１人で勝手に喋る人

誰か相手が居れば喋る。
会話をするのが普通の状態
かもしれないが、沈黙が重たい
と感じない場合は、それでもいい。
しかし、沈黙がやたらと重たい
雰囲気を醸し出す場合、息が詰まる。

けれども会話が続かない相手、
共通の話題や趣味の話がない、
こちらの話に反応しない人、
色々と会話をするのに疲れる
タイプが存在するのは確かだ。

それとは反対に、勝手に一人で
喋り続けるタイプも絶対数いる。
つまり、そこに居る相手が知らない
人であっても全く関係なしに、
平気で喋りかけるのは、孤独な
一人暮らしの老人だけじゃない。

こちらに興味のない話であっても
別に聞きたいと思わない内容で
あったとしても、煩いとか
静かにして貰えませんか？
と言われない限り、図太い神経で
勝手に独演会のように喋り続ける。

家で喋る相手がいないから。
その人を良く知る人物は敬遠する。
聞きたくない話を聞くのは苦痛。
関わりたくないと思っている人は
なるべく反応しないで無視する。

たとえ、そのような態度を
取られたとしても自分が話す事を
止めないから嫌われる要素を
持っているという自覚がない。

会話はキャッチボールだから。
相手が話した内容に対して
何らかのアクションがないと
聞いているのか？という疑問が
湧いてくるのも自然だろう。

対面している場合、電話の場合、
どんな場面であったとしても
一方的に喋り続ける相手に対して
面倒な時は、聞くふりをする
必要もないし、自分が他の事を
考えていたとしても失礼ではない。