夢華の言いたい放題

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ひきこもりの末路

2019-09-06 09:03:18 | Weblog
ひきこもりが社会現象となって
随分と年月が経っているが
その数は年々増加して、全く
解決の目途は立っていない。
更に、年齢が上がり、長期化して
ますます社会の歪みが増長される。

何故、ひきこもりが生まれるのか?
この疑問は病気と同じ現象だ。
つまり、同じような環境に居ても
病気にかかる人とそうでない人が
居るように、同じような経験や
場面に遭遇しても、耐えられない。

そこで心が病んでしまい、行動が
停滞してしまう状態が出来上がると
そこから脱出するのは至難の業だ。
人間は楽な方向へ流されていく。

これは自然の原理になっており
そこで本人が強い意志を持たない
限り、自分で逆境に突き進めない。
所謂、打たれ強い環境に育てば
少々の事で凹む事はないが・・・

親が甘やかして子供を育てると
或いは、放任主義で子供が育つと
学校や会社という枠組みの中で
協調して生活する事が非常に
苦痛に感じてしまう生活になる。

子供を産んでしまえば、そこから
親としての責任が、ついて回る。
その自覚がないまま、何となく
食べ物と住む場所があれば
子供は勝手に成長してしまう。

見た目は大人でも、中身は大人に
なっていない状態の人間が大量に
完成して世の中に増殖する訳だ。
人間が大人として、生きていく
上で必要な事は、生きていく力。
即ち、労働をして対価を得る事だ。

それを子供に教え込まない親は
本末転倒の子育てをしている。
そのツケが現在、老齢の親に
降りかかっている状態が、実は
子供のひきこもりなのである。

親が死ねば兄弟姉妹が自分の
人生を犠牲にしてまで面倒を
看ないのは当然の考えだろう。
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