図太い & 繊細

自分の中で、或いは家族、ごく
親しい間柄の人間に深刻な出来事が
起こってくれば、微妙に影響を
受ける人と全く平気な人、凄く
精神的に病んでしまう人に分かれる。

それは、元々、本人の持っている
性格や気質、物事に対する考え方
神経が図太いor 繊細という面も
大きく関係しており、どれがいい
とか悪いというものではない。

大した事でもないのに真剣に悩む。
本人にとっては非常に気になる事
或いは、その部分に弱いという場合
人一倍神経質と周りから言われなくても
繊細な人は、ドンドン壊れていく。
自分では、どうしようもないのだ。

分かりやすく言えば、対応可能な
範囲を超えてしまった状態になる。
このキャパシティーは、人によって
非常に差が大きくなっている。
どの部分に強いか、或いは全体的に
図太いから平気な神経で居られる。

旗から見れば、そんな風になりたい。
そう思ったとしても、なかなかなれない。
神経の図太い人は、どんな事が
あったとしても、いつもと同じように
食べられるし、熟睡できるのだ。
つまり、何も自分の中で変化はない。

その上、割とドライなタイプが多い。
それは仕方ないと簡単に切り捨てる。
或いは、最初から自分の事ではない。
自分の事であったとしても、大して
気に留めていない状態で過ごせる。

周囲が騒いだり、あたふたしている
状態が不思議であったり、面白い
という感情で見る事が出来る余裕度。
それに対して、繊細な人は寝れない。
食べられない。或いは食欲が減退する。
体調不良で絶えず問題が頭から離れない。

図太い人間が繊細になる事は不可能
ではないかもしれないが、逆の場合
繊細な人間が図太くなる事は一生ない。