その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

きゅうり漬け

2019-08-10 05:32:26 | 転職

私は、ベジタリアン?

「マヨネーズを食べているではありませんか?」…ツッコミの必要はありません。貧乏して、お肉が買えないだけですから(ホっとけ!)緑・黄・赤、ナスを入れれば紫も…夏野菜も盛りで、ご近所のスーパーに出品した残りを温野菜でお皿に盛り付けただけでも、この量であります。ちなみに、朝食は、曲がったきゅうりに味噌を付けて、空腹を紛らわせましたけれど(笑)
現在のところ、調味料と光熱費があれば、何とか食ってはいけるようであります。実際には、こんな食生活は送っておりませんが…『夢屋農場長』が着任し、農園の収支が概ねトントン(豚肉食いた~い!)になってまいりました。春先の種苗費や肥料費を稼ぎ出し、あとは儲け(利益)となる訳ですが、意外と米の立て替え払いが大きい。手持ち資金が無いと農業経営は成り立ちません。朝起きて「きゅうり」を収穫出荷し、加工用のナスを収穫し、ヘタを取って出荷し…もうお昼。夏の日盛りを避けてお昼寝し、夕刻にまた「きゅうり」を収穫すると一日が終わってしまいます。ビールを飲んで寝ると、夢の中まで秋採りの「きゅうり」を植えている。ほとんど『きゅうり浸け』の毎日であります。(汗にまみれて収穫していると、そのまま塩漬けが出来るのではないかというような汗…。)


農場長は一大決心をしたのだが…

連日のように「防災行政無線」から、「気象台からの高温注意報」と熱中症予防のお知らせが流れる…お願いだからもう流さないでくれ!暑さが倍増するだけだから。この夏も気合で乗り切ろうと考え、儲けたらエアコンを入れるという決意も崩れ、農場長は、事務室兼出荷調整室と化した『第2サティアン』に「電気」というものを引くことにしました。今までは、太陽光パネルと発電機で対応しておりましたが、さすがに「エアコン」なるものを導入せざるを得ないと判断したものです。原始的な生活から「最低限の健康で文化的な生活」が送れるようになる…従業員『ポン太郎君』の健康管理も農場長の重要な任務なのであります。(が、資金はまた、事業主貸しでありますが…。)「電気の応援団」…個人事業主のお仕事でしょうけれど、強電を扱う会社から派遣された方々…粘土質の乾いた地面に穴を開け、古物のNTT柱をあっという間に立ててしまいました。「〇×さんさぁ~!お盆休みはいつまで?」「来週の金曜日までです!」…ということは、通電は約10日後!!! もう秋風が吹き始める頃であります。「もう少し決断が早ければ…。」あと、10日間は、出荷するきゅうりは『夢屋農場長の汗』で、塩漬けになって届けられることだろう。(がっかり^^;)

コメント
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