前例がない！

例えば、何かを発言したり、
提案した場合に相手が
こう返答するのを聞く。
「前例が、ないので」

今までに行った例が
ないから出来ない。
それは、実は答えに
なっていないのだ。

歴史を見れば分かるように
発明は前例がない事を
するからこそ、進歩して
出来上がるのである。

前例がないで片付ければ
何も便利で画期的な
商品は次々に世の中に
出る事は決してない。

前例がない＝面倒
超手間が掛かる。
かなりの根回しが必要。
苦労や困難を伴う事を
わざわざ誰が好んで
したがるだろうか？

だから、返答はそうなる。
「今までに前例がないから」
つまり、言外にしたくない。
そう告げているのと同じ。

役所と同じ回答は、
仕事が出来る人間は
決して言わないもの。
この答えをする人間は
その程度のレベルだと
瞬時に判断を下せる。

前例がなくても既存した
遣り難い方法を、ずっと
続けるのではなく
効率的に出来る方法を
マニュアル化して
誰でも出来る形にする。

そういう事が自分だけ
知っているというセコイ
考え方ではなく、全体の
効率化を考えて行う。
自己主義は、あらゆる
場面でセコサが露出する。

あなたは前例がないと
言われた時、どうする？