その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

父帰る

2017-11-02 06:46:21 | 新規就農

これは「ニホンアマガエル」である^^;

「島根県松江地方気象台」では、今季のトノサマガエルの初見を欠測と決定。(8年連続らしい。)四国の高松、徳島、高知でも欠測や観測対象生物から除外されてしまったらしい。そう言えば、欠勤続きの田んぼ作業でもトノサマガエルを見かけなくなって来た気がする。『夢屋社長』の観察経験では、5月の連休明けに田んぼの耕起作業の段階でも、ワラ屑の中からのっそり出て来る『朝寝坊のお殿様』であります。
アマガエルは、田んぼに水が入る頃には、縄張りの主張と恋の相手を探して大合唱してますから、『お殿様』は朝寝坊と晩婚を繰り返して来たのでしょう。7月上旬、農家は一斉に田んぼの水を抜き、中干し作業をいたしますが、成長が遅い後発組の逃げ遅れた『おタマちゃん』は、哀れ、日干しの運命が待っております。『夢屋本田』は未整理地…水路は素掘りの土側溝でありますから、何とか『お殿様』が生き残れる環境は残っているような気もするのですが、言われてみれば『お殿様』を目にしなくなったことに気付いたところであります。
「父帰る」は、菊池寛氏の戯曲でありますが、昨夜は仕事のストレス発散に同僚と飲んじゃった^^;(取り敢えず、父の帰る場所は残っていたようでありますけれど。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする