土曜日『夢屋王国』への最初の訪問者は、梅の倒木で羽を休めた「小雀」でした。「梅にうぐいす」「竹にすずめ」の組み合わせでご紹介したいところですが、里にうぐいすが現れるには、まだ季節が早いようです。日が長くなり、外の薄明かりとともに、早起きのすずめのさえずりが聞こえるようになりました。「むくどり」や「すずめ」が屋根の上で♀を追いかけたり、昨年まで営巣していた場所を覗き込んだりと、まだ不完全ではありますが、鳥たちのカップリングも進行中のようであります。
一日中、冷たい雨が降り続いた『夢屋王国』の住民登録業務も国王の重要なお仕事でありますが、「カニグモ」が両手を広げて自宅の壁に張り付いておりました。ややピンボケで掲載を断念しましたが、同じ壁面に今年の昆虫第一号、ご覧の「ユスリカ♂」を発見したしました。「ユスリカ」は1,000種類位、同定されているそうで、こうした小さな虫を一匹一匹、色や形態から分類する方(きっと変人扱いされるでしょうが^^;)もいらっしゃるのですよ。
「ユスリカ」は口吻が退化してしまっているので、人を刺すことはありません。触覚のフサフサが♂の特徴で、非常に見づらいのですが「把握器(クラスパー)・・・交尾の際に♀の尾部を挟み込む器官」がむき出しになっているので、♂であると確認できます。(こんなことを自慢げに書いている国王も充分、変人の域に達しております^^;)
『蚊柱の それさえ細き 栖(すみか)かな (一茶)』
などと、赤貧の小林一茶の句をかみ締めながら、ぬくぬくと家の中から王国を眺める夢屋であります。
一日中、冷たい雨が降り続いた『夢屋王国』の住民登録業務も国王の重要なお仕事でありますが、「カニグモ」が両手を広げて自宅の壁に張り付いておりました。ややピンボケで掲載を断念しましたが、同じ壁面に今年の昆虫第一号、ご覧の「ユスリカ♂」を発見したしました。「ユスリカ」は1,000種類位、同定されているそうで、こうした小さな虫を一匹一匹、色や形態から分類する方(きっと変人扱いされるでしょうが^^;)もいらっしゃるのですよ。
「ユスリカ」は口吻が退化してしまっているので、人を刺すことはありません。触覚のフサフサが♂の特徴で、非常に見づらいのですが「把握器(クラスパー)・・・交尾の際に♀の尾部を挟み込む器官」がむき出しになっているので、♂であると確認できます。(こんなことを自慢げに書いている国王も充分、変人の域に達しております^^;)
『蚊柱の それさえ細き 栖(すみか)かな (一茶)』
などと、赤貧の小林一茶の句をかみ締めながら、ぬくぬくと家の中から王国を眺める夢屋であります。