今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ある種のハンサムウーマンかと>伊藤かずえさん

2013年01月31日 | 日記・雑記・ただの戯言

 BS日テレの「愛車遍歴」という番組をたまに見ます。そのときのゲストによるのですが、いかにも高級外車乗り回してそうな人より、意外性を期待するので女優さんとか女性ミュージシャンのときが面白いですね。昨日のゲストは女優の伊藤かずえさんでした。

 免許は19歳で取ったそうで、ドラマで主役をバンバンやってた頃なんですね。よくそんな余裕があったものだと。さらに、最初に買ったのが日産のエクサ。覚えてる人いるでしょうか? 後ろの部分を取り替えてクーペ風になったりバンのようになったりする妙な車です。なぜエクサ?というと、スポーツタイプが欲しかったからだとか。

 次が日産のローレルでそれが二十代半ばだったそうでこれまた意外。あれはおっさんの乗る車ではないかと。そのローレルに二年ほど乗ってから買ったのが初代シーマ。なんか、お父さんが日産社員だったのでそこばっかりなんですね。

 なにが凄いと言ってそのシーマが気に入って20年以上乗ってるんですと。「車は調子いいし、他に欲しい車ないし、シートも全然へたってないから換える必要なし」と。かっこいいです。ちなみに、走行距離が10万キロになったときエンジンを新品に載せ換えて足まわりも取り換えたから「また新車になった」のだそうです。チューンナップのために別のエンジンに載せ換えることはあっても、同じエンジンの新品をもう一度というのは凄く珍しいそうですね。日産に新しいエンジンが三つだけ残ってたので実現したそうな。

 その他ボディーの細かい傷はタッチペンで直してあって、それももう同じ色がないから所々白い塗り後があるのですが、別に気にしないと。もうここまでくるとホレボレします。現在の走行距離は約23万キロ。本人曰く40万キロくらい行けるんじゃないかと。

 車好きにもいろいろあって、次々に新しいのに乗り換える人を見ると「車より新しい車を買える自分のことを自慢したいだけなんじゃない?」とか思いますから、こういう「とことん乗り倒す系」ってのはいいですね。ロリーギャラガーの塗装ハゲハゲのストラトとか鮎川誠さんのレスポールカスタムに通じるものがあってロックな感じです。

 ということでなかなかいいもの見せてもらいました。彼女は気取ってなくて、いい年の取り方してますよね。


そよ風の人間狩り

2013年01月30日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 エアチェックという言葉はまだあるのでしょうか? ラジカセ買って貰った頃は流れてくる曲を録音するのがとにかく楽しみでした。が、なにしろカセットなので好きな曲かかったら「ガッチャン!」と録音ボタンと再生ボタンを押すので、イントロの途中から始まって最後はDJの話が始まったら止めるという感じ。そのため、あとで聞いてみるとほとんどスキマ無しで曲が繋がる微妙なテープになっちゃってました。


 で、よく覚えてるのがピーターの「人間狩り」という曲を録音したときのこと。番組は多分ニッポン放送の「シローの気ままな旅」だったかと。この曲の不気味な雰囲気が妙に気になって録音したのですが、曲が終わって録音止めたら次はキャンディーズの「そよ風のくちづけ」のイントロが流れてきて、「あ、これも録音しようっと」と思ってスイッチ入れたと。果たして録音を聞いてみたら凄く前衛的な繋ぎになってました(笑)。


 調べてみたら、この2曲は発売日が同じで1974年1月21日ですと。ということは、これを録音したのは39年くらい前なんですね。たしか布団に入ってこっそり録音してた記憶があるのですが、こたつだったような気もするので間違いなく冬でした。ちなみに、ピーターはこの曲を歌うときはとんでもない電飾衣装を着てた記憶あり。あの人が当時の芸能界でどういう位置づけだったのかは不明。すっごく個性的な人ですけどね。私は三ツ首塔の悪役が印象的です。


 それにしても、なんでこんなのを思い出したのだろう???


アイドルも大変だけどアイドルファンも大変で

2013年01月29日 | 日記・雑記・ただの戯言

 吉田豪氏の「元アイドル」とか読むと、アイドルというのも過酷な職業だというのがよくわかります。が、アイドルのファンを長年続けるのもなかなか大変です。トップアイドルのファンだったら周りからミーハーだと言われるし、可愛いけど歌が下手なアイドルのファンなら「あんな下手くそどこがいいんだ」と言われるし、他のアイドルのファンからはやたらと攻撃されたり。


 おまけに応援してたアイドルにとんでもないスキャンダルが勃発したり、突然お脱ぎになったり、シンガーソングライターと電撃結婚したり、映画に出たはいいけど松田優作とワッチコンワッチコンしたり、売れっ子ミュージシャンと駆け落ちしたり、相撲取りと結婚したり、素行不良で事務所クビになったり、マネージャーと出来てるのが発覚したりするのは相当ショックに違いありません。(それぞれに該当するアイドルを即答できる人は上級者です。)


 それでも一人で部屋にこもって写真集眺めながらレコード聞いてれば満足できる人が強いのか、すぐに違うアイドルに乗り換える人が強いのか、プロレスファンになったりAVファンになったりする人が強いのかその辺はわかりません。が、私の知ってる限りは落胆のあまり出家してしまったという人は聞いたことないです。(そりゃそうか)


 私はというとアイドルファンの現役だったのは中学~高校の前半くらいまでで、なにしろ田舎にいたのでレコード買うかテレビで見るかせいぜい月刊明星見てニカ~っとしてるくらいで、当時はインターネットもないし、中学生はアサヒ芸能とか東スポとか問題小説とか読まないので余計な情報入ってこないし、それこそ平和な生活でした。何よりも、好きなのがキャンディーズとか石川ひとみさんだったのが幸福の源でしょう。(まぁ、石川ひとみさんは段々グラビアでの露出度が上がっていったのでハラハラものでしたが)


 そういう意味ではアイドルで完全に勝ち逃げしたのは山口百恵かなあとは思うのですが、彼女のファンがそんなに幸せかというとそれはわかりません。ヒクソングレーシーのファンが一番幸せなのかどうかというのと同じでしょう(?)。


 と、まぁ今日は久しぶりに「ロミオ&ジュリエット'79」を聞いたのでそんなことを思いました。


終わったり始まったり

2013年01月28日 | ラジオ番組の話題

 昨日で大相撲が終わったと思ったら今日から国会らしいです。何がどうだと言ってNHKラジオがそればっかりになって、毎時ごとの天気予報はなくなるしニュースも短縮されるし、夕方5時のニュースはなくなるし、近田春夫さんの番組は1時間になるし、困ることだらけ。大相撲はラジオで聞いてもたいして面白くないので、私はいりません。が、好きな人はいるでしょうから、なんか専門チャンネルみたいなのを作って欲しいと。国会は国会で聞くべきだとは思うのですが、所信表明とか代表質問ってあんまり面白くないんですよね。

 それにしても、これが3月になると高校野球と大相撲の二重苦になるのが憂鬱です。甲子園大会の間は近田さんの番組は短縮どころか放送がなくなるのではなかったかと。困りますね、まったく。


久々にゴッドファーザーをば

2013年01月27日 | 映画

 録画したもののなかなか見る機会のない映画の代表です。ついこの間録画したつもりが、録画日時を見たら2009年4月でした。4年近く寝かせてあったので相当熟成したような気がします(?)。なにしろドンパチはあるし、ワッチコンもあるし、3時間テレビを占領するのも家族から顰蹙をかうので結構大変。


 この映画を見るのは多分3回目くらいで、前に見たのは友達が廉価版のセルビデオを買ったときだったかと。VHSなので2本組でした。たしかアル・パチーノが単身敵地に乗り込んでいくところで前半終了だったと思います。今はDVDなのでそれなりの画質でも1枚でなんとかなりますので、いい時代になったものです。


 で、大まかなストーリーは覚えてたのですが、細かいところは完全に忘れてました。何よりもファミリーが誰が誰だかいまだによくわかってないという…。この映画が1972年公開ですから「仁義なき戦い」よりも先なんですね。ヤクザが会議ばっかりやるのはわかってましたが、その原点がここにあったとは。


 それにしても、裏社会という点では同じなのに「仁義なき戦い」よりは相当カラッとしてるのが印象的。その辺は殺し方がサッパリしてるせいでしょうか? 鮮やかすぎるんですね、きっと。撃たれた方がのたうち回ったり、撃つ方もガタガタ震えてたりするのが「仁義なき戦い」ですから。


 この映画についてはあの複雑な人間関係をすべて把握して、台詞の意味も全部理解した上で見ると快感なのでしょう。そういう意味では渡鬼的なのかもしれません(?)。よし、これをもう2~3回見てからPartⅡを見てやる!


タイトル:ゴッドファーザー
監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ
出演者:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァルなど
音楽:ニーノ・ロータ
日本公開:1972年7月15日
上映時間:177分
製作国 :アメリカ合衆国


盛り上がってるようです>大河ドラマ「八重の桜」

2013年01月26日 | TV番組レビュー

 本日のNHK「土曜スタジオパーク」は福島県須賀川からの生放送。ゲストは大河ドラマ「八重の桜」で西郷頼母を演じる西田敏行と田中土佐を演じる佐藤B作。トークの内容はもちろん「八重の桜」についてですが、お二人とも福島県出身なだけあって会場は盛り上がりっぱなしでした。

 

 他の出演者についてのコメントがありましたが、佐藤B作によると松平容保役の綾野剛はかなり役を作り込んでくるタイプだとか。雰囲気として「こっちがこういう芝居をするからそっちはどうする?」という無言の圧力があるのだそうです。「若造のくせに」と笑っていましたが、ヤサ男ふうに見えてそんな感じなんですね。まぁドラマの宣伝もあるのでしょうが、そういわれると今後に注目したくなります。

 

 今日はドラマのダイジェストも紹介されて、何回か先までの分もありましたが注目は会津藩が京都守護職を引き受けるあたり。第6回くらいだそうですが、かなり泣けるシーンかも。私は幕末オタクではありますが、幕末の会津藩というと京都守護職になってからと戊辰戦争が始まってからしか注目されないので、「なぜ京都に?」というのは詳しく知らないんですね。

 

 明日は第4回ですので段々面白くなる雰囲気はあります。福島県内は盛り上がってるんでしょうね。私は5年だけ郡山に住んでたインチキ福島県人ですが、なんとか応援したいところです。


ある俳優の話

2013年01月25日 | 日記・雑記・ただの戯言

 20年くらい前にたまたま立ち読みしてた雑誌で見た記事のこと。小さい記事だったのですが、ある男性俳優について最近活動が芳しくないという話でした。以前は主演ドラマが大ヒットし、シリーズ化されたものもあったのに近頃はめっきりテレビで見かけないと。


 その振るわない理由について「以前は個性派俳優として活躍したが、今は同じキャラの三上博史や柳葉敏郎に主演の座を奪われ仕事がないというのだ」とのこと。私はその俳優のことは割と好きだったのですが、三上さんや柳葉さんは好きじゃないので「同じキャラ?」と凄く疑問に思ってこの記事の事を覚えてました。


 雑誌はポストとか現代のようなメジャーなのじゃなくて、アサ芸とか実話とかそういうのではなかったかと思います。それにしてもこれらの人々を「同じキャラ」として括ってしまうことにかなり違和感があったと。


 あれから20年、その話題の俳優さんはどうなったかというと、新たなヒット作品ではまり役を手に入れ、シリーズ化されるは映画化もされるはということで、押しも押されもせぬ人気者になりました。あきらかに前述のお二人よりも稼いでいることでしょう。


 ということでおわかりになりますでしょうか? 「三上博史、柳葉敏郎と同じキャラ」と言われたその人は水谷豊さんでした。ん~、同じキャラかなぁ…。ちなみに私はいまだに「相棒」見たことありません。なんか機会がなくて。


新田次郎・二番?

2013年01月24日 | 日記・雑記・ただの戯言
 新田次郎先生の作品を買おうと本屋に行き、迷った挙句買ったのがこの「霧の子孫たち」。オビによると「自然保護運動の原点 霧ヶ峰の自然を守れ! 自然と遺跡を破壊する道路の建設反対に決然と立ち上がった地元民の闘い」だそうで、かなり面白そうだったので。

 他の候補は「八甲田山」「剱岳」「つぶやき岩の秘密」など。「八甲田山」は映画で見てるし結末知ってるし結構悲惨な話だし、今読むと寒さが増強されるような気がするので、これは夏の暑い時期に読んでみます。「剱岳」も映画で見たので次の機会にと。最後まで迷ったのが「つぶやき岩の秘密」でした。過去に何度か読んでみようと思っていまだに手が出てません。ただし、NHKの少年ドラマシリーズのイメージが強くて、私はこれの作者を眉村卓先生だと思い込んでました。

 ということで早速読書開始。まだ新田先生のは2冊目ですが来年の今頃は新田マニアになってたりするかも。

私は忘れない

2013年01月23日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 今日NHKラジオ「昼のいこい」で岡崎友紀の「私は忘れない」を聞きました。子供の頃彼女のことは結構好きで「おくさまは18歳」とか「なんたって18歳」は見てました。当時のイメージから彼女はもっとはっちゃけた感じだと思ってたのですが、この曲は曲調といい歌い方といい結構演歌チックですね。「なんたって18歳」とか「黄色い船」のイメージが強かったのですが。

 

 で、当時この曲を歌番組で聞いたとき、サビの歌い方について父が「うまいこと裏声で逃げるなぁ」と言ってました。私は当時結構好きだったので「逃げるなんて言わんでも」とちょっと悲しくなったのですが、今聞いてみるとたしかにそんな感じはあります。多分歌番組に出たときはさらにそういう歌い方だったのかも。

 

 その辺が、ドラマでは大ヒットを飛ばした割には歌手としてはそれほどでもなかった理由かと思いますが、それでもレコーディングではディレクターがいたわけで、その結果そういう歌い方だったというのは何かを狙ってたのかもしれません。ま、大きなお世話ですが。

 

 ちなみに今見るとあんまり好きな感じじゃないのですが、子供の頃は理屈抜きに好きなものは好きというわけですから、何か惹きつけられるものがあったのでしょうね。


槍ヶ岳開山 新田次郎著

2013年01月22日 | ブックレビュー

 新田一郎さんの音楽はずっと聞いてますが今回新田次郎先生の本を読みました。明治後期の話ですが、富山の百姓一揆にまきこまれ過って妻を刺殺してしまった男が国を捨て出家し、罪の償いに厳しい修行を求め、未踏の岩峰・槍ヶ岳初登攀に成功したという話です。感想としてすごく面白かったです。


 新田次郎先生というと山登りの話のみでこれも登山中の岩場とか高山植物の描写ばっかりというのを勝手に想像してたのですが、これは完全に人間ドラマです。山を登ることについては徹底的に自分を追い込むための手段であって、それに取り組む主人公とそれに関わる人々のドラマだと。


 登場人物ではなんといっても弥三郎が魅力的です。神出鬼没でお調子者の雰囲気ですが何か言いたいことを秘めていながら、やたらと主役に絡んでくるというあたりが物語にスパイスを添えています。


 単行本は1968年6月発行だそうで、なんと私が幼稚園に入った年に出た小説なのでした。元が明治の話なので古さを感じないっていうと変な話ですが、思ってたよりはすごく読みやすかったです。


 これはブックオフで買ったのですが「面白ければ次は新品で買う!」と宣言してましたので、次に読むのを明日買ってきます。一応予定は「劔岳」と。