今日のひとネタ

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読んでから見るか、見てから読むか>人間の証明

2017年04月23日 15時24分50秒 | ブックレビュー

 「原作はオススメ」というアドバイスを受け入れて、森村誠一先生の「人間の証明」っを読みました。ちなみに私は映画は2回くらい見て、フジの2004年版のドラマは3回くらい見て、先日のテレ朝のスペシャルドラマも見ました。その辺の話を書きますので、ネタバレはバリバリです。って、今更気にする人はいませんか。


 今回原作読んだら結構面白かったです。映画やドラマに比べて一番深みがあったのが、妻がひき逃げされた小山田の心情ですね。彼にとっていかに妻が大事で、自分が身体を壊して彼女が生活のために水商売に出たときの不安な気持ちは、ドラマだと独り言にするわけにもいかず、この辺は小説が有利でしょう。

 そういうことをいろいろ検討してみたところ、2時間ちょっとの映画とか単発のドラマではあの話を描き切るのは無理で、あらためて2004年のドラマはよく出来てたと思います。あのドラマでは原作にない部分として、棟据がニューヨークにまで出かけたり、原作にはいない夏川結衣の存在でちょっと和んだり、熊を取り戻しに小山田の家に松下奈緒が押しかけたり、あとはいしだあゆみとかりりぃの存在が絡んで話に深みが増してます。原作だと霧積での殺人事件がちょっと唐突なイメージがあるのですが、ドラマではうまく絡めたように思いますので。

 小説をドラマ化や映画化した場合、原作を超えることは滅多にないのですが、私の場合2004年のドラマ>原作>映画という評価です。ちなみに先日のスペシャルドラマは評価に値しません。ある意味原作を冒涜してると思います。ということで、この話は「読んでから見る」のがお勧めですね。棟据の性格というか人間性はわかってから見た方が入り込みやすいですし。

 

 とか偉そうに言ってますが、今回原作の文庫はブックオフで入手しました。108円でした。森村誠一先生ごめんなさい…。

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薀蓄好きのための格闘噺/夢枕獏

2017年02月23日 23時39分26秒 | ブックレビュー

 一時は本格的な格闘技バカで、総合格闘技だけじゃなくキックボクシングのビデオを買ったりしてたくらいなのですが、今はさっぱり。一番の影響はWOWOWがリングスの放送を終了してほどなくリングスが活動を停止したので。

 元々は第二次UWFのビデオを借りて来て気に入ったのでリングスは旗揚げから見てました。なので、夢中で格闘技を見てたのは1991年から2001年くらいまで。その後もPRIDEとかHero'sとかそういうのは見てたのですが、さすがに地上波で放送しなくなったらまったく見る機会はなくなりました。

 この本は夢枕獏さんの格闘技に関するエッセイをまとめた本ですが、2004年から2007年くらいの話があり、丁度私が真剣に見てなかった時代のことですので結構ためになりました。見てなかった試合を「見てみようかな?」と思わせるのはさすがです。あとは明治の時代の柔道家とか海外に渡った柔道家の話があって、そちらも興味深かったです。

 今は総合格闘技をテレビで見る機会がほとんどなくなってしまいましたが、スター選手はなかなか出ず、日本人が海外で活躍するのもなかなか難しく、そういう意味で地上波のテレビ局は参戦しづらいのでしょうね。90年代半ばの盛り上がりを考えると、選手育成とか団体の運営を間違ったという感が強いのですが。まぁ私がもう一度格闘技バカになろうと思うくらいのブームが来ればとは思いますが、当分無理だろうなぁ…。

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幕末遊撃隊/池波正太郎

2017年02月10日 23時32分29秒 | ブックレビュー

 当方幕末オタクを自称しながら、伊庭八郎はノーチェックでした。なので、この小説を読み始めた時も「この人は実在の人?」とか思って調べてみたり。

 実際にこの人は幕末の武士であり、函館で戦死したのも本当の話なんですね。幕末で「八郎」というと、つい「清河八郎」を連想してしまいますが、この「伊庭八郎」の生涯も十分ドラマになります。まだまだ知らないことが多いです。

 ということで、今後も幕末の歴史を掘り下げるよう精進します。ただし、一般生活で役に立ったことはありません…。

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2016年 今年読んだ本

2016年12月29日 12時44分52秒 | ブックレビュー

 読んだ本はメモを残してあるのですが合計すると41冊。(短編集とかも入ってますが) 数が多ければいいというわけではないですが、一時よりは調子が出てきました。いろいろ読んだのですが、やっぱり山崎豊子のは面白いですね。「沈まぬ太陽」はドラマに触発されたのですが、あと読んでないのは「不毛地帯」とか。とはいえ「白い巨塔」も読んでないですが。

 読んだのが2回目という本もあって、チェッカーズ、僕らが作ったギターの名器、南沙織がいたころ、などがそう。「僕らが作ったギターの名器」は新書ですが凄くいい本で、今回も新たな発見がありました。もう1回くらいは読んでみねば。

 小説については前から知ってる作家の作品がほとんどだったので、来年はいろいろ発掘したいものだと。

チェッカーズ/高杢禎彦
昭和史/半藤一利
あの日/小保方晴子
ゲゲゲの女房/武良布枝
ハコバン70's/稲垣潤一
ラバウル戦記/水木しげる
わが闘争/角川春樹
やりすぎマンガ列伝/南信長
清河八郎(人物伝ですが作者失念)
回天の門/藤沢周平
時の輪の接する処/松本零士
あなただけの、咲き方で/八千草薫
リアルワールド/桐野夏生
田舎でロックンロール/奥田英朗
司馬遼太郎短編集8
マリファナも銃もバカもOKな国/町山智浩
司馬遼太郎短編集7
沖縄からは日本が見える/永六輔
歩兵の本領/浅田次郎
河畔に標なし/船戸与一
ラジ&ピース/絲山秋子
新選組風雲録 落日篇/広瀬仁紀
昭和史 戦後篇/半藤一利
翔べ!わか想いよ/なかにし礼
私の話/鷺沢萌
共喰い/田中慎弥
いつでも夢を/辻内智貴
小さなスナック/ナンシー関、リリー・フランキー
かずら野/乙川優三郎
沈まぬ太陽 会長室篇/山崎豊子
きみはこの国を好きか/鷺沢萌
かわいい子には旅をさせるな/鷺沢萌
沈まぬ太陽 アフリカ篇/山崎豊子
沈まぬ太陽 御巣鷹山篇/山崎豊子
退職金バカ 50歳から資産を殖やす人、沈む人/中野晴啓
僕らが作ったギターの名器/椎野秀聰
会津啾々記/早乙女貢
海神/安部龍太郎
鉄のライオン/重松清
切腹/白石一郎
南沙織がいたころ/永井良和

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アイドル本を読みながら妄想してみる

2016年12月08日 23時25分56秒 | ブックレビュー

 アイドル本とはいえ読んでるのは「南沙織がいたころ」という新書。2011年に出版されたもので、大衆文化論や都市社会学が専門の関西大学教授永井良和氏が、南沙織さんが活動していた時代の雑誌記事、関連書籍、引退後発売されたCD-BOXのブックレットでのインタビュー等膨大な資料を基に彼女の足跡を追ったものです。アイドル本人が自伝とかエッセイを書いたことにして実はゴーストライターがいたとかいう、いわゆる「アイドル本」とは違います。

 こういう本を買うくらいなので私も彼女の大ファンだったのですが、南さんがデビューしたのは私が小2のとき。なのでデビューしたばかりの頃はあんまり覚えてません。デビューして2~3年してから兄の影響でレコード聞き始めたりしてだんだん好きになったという感じです。

 彼女というと元祖アイドルと言われたようですが、まだ返還前の沖縄出身で日本語より英語が得意なこともあり特異な存在だったことは言うまでもありません。さらに、歌うことは好きだけど彼女の前には同じタイプの存在はいなかったため、目標とするアイドル像など当然なく、何より本人がスターになりたくてなりたくてたまらなかったわけでもなかったようです。

 そんななので、東京に連れてこられたものの住まいも決まらずホテルで生活させられ、学校には通わせて貰えるという約束もなし崩しにされてメチャクチャに仕事を入れられた結果、精神的にまいってデビューほどなくして引退を口にしたこともあったそうな。この辺の経緯は私はお子様だったのでまったく知りませんでした。

 当時のことをこの本で読むと、最初に所属した事務所が良くなかったらしく、いわば儲けるだけ儲けて使い捨てにしようとしてた雰囲気も感じます。芸能人とはいえ若い女の子なので、ガチガチに仕事入れて動かしていないと遊びを覚えたり彼氏を作ったりしてデビューにかけた費用が回収できず儲けも出ないと思ってたのでしょう。うまくスターになっても男ができればアイドルとしての寿命は短いとか。ただ、幸いなのはレコード会社のCBSソニー側が彼女のイメージに合った楽曲制作に熱心であったことでしょうか。私も彼女のどこが好きだったかというと歌が好きだったので。その後移籍した事務所も良かったようですが。

 で、何を妄想したかというと、実はキャンディーズのこと。彼女たちは「普通の女の子に戻りたい」と言って解散してしまいましたが、なんとか続けさせることはできなかっただろうかと思ったり。

 当時の彼女らはというと、全員集合や見ごろ食べごろ、レッツゴーヤングなどのテレビのレギュラーに加えラジオ番組もありレコーディングもやってCMもやって全国ツアーもちょくちょくという、それこそほとんど休む間もないくらいだったことは想像に難くありません。そうなると、同年代の女子が楽しむようなことはほとんどできないわけで、やめたくなるということもあったのだろうと。

 なのでそういう生活から解放し、まずはテレビのレギュラーを減らし、キャンディーズとしてのレギュラー活動は一旦お休みしてアルバムだけは年に1枚出す、コンサートも1年のうち1ヶ月の間に数カ所でやるだけにして、あとはドラマに出たり映画に出たりはそれぞれ自由にやらすとか。あるいはもっと長いスパンでキャンディーズとして集まるのは3年に1回くらいにして、やるときは半年くらい徹底的にやるとか。当然結婚しても出産してもキャンディーズは残すということで。そんな簡単に行くかという声はあるでしょうが、だからこそ妄想であってそういう風にだんだん大人の女性になっていく彼女たちが見られても良かったかなぁとか思います。

 それはそうとして、この「南沙織がいたころ」という朝日新書は凄くいい本なので、彼女に少しでも興味のある人は読んでみることをお勧めします。去年1回読んだのですが、また最近読み返して新たな発見がありました。中身が濃くていい本は3回くらい読んでみないと。

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やはり本は3回くらい読まないと

2016年11月16日 23時37分47秒 | ブックレビュー

 去年の初めに新書に凝って、やたらと買ってた時期があります。それまで新書というと、書く方にとっても読む方にとってもお手軽な存在で、出張に行く人が週刊誌代わりに読むものだと思ってました。

 が、昨年初めに大きめの書店に行って新書のコーナーを端から端まで見たら、結構魅力的で読み応えもある本があって、10数冊買ったでしょうか。そのうちの何冊かは今も気に入ってて手元にあるのですが、読み返してみると新たな発見があって楽しいです。

 具体的には「僕らが作ったギターの名器」というのが良くて、先月読み返したらまたすごく勉強になる部分がありました。ギターの材質とかパーツとかの話が。今月は「南沙織がいた頃」というのを読んでますが、彼女に関する膨大な資料(雑誌のインタビューとかCDのライナーとか)を読み込んでまとめた物で、これもすごく読み応えあります。

 あと好きな新書は「ちばてつやが語る『ちばてつや』」とか、クリス松村氏の「誰にも書けないアイドル論」とかもいい本です。

 1回読んで理解した気になっても、良い本は読み返すとまた味がありますね。

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読んでから見るか、見てから読むか

2016年11月15日 23時33分29秒 | ブックレビュー

 今年見たドラマで一番面白かったのがWOWOWの「沈まぬ太陽」なのですが、やはりあの話をもっと深く知りたくて原作を読んでます。ただし、「アフリカ編は別にいいや」と思って「会長室編」から読んだらやっぱり面白くて、結局アフリカ編に戻って読みました。

 感想としては「ドラマより面白い」のですが、これは読んだストーリーを頭の中で勝手に上川隆也とか國村隼に演じさせてしまうからで、先に原作読んでたらここまで楽しめたかというのは疑問。まさに「読んでから見るか、見てから読むか」という世界。

 アフリカ編は、恩地の家の使用人の話とか、現地の日本人との関わりとか、ドラマでは描ききれなかった部分が面白いですが、なんといってもハンティングの様子が詳細なのが圧巻です。

 現在は「御巣鷹山編」を読んでますが、面白いけど楽しくない話なのでなかなかきついです。しかし折角ここまで読んだし、なんとか最後まで~。

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かづら野/乙川優三郎著

2016年09月02日 23時56分35秒 | ブックレビュー

 何気なく図書館で借りてきたのですが、すごく面白かったです。いわゆる時代小説なのですが、「足軽の娘として生まれた主人公が奉公先の事件に巻き込まれ数奇な運命を辿る…」というとありがちな話のように思うかもしれませんが、奉公先や逃避行の先での仕事や街の様子が「乙川さん、あなた、当時も生きてたんですか?」と聞きたくなるほど生き生きと描かれて、思わず引き込まれました。

 この人の本を読んだのは初めてなのですが、その分野では出す本がことごとくヒットする人気作家のようですね。知らなかったなぁ。他の作品も探さないと!

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面白すぎるのでお買い上げです>小さなスナック

2016年08月30日 23時23分44秒 | ブックレビュー

 図書館で借りて来た本。ナンシー関さんとリリーフランキーさんの対談本なのですが、読んでてあんまり面白いのでamazonで注文してしまいました。この対談は雑誌「CREA」2000年9月号~2002年8月号まで連載されたものだそうです。

 当時はそんな雑誌は読んだことなく、ナンシー関さんはともかくリリーフランキーさんのことは知らなかったと思われます。「東京タワー」は2005年のようですし。

 中身をいちいち言うのは野暮なので、「興味持った人は買って下さい」としかいいようがありませんが、ナンシー関さんのカラオケの話とかリリーフランキーさんがネットオークションで車を買った話とかが妙に面白いです。ナンシーさんはまだこの連載が続いてるうちに亡くなったんですね。この本を読むとつくづく惜しい人を亡くしたものだと。

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寝る前に読むものではないと

2016年07月31日 13時13分01秒 | ブックレビュー

 田中慎弥氏の小説「共喰い」を読みました。芥川賞受賞作で話題になったのですが、どうも楽しい感じはしないのでこれまで読まずにいたと。今回図書館で借りてきたので読んだ次第。

 そもそも芥川賞なので普通の小説ではないだろうと思ってたのですが、寝る前に読むと相当きついですね。気分が沈んだままだと眠れないので必死に楽しいことを思い出しながら寝床についたと。まぁ迫力あるといえばそうですが、原作を読んで映画は絶対見ないと心に誓ったのでした。(意見には個人差があります…)

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懐かしの青春ドラマ大図鑑

2016年07月24日 16時08分13秒 | ブックレビュー

 図書館で見かけて「おお、すっごく面白そう!」と思い借りてきました。が、あまり期待の大きすぎるのはよろしくないようで…。

 これが出版されたのが1998年なので、この本は70年代から90年代までの青春ドラマの紹介と、当時の出演者のインタビューで構成されてます。青春ドラマというと「おれは男だ」とか「青春とはなんだ」とか「飛び出せ青春」とかいうのを想像しますが、「奥様は18歳」とか新しくは「セーラー服通り」なんかも含まれるので(って、新しくはないか)、番組一つひとつの紹介が1/2ページだけなのでサラッとしすぎな感じ。

 発売当時はデータベースとして役立ったかもしれませんが今の世の中はWikipediaがありますから、現在の感覚でこの本を評価するのはよくないかも。

 欲を言えば70年代だけで1冊作るくらいの方が良かったかも。書く方も各ドラマにつき数ページの紹介を書きたかったように感じますが。なんにしても買ってないので偉そうにはいいません。

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さすがに学習能力がありますので

2016年07月01日 23時53分47秒 | ブックレビュー

 久々に船戸与一先生の本を読みました。この人のことは亡くなった時のニュースで知ったのですが、冒険小説と聞いてにわかに関心を持ちました。が、どれもこれも大作なので文庫でもすごく分厚く、手を出すにはなかなか勇気がいります。

 文庫の裏のあらすじを読んではどれを読むか検討したのですが、最初に読んだのが「蝶舞う館」。が、なにしろ人が死にまくる話なので気分が荒むこと。その後「非合法員」を読んだのですが、悲惨さはこちらの方が上。

 今回読んだのは「河畔に標なく」ですが、学習能力を最大限発揮して、「誰が死んでも驚かない。」「悪い奴は絶対殺される。」「登場人物の誰にも感情移入しないこと。どうせ悲惨な死に方するし。」というのを自分に言い聞かせて読んだところ、それほど気分は落ち込まず読めました。面白かったです。まぁ人はいっぱい死にましたけどね。

 面白いことは面白いのですが、毎日この人の本を読むのは精神衛生上よくないので、とりあえず年に1冊くらいにしようと思います。次は何にしようかなぁ。

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「もういらない」 吉田拓郎

2016年05月09日 22時16分02秒 | ブックレビュー

 図書館で吉田拓郎さんの本を見つけて借りて来ました。で、最後の方になって「あれ? 前に読んだことある」と気づき、自分のブログを検索したところ見事7年前に同じ本を借りてたことが判明。

 これはエッセイというかインタビューを再構成した本なのですが、オビによると<人生の転機は50歳の誕生日だった-。「あの頃の自分」なんて、もういらない。「いまの自分」で正直に生きていけ! 拓郎が初めて語る究極の人生論。>というもの。

 なんか40代後半の頃から50歳になるのにすごく抵抗があったそうで、50歳でもカッコいい人というと高倉健とショーン・コネリーしか思いつかなかったんですって。

 これを読んだ時は私はちょうど40代後半で今は50歳過ぎてます。で、当時読んだ感想は…完璧に忘れました。が、今読んでみると結構面白かったです。この人の話は面白いですね。フォーライフの社長時代の話もあらためて読むと味わい深いものがあります。

 ちなみに自分のブログで調べると2009年は1年で81冊読んでます。我ながらなかなかのペースでしたね。翌年は41冊でしたが、読んだ本が自分の知恵の基になると考えると当時の自分よりはいまの方がちょっと賢くなってるような気がします。って、賢くなったかどうかはわかりませんが、あらゆることで好き嫌いは減ったかも…。まぁ許容範囲が広がったというか。特に好きな物は変わりませんけどね。

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司馬先生の短編をば

2016年05月01日 21時54分11秒 | ブックレビュー

 「そういえば司馬先生の幕末系の短編ではまだ読んでないのがあったはず」と思い、図書館に行ったら「司馬遼太郎短編全集」というものを発見。全12巻もあるので「おお!」と思ったのですが、まず今回は幕末物が収録されている第8巻から。

 この巻の収録作品は
「逃げの小五郎」
「海仙寺党異聞」
「死んでも死なぬ」
「沖田総司の恋」
「彰義隊胸算用」
「槍は宝蔵院流」
「浪華城焼打」
「弥兵衛奮迅」
「最後の攘夷志士」
「四斤山砲」
「桜田門外の変」
「菊一文字」
「英雄児」
など。

 「ほぉ~」「へぇ~」と思って読んでたのですが、さすがに「沖田総司の恋」まで来て「はて? どこかで読んだような…」と気づきました。果たして過去に読んだ短編集の収録作品を調べたところ、これらのうち5作は「新選組血風録」に入ってて、それ以外も既読多し。初めて読むのは「最後の攘夷志士」と「英雄児」だけかも。

 実は新選組関係はあんまり好きじゃないのですが、こうやって読んでみるとやっぱり面白いですね。これまで読んだ司馬先生の本は全部文庫ですが、ほとんど新品で買ってたので今回だけは図書館で勘弁して貰おうと思う次第です。いっそのこと順番に借りて来て全部読もうかと。

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「田舎でロックンロール」 奥田英朗

2016年04月26日 22時13分10秒 | ブックレビュー

 奥田作品はほぼ読んでるつもりが「これ読んでない!」と見つけたのがこの本。早速読んでみたら、小説ではなくエッセイというか本人の音楽的青春記でした。「なんだ小説じゃないのか」と思ったのですが、これはこれで凄く面白いです。

 この人は私より4歳上なのですが、話の中に出てくる音楽の話はほとんど全部わかります。(聞いたこと無いレコードは多いですけど) あとは、デイブ・メイスンの大ファンと知ってますますこの人が好きになりました。私なんぞはクラプトンよりデイブ・メイスンの方がかっこいいと思ったり。

 「野球の国」も面白かったけどこれも面白いです。洋楽はラジオで聞いたり、テレビだとNHKの「ヤングミュージックショー」だったりしたもので、これを読んでると昔のことをあれこれ思い出します。まぁ私は洋楽の方に行かず、ニューミュージックとアイドルポップスばっかでしたけど…。

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