その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋国王の入部

2010-03-07 05:48:32 | 夢屋王国
『入部』などとタイトルを付けますと「夢ちゃん齢50にして何の運動始めたの…」などとコメントが寄せられそうですが、『入部』とは「国司や地頭が初めて任国や領地にはいることを意味します^^;
先週、気なりに梅の木の剪定などを行いましたが、雪解けも進み、前地権者に仮植してある果樹木など樹種を教えてもらいながら、今年から手入れする30aの『夢屋王国』・・・昆虫たちのサンクチュアリ(Sanctuary)を見て回りました。
30a・・・3,000㎡・・・45m×65mの新たな領土は、田圃あり畑あり、梅に梨にりんごにぶどう・・・百姓の総合学習用の圃場かい?と言いたくなるほどバラエティに富んだ作物が手入れもされず植え込んでありました。仕事の片手間に管理していくには、ちと広すぎる…そんな不安も過ぎりますが、国王たるもの弱音は吐けない。『夢屋王国』の新国主を国民に知らしめるために、派手なパレードでもしながら入部しようかなどと、国王の公用車である平成9年式スズキ・キャブオバー(いわゆる軽トラック)のエンジンキーを回したのでありますが…。
「プスッ プスッ プス・・・(無音)」ひと冬放置した軽トラックのバッテリーは上がっておりました。夢屋国王、今年最初の仕事は、軽トラックのバッテリー交換作業と相成りまして、収納ボックスや固定具を何とか外したのでありますが、バッテリー端子のネジがスパナでは回らない・・・困った・・・困った時の「タケちゃんマン!!」近くの自動車整備工場に勤める「タケちゃん」に相談しますと・・・
「この10mmのボックスレンチで緩めろ!」と工場のレンチを貸してくれました。
「ちなみに、コチラでバッテリー買うといくら?」(恐る恐るの国王)
「ウチで買ったら高いから、量販店で買って来たほうがいいさぁ!」(タケちゃん)
なんと優しき隣人愛。おかげさまで5,880円にて、国王の公用車は一発始動でございます。先が思いやられる『夢屋王国』でありますが、こうした隣人愛によって何とか維持する決意なのであります。今後、使うであろう10mm-12mmのレンチ購入費と公用車につめたガソリン26ℓで、本日10,000円の出費…王国の維持にはお金が必要なのであります・・・とほほ。
コメント
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