオがつまんないなあと思ってる毎日です。割と楽しんでるのはTBSの「金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ」と、NACK5「ファンキーフライデー」ですが、なんでどっちも金曜日なんだろうと。あとは日中の番組ではないですがTBSラジオの「武田砂鉄のプレ金ナイト」は面白いと思います。ちなみにリアルタイムで聞いたことはありません。

 そういえば伊集院光がニッポン放送の夕方に登場し、聞いてるとやはり面白いのでやはりあの人にはまた平日昼の生ワイドをやって欲しいと思います。もちろん新しい人で魅力的なトークのできるパーソナリティーの登場も期待したいと。

 なお、「あんたは運転の時間が長いとはいえ、ラジオばっか聞いてていつ仕事してるの?」とかいう方とはお友達になれません。あしからず。とにかく民放ラジオ各局の奮起を期待するものであります。


あらためて「タイムマシンがあったら誰のコンサートを見たいか」

2023年12月26日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 もう10年以上前ですが、「タイムマシンがあったら誰のコンサートを見たいか」という記事を書きました。きっかけはつのだ☆ひろのラジオ「FMミュージックプラザ」のリスナーメール。

 そのメールの送り主は「弘田三枝子さんとクレージーキャッツが見たい」ということで、確かに両者とも勢いのある頃のステージなら興味あります。弘田三枝子というと私の世代では「人形の家」のイメージですが、デビューした頃の洋楽カバーを聞くとすごいパワーですしね。

 そしてその10年前に私がタイムマシンがあったら見たいと思った一番はスペクトラム。活動が2年ほどだったし、当時田舎の高校生だったので金沢で一度だけ開催されたコンサートにも行ってなくて見てないし。タイムマシンがあれば見たいという思いは今も変わりません。

 それと、見られなかったというともちろんキャンディーズもそう。解散した時が中3だったので、それは無理だったと。あとは長岡さんがいた頃の甲斐バンド。甲斐バンド自体は2年前に見たのですが、あの頃のも見たかったです。

 ところで、その10年前の記事では「現役ミュージシャンでまだステージ見た事ないから見たい」と書いてたのが、石川ひとみさん、Cyndi Lauper、小野リサさんでした。これについては、石川ひとみさんは5年前に初めて目にすることができて、今もステージには通ってます。思いはかなったということです。なので来年は小野リサさんのスケジュールもチェックしないと。

 そして、10年前の記事で見たいと書いたのが、ずうとるび、マザーグース、井上尭之バンドとホーンスペクトラムがバックにいるジュリー、ダウンタウンブギウギバンド、サディスティックミカバンド、チカブーン、フライドエッグ、上田知華とカリョービン、ブルースブラザーズなどなど。

 近年ずうとるびがまた活動開始したり、チカブーンもライブやってたりしてますが、その記事を書いた10年前にはまだ元気だった井上尭之さん、上田知華さんは亡くなってしまいました。もう本当にタイムマシン案件です。

 実際は「タイムマシンが」なんてあとで言わなくてもいいように、見たいコンサートは出かけて行ってしっかり目に焼き付けておきたいものです。また、一度見たものは自分の脳みそのどこかに刻まれているのではないかと思い、そういうのを引っ張り出して投影できるような技術ができないものかと思います。それなら昔見て感動したコンサートを、また目の前で見られますしね。無理かなあ。


あの時二画面テレビがあったら

2023年12月25日 | 昔のテレビ番組の話題

 先日二画面テレビの話題を書きましたが、調べたら1978年頃の話だった様子。当時CMを見た父の感想は「そんなにまでしてテレビ見たいか?」の一言。

 が、チャンネル権を握られていた方としては「見たい!」という事になります。何しろ日曜の夜8時からは父が必ず大河ドラマを見ていたため、見たくても見られなかったのが

・セブンスターショー 吉田拓郎
・セブンスターショー 荒井由実&かまやつひろし
・有線放送大賞の甲斐バンド
・ドラマ「日本沈没」

などなど。

 セブンスターショーは7時半開始だったので、最初の30分と最後の数分だけ見ました。ドラマの「日本沈没」はいつも最後の次回予告だけ見てた感じ。思い出せば「水戸黄門」の裏番組もなんかあったような気がしますが、そこは忘れました。

 当時の二画面テレビのスペックを見ると、大画面は20インチ、サブ画面は5インチとか。大きい方でも今と比べれば凄く小さいです。そのサブ画面の音声というのはヘッドホンで出力できたのでしょうか。もしそれができたとしても、画面が小さいのでテレビの前にイヤホンつけた息子二人が張り付いてるということになります。その場合、大画面でドラマ見てる父は集中できないでしょうね。

 なお、うちの父は将棋が趣味で、毎週日曜は午前10時から午後2時まで、教育テレビの将棋と囲碁の番組を必ず見てました。これについては、たまに休日出勤や何かの用事で出かけることがあったので、「ロッテ歌のアルバム」とかは時折見た記憶があります。兄は大場久美子のファンだったので、「千と一慶生放送」とか見たかっただろうなと思います。ただ、その場合も将棋対局の横にサブ画面でクーミンが出てくるわけで、これも「気が散る!」と言われそうな。

 結論として、あの当時二画面テレビがあったとしても、家庭内の揉めごとが増えただけだろうと。レコーダーも普及し、ネットの放送もある今の時代の若い人にはわからないであろう苦労です。まあ、レコーダーがないからこそ見たい番組は必死で目と頭に焼き付けようとしてたということはあるかもしれませんね。一度見ただけの番組を結構覚えてたりするし。三分勝負15ラウンドとか。


2023年10月期のドラマレビュー

2023年12月24日 | ドラマレビュー・新着ドラマの話題

 今期のドラマで見ていたものはほぼ終わりました。個別レビューしたものは除いて、最後まで見たのは一括でレビューします。


◆フジ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」 主演:二宮和也、大沢たかお、中谷美紀

 ご存じ月9。何しろ大物三人が主演という鳴り物入りの登場でしたが、いつ盛り上がるかと見てるうちに終わってしまいました。何しろ登場人物が多すぎて、さらに私が嫌いな記憶喪失ネタもあったしどうにも入り込めず。演出面では大沢たかおのキャラと、レストランシーンでのカメラに向かって喋るような映し方がどうも馴染めませんでした。

 レストラン、警察、テレビ局、麻薬密輸組織、犬を探す男、などそれぞれでストーリーが展開されましたが、最終回で全部繋がったということでよろしいでしょうか。あれで伏線を回収したとかいうのはなしです。とにかくわかりにくかったです。

 

◆フジ「いちばん好きな花」 主演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜

 これはどうにも好きになれませんでした。「二人でいるのが苦手」というテーマだけで1クール引っ張るの?と思ったら、まさにそうでした。女優さんがキレイだったので毎週見てたけど、人間関係とストーリーはいまだにちゃんと理解してません。

 リアリティがないといえばそれまでですが、「そんなセリフの言い方は実生活ではありえんなー」というのが最後まで続いて、演出が一貫してたと言えばそうでしょう。好きな人はとにかくはまったでしょうね。私はダメでした。

 

◆TBS「フェルマーの料理」 主演:高橋文哉、志尊淳

 原作はマンガだそうですがそちらは読んだことありません。フェルマーの最終定理をもじったタイトルでしょうが、出落ちという感じはあります。主人公は数学に天才的な能力がありますが、それを活かして料理を作るというアイディアだけ受け取っておきましょう。

 まあ現実的に考えると、味付けくらいは数学的に考えられるかもしれませんが、食ったことない食材の味は推理できないだろうし、計算はできても包丁さばきは練習しないと無理じゃない?と思います。まあそういうのは言わない約束なのでしょう。面白いよりは不快なシーンが多かった気がして、まあ文句言うなら見なきゃいいということですけどね。


◆テレ東「ハイエナ」 主演:篠原涼子、山崎育三郎

 なぜ今篠原涼子主演でドラマを?と思いますが、番組サイトによると「2020年に韓国で大ヒットした弁護士ドラマを日本版として初リメイク! “型破りなアウトロー弁護士”と“生真面目な超エリート弁護士”何もかも正反対な2人が繰り広げる生き馬の目を抜くような生存競争&ラブストーリーが開幕します!」だそうです。

 型破りなアウトロー弁護士が篠原涼子、生真面目な超エリート弁護士なわけですが、一番印象に残ったのは篠原涼子の秘書役の瀧本美織の話し方がほぼ「のだめ」だったこと。うっかり素に戻ってしまわないか心配でたまりませんでした。感想はそれだけです。


◆TBS「下剋上球児」 主演:鈴木亮平

 これも結構鳴り物入りでしたが、私は残念ながら楽しめませんでした。存続が危ぶまれた弱小野球部が強豪校を破って甲子園に行くという話ですが、井川遥の仕事の話とか鈴木亮平の教員免許偽造とか黒木華の過去とか「そのエピソードいる?」と思いながら見てました。ま、ちゃんと見てなかったということでしょう。一番の問題は私が高校野球が好きでない事なのは間違いなし。

 

 ということで、今クールは今年で一番見るドラマも楽しめたドラマも少なかったのでした。来年1月期のドラマの話はあんまり聞こえてきませんが、とにかく各局の奮起を期待します。


スーパースターも夢じゃない>モーリスギター

2023年12月23日 | ギターと楽器のこと

 ヤングギターの裏表紙はモーリスの広告と決まってたのでしょうか。ちなみに上段が左から74年、75年、76年、下段が左から77年、78年、80年。76年がムッシュで77年からチンペイさん。その後はアリスも出てたようです。(手元に79年の号はありませんでした。)

 モーリスは高級ブランドではないですが、1975年の暮れに金沢に連れて行って貰った際、ヤマチクがどっかのショーウインドーにモーリスのギターが飾ってありました。飾りつけもクリスマス感を出して華やかで、ギターもマーチンでいうとD-45のように指板にキラッキラのインレイがあり、小学生でありながら思わず見とれたものです。もしかしたらガラスに顔をくっつけてしばらく動けなかったかも。

 そして値段が10万で「ひえっ!」と思ったのを覚えてますが、当然ギブソン、マーチンよりは安く、K-Yairiよりもお手頃だったかも。まあお年玉で手が出る範囲ではないので私には無理でしたけど。

 値段からすると、恐らくW-100という機種だったのでしょう。この広告でムッシュが手にしているギターがW-80ですが、キラキラのインレイが見事なのでほぼ同じ感じ。なんかネックが太そうな気がするのですが、いまだにあのモデルは弾いた事ありません。

 あの頃は、いつかはそういう高級なギターを手にすることもあるかと思ってましたが、指板にキラキラのインレイがあるギターはまだ買ったことなし。今持っているのも一応モーリスですが、こちらはエレアコ。おまけにMade in Korea。これはポジションマークがドットなので、やはりあのキラキラのインレイはいまも憧れです。

 

 今はネットオークションという便利なものがあるのでW-100を検索してみたら、楽器屋さんのサイトが出品している調整済みの物は約15万円でした。プレミアついとるやないか! なにしろ指板のインレイが豪華なだけじゃなく、サイドバックはハカランダ合板だったそうです。

 ああ、あの時親に土下座して買って貰っておけば…。まあ無理だったろうけど。


ニッポン放送第一スタジオというと

2023年12月22日 | ラジオ番組の話題

 昔はラジオの公開生放送にあこがれてました。ラジカセを買って貰った小学生の頃、特に好きだったのが欽ドン。あれもたまに公開放送をやってて、それはもちろん生じゃなくて何回分かを録音してたのですが、すごく行きたかったです。当時欽ちゃんはテレビでよく見ましたけど、あのテレビの姿とラジオでしゃべってる欽ちゃんが頭の中でなかなか結びつかなかったので。ラジオはより親しみが持てるという典型例でしょう。

 あとは、どんな感じでハガキを読んでるんだろうとか、アシスタントの女性はどんな顔をしてるんだろうとか、パジャマ党の人たちもスタジオにいるんだろうかとか、とにかく小学生の乏しい想像力では追いつけませんでした。今みたいにネットもなければ雑誌でスタジオの様子を見る機会もなかったですし。

 その公開録音の大きいスタジオがどうやらニッポン放送の第一スタジオという名前で、ラジオ局にそんな大きな部屋があるというのは意外でした。先日のキョンキョンのオールナイトニッポンで「昔は銀河スタジオで公開放送していて、生で歌ったりしていた」という話をしていて「へ~、そんな場所があったんだ。」と調べてみたら、なんとこれがその第一スタジオのことだったようです。

 今は社屋そのものが移転し、古い局舎は取り壊されてしまったようですが、2000年くらいまであったようですね。第一スタジオでは「たむたむたいむ」の公開録音もあってリスナーみんなで「たむたむ音頭」を踊ったのを聞いた気もしますが、あれはいつ頃だったでしょうか。あのねのねのオールナイトニッポンも「ハッピースタジオ」として公開録音してましたが、あれも第一スタジオだったのでしょう。

 今はラジオ番組の公開放送があれば行ってみたいかというと、どうも好みの番組がないですね。欽ドンの時代と違って、普段テレビ出てる人がしゃべってる番組はわざわざ行こうと思わないし。それでも「たまむすび」くらいなら見たい気もしますが今はないですしね。