本日の夢屋四十八手、決まり手は『居反り(いぞり)』であります。
腰を低く落とし、相手がのしかかってきたとき後ろに反って倒す。あちゃ~こんな技、アリでしょうか?あったんだなぁ…。「先生」の愛称と多彩な技で人気のあった「智の花」が決めた一番、記憶にはありますが、決められた相手が誰だったのかは、もう定かではありません。
さて、こうした突飛な技とは裏腹に、日常の我が家では、古老の四十九日の法要を営みました。時の経つのは早いもの、植木の手入れや茶の間の補修、遺産相続の手続きなど、現世では息子「夢屋」があくせくと暮らし、あの世では、古老の来世が決定されるという審判の日。人が考え出した事とは言え、あの世も結構忙しいようです^^;
お布施の効果か、古老の生前の功徳のお陰か「般若心経」に始まり、とても有り難いと思われるお経を上げていただきました。お坊さんが「ありがたいお経です」と保証するのですから、きっと有り難いに違いない。お経とはそんなものです。「お経と挨拶は、長い方が有り難い」と勘違いしている方が大勢おりまして、祝辞やら挨拶やら堂々巡りの聞かされる方は堪ったものではない。お陰さまで足の手術を理由に「曹洞宗」ですから、安座で失礼させていただきました…ほっ。
本日の決まり手は『居反り』でした。コンクリートの塀に「キアゲハ」の蛹がひとつ。見事な「居反り」の姿勢でありますが、お尻の地模様でキアゲハと判ってしまいます。こういう蛹を見つけると、つい細い棒の先っちょで「ツンツン」と突いてやりたくなるのが、夢屋の習性でございますので、思わず「つんつん」…お尻を「フリフリ」、「つんつん」…「フリフリ」…Oh!いけない!このコンクリートの塊は、地震の震度計でありました。山形県で震度0の地震が発生したかも…。なわけないか^^;
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