その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(病気…)

2013-06-26 12:55:11 | 夢屋探偵

『夢屋国王』遂に病に倒れる…「病気」などというタイトルを付けると早合点してしまう人がいるかも知れない。病気は病気でも、植物の病気の話であります。植物だって人間と同じように病気にもなるのでありまして、原因は、カビや細菌、ウイルスといった具合に人間と同じような病原菌によって引き起こされるのであります。(早とちりの方のために、人間と植物の病原菌は、カビや細菌といったような括りが同じという意味であって、結核菌が植物にも結核を起こすとか、キャベツの黒腐病が人間にうつるということではないのでご注意ください。)
植物の病気は、雨や雨によって跳ね上げられた泥によって植物体に小さな傷が出来て感染したり、カビの胞子が細胞に菌糸を伸ばして侵入したりと原因はさまざまでありますが、植物体が何等かの原因で弱っているとか、病原菌がそばにあるとか、感染経路や経過は、人間の病気とあまり違いはないのであります。
ところで、今日はなぜ病気の話なのと言いますと、今朝、イネいもち病の予防薬を田んぼに散布して来たからでありまして、こんなカラ梅雨の時でも薬を散布する必要があるのだろうかなどと考えていたものだから、本日の話題に…^^;
イネの代表的な病気である「いもち病菌」は、子のう菌に分類されているのでありますが、名立たる大学の先生方が長年研究を続けておりますけれど、正確なライフサイクルは謎の部分がまだあるはずであります。それでも殺菌剤はあるんだなぁ…これが^^;
植物の病気は、人間の病気と違って「感染しました…抗生剤で叩きましょう。」などと悠長なことを言っていられません。感染し、蔓延しはじめるともう止まらない。だから、植物体を健康に育て(窒素過多を避け)、予防をすることが重要なのでありますが、昨年は、「葉いもち」の病斑を見つけることが無かったような気がする…だから、予防が必要なのという問答が続くのでありますよ。(一旦、病斑が拡がり始めると、大騒ぎするくせにであります^^;)
転ばぬ先の杖などと申しますが、予防薬は散布しておこう…ところで、本当に『夢屋国王』の身体は大丈夫なのだろうか?

コメント
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