２０年後の経過報告

先日、同級生が
８人集まった。
１人の人が、
こっちに、戻って来た。
集合の、電話がある。

幸い、天気は晴。
集合場所へ。
私は、いつも通り
５分前に、到着。
４人、来ていた。
後から、すぐ１人。

しかし、皆に会いたい。
言い出した、本人が遅刻。
「迷ってるんじゃない？
　電話が、あったから。　
　降り口が、どこか分らなくて」

数分遅れて、遣って来た。
「大変だったのよ。
　プラットの端から、
　端迄、歩いて」

説明した人と、違う電車で来た。
本人は、方向音痴。
１番最後に、来た人。
大遅刻にも、関わらず。
悠然と、歩いて来る。　

「ダッシュ、せーよー！
　遅刻してるのよ」
私が、言う。
謝る事もなく、
いつもと、同じだった。

世話役をした人が、
「時間ギリギリ迄、待って
　来なければ、私が残る」

念の為、来ない人の
自宅に電話。
「子供が出て、さっき出た。
　そう言うの。
　いつか、はっきりしない」

「携帯聞けば、良かったじゃない。
　機転の利かない」

やっと、８人揃い。
すぐ、近くの店へ。
私と、世話役の人。
２人が、いつも仕切っていた。

「全然、皆変わってない」
「性格は、変わらないの！」