一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

旦過市場の市場食堂「幸」は、馬借町に移転するも しっかり旦過に名を残す。 【小倉】

2015年04月12日 23時15分25秒 | Weblog

( おまかせ 食事処「幸」) 2015/4/4撮影

 

 

旦過市場を歩くのが、小倉に来た時の楽しみとは何度か書いた。昭和の雰囲気を今に残す庶民の市場は、全国的にも数少ない。

食堂『幸』に「まいど~」とのれんをくぐり店に入ると キッチンの女性二人は初めて見る顔、「あれ 今日はママさんお休み?」と聞けば、「3月でここの営業をやめられたんですよ」という回答にびっくり。

 

そんなの聞いてないな~  でも 旦過から遠くない馬借町の新店で営業をしていることを聞いて すぐにそちらへと向かった。 一体なぜ旦過を出たんだろう? 不可解なまま、聞いた方角へと歩いた。

場所は、旦過市場から歩いて5分と離れていないモノレール沿線にある中華料理店「長安」の入っているビルの地階。北九州地所ビル地下一階  階段を下りて恐る恐る覗いてみると 広々した空間で、ランチタイム以降はカラオケ喫茶のラウンジスペースが広がっていた。

えらく広いな~  大きくイメージチェンジ

 

私の突然の来店にママさんは、驚くと共に歓迎してくれた。旦過市場の中でも 突然店をやめると言い出して 「一体何があったのか」と皆に聞かれ ちょっとした衝撃が市場の中を走ったのだそうだ。

 

「以前からお客さんの顔が良く見えないところで料理を作るだけで、狭い店でざわざわとした中でストレスを感じていたし、お客の顔が見えるようなところで商売をやりたかった」のだそうだ。 

そうか そうだったのか~それは知らなかったし、まるで気づかなかった。 「女も50を過ぎると自分の老後のことも考えるし、できるだけストレスなく、本当にやりたかったことをやりたいと思ったの」と話してくれた。

そんな気持ちを抱えた中で、たまたまここで商売をされていたママさんが、食事しに来られ「営業をやめる」ことを聞いたものだから とんとん拍子で移転が決まったのだそうだ。

3月に店を移ったばかりだが、早速 歓送迎会で週末は賑わい、平日はランチタイムにサラリーマンが連れだって、その後は、高齢者がカラオケ喫茶としてうまく稼働していると喜んでいた。

 

「折角だから 何か1曲唄って帰りますね」と 十八番とまではいかない 十六番くらいの持ち歌「六甲おろし」を唄って「帰って開店祝いに奈良の日本酒贈りますね。 また 来ます」と店を出た。

ママの娘さんと孫のともきくんが見送ってくれた。 店のすぐ近くにある 無法松の碑の櫻は満開。新しいスタートにサクラサク小倉だった。

 

( 無法松の碑の櫻 )

 

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(寅)

 

移転後、旦過の店は、市場の中でも場所がいいところだけにすぐに入居が決まり、

店名「幸」テント・のれんはそのまま。九州小倉には、「幸」がふたつとなった。

「 小倉に幸多かれ」 のお話しでした。

 

 


牛蒡(ごぼう)の食感がダイナミックに味わえる 『資さん』のごぼう天うどん  【小倉】

2015年04月11日 23時58分40秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( ごぼう天うどん  「資さんうどん」)

 

太いごぼうの天ぷらが5本 ごぼうを食べた気にさせるうどん

博多にも進出、今や北九州を代表するうどん店

「資さん」のごぼう天うどん

 

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(寅)

 


時速280km 車窓に流れる春景色が美味しさを加速する。

2015年04月10日 23時58分50秒 | 『食』べる門には福来たる

 

 

目を閉じて「時速280kmの風になる」と唱えてみる。

スピードは、孤独か それとも 喜びか

その両方なのかもしれない

 

 

新幹線を食楽の空間に変えるのは自分次第

朝から 居酒屋気分?と言われそうだが

お花見気分と言ってほしいな

 

車窓に流れる白・黄・桜色の春景色に、美味しさもを加速する。

 

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(寅)


ラベルがコルク製で、名に「うるとら」 おもろいおいしい日本酒 『澤屋まつもと』 

2015年04月09日 23時56分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 

 

まず酒瓶に巻かれたラベルがコルクということに驚いた。

そして名前に「うるとら」なんてつけちゃって

それで おいしい日本酒なんだから

おもろいね 『澤屋まつもと』 

 

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(寅)


アメリカでなんと175万回の再生! トヨタのWebCMが話題 舞台は小倉だ~ 

2015年04月08日 00時20分40秒 | Weblog

 

TOYOTA G's Baseball Party  

Clic Here

▽ 

https://www.youtube.com/watch?v=A1IWlba8NrA

 

クロマティ氏も出演、「トヨタの野球をテーマにした日本のCMはスゴイ」

トヨタ自動車が先月公開したインターネットCMが、米国で話題になっている。米メディアが驚きを持って伝えているのは、同社のスポーツチューニングブランド「G's」のCM「G's Baseball Party(ベースボール・パーティー)」。街中を歩いている人々が路上で突然、野球を始める様子が描かれており、米テレビ局「CBSスポーツ」電子版やMLB公式サイトなどが紹介している。

 

 

小倉城・モノレール・魚町の飲食店・鳥町食堂街・小倉駅前

小倉を舞台に 突如始まった

ストリート ベースボール

 

(寅)

 


食べた人は皆笑顔。30周年の味わいは、深くて優しい味がする。『一龍亭』4/5

2015年04月07日 01時30分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 開店30周年の日の笑顔 長浜ラーメン「一龍亭」)

 

■2015/4/5(日) 曇

 

このブログに数年前から度々紹介している福岡市東区 福岡県庁前にある長浜ラーメン「一龍亭」さんが、この4/5で丁度開店30周年を迎えられたので、お祝いに伺った。

私の提案にのっていただき昨年より節分の日1日限定で、「ラーメンと巻きずし」の福巻きセットを展開頂いている店でもある。福岡にラーメン店数あれど、節分に巻きずしを出すただ一つのラーメン店なのだ。

ひとくちに30年と言ってもその間に雨後の筍のようにラーメン店が乱立、3年と持たない店も多く、あのロイヤルホストでさえ撤退した激戦区、飲食業の難しさを聞かされ知っている私などは、敬意をもって受け止めてしまう価値ある営業年月だ。博多にラーメン店は多いが、30年以上営業している店となるとそう多くはない。

プロ野球のバッターで言えば通算安打1000本、投手なら100勝ライン到達のような感じだろうか。10勝もできずプロの世界から消えていく選手が多い中、誇れる数字といえるだろう。

店に入るとひと足早く私が贈った花束が飾ってあった。 先代が、長浜ラーメンの有名店「一心亭」から独立されて始められた店  昔のままの味を変えず、価格も値上げを常に抑え、一杯460円(税込)で今に至っている。

県庁マンや県警、九大病院の職員などが、この店の主な客層で、福岡県警の署長クラスは、全員若い時にここのラーメンを口にしているのだそうだ。

 

丁度 柳川市から柔道の大会を見に来ていた中学生たちが食べ終えるころを見計らって、記念の写真を撮らせて欲しいとお願いしたのが、最初の写真だ。 このうちの何人かが、大人になってまた思い出して足を運んでくれるといい。

(私からのお祝いのお酒は、都農ワイン(宮崎)にした。) 

 

今日は、お祝いを兼ねて日本酒(土佐鶴)2杯、チャーシュー1皿、ギョーザ1皿、ラーメンに替玉1 で、売り上げに貢献してやろうと張り切って飲んで食べたら、お母さん(オーナー)が、「お祝いまで頂いて奈良からわざわざ来ていただいたのだからお代をもらうわけにはいけませんもん 私からのお祝いの気持ちです」とお代を受け取ってもらえず、御馳走になってしまい、どっちのお祝いだかわからなくなってしまったが、共に30年の節目を迎え嬉しいことに変わりなく、この分は違った形でお返ししようと思っている。 次は40年そして50年の節目めざして頑張っていただきたい。

昔と変わらぬ 長浜ラーメンのシンプルな原形をとどめていることに私は、価値を感じている一人だ。この日は、ドイツからのお客さんが「長浜ラーメン オイシイデスネ」とムービー片手に店内の映像を撮って帰っていた。

 

初めてこの店に来た日のことを想像することは、意外と容易だ。店のレイアウトもどんぶりも 何よりラーメンの味が変わってないのだから

丁度30年目のこの日、味わったラーメンは、変わらない良さ、変えてはいけないものを改めて教えてくれている、そんな至福の一杯だった。

 

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(寅)

 


ピース!! 日本酒って美味しい飲み物みたい

2015年04月06日 23時58分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「和酒ばる田村本店 」  北九州小倉) 2015/4/4

 

 

「お父さん、お母さん見てると 日本酒って美味しい飲み物みたい」

ピース!!  美味しい日本酒は、家庭ばかりでなく世界を平和にする。

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(寅)

 


好きだよと言えずに日本酒は~♪ ミサンガ  【福岡】

2015年04月05日 22時55分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( ミサンガ ) 2015/3/21

 

 

特別ゲスト ウルトラの母も 日本酒にうっとり

 

 

 

ミサンガ 村下孝蔵のカバー曲「初恋」からスタート なかなかいい 

音楽と料理と日本酒と 愛酒てるよ~

 

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(寅)


日本酒は肴だけでなく音楽と楽しんでこそ 【福岡】

2015年04月04日 02時30分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(FREAK )

 

「九州酒蔵びらき」 その④

 

各ブースの前に 置かれていた 各蔵の紹介パネルが、なかなか良かった。

 

「鍋島」以前に「東一」を抜きに九州の日本酒は語れない。  

 

「庭のうぐいす」はDancyuにも特集扱いされていたほど 春到来を感じる

 

▽膨らみのあるほんのり甘い味わいは鍋料理に良く合った「六十餘洲」

 

▽燗で増す旨み感とすっきり感は、夫婦の味わいのせいか「古伊万里 前(さき)」 

 

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(寅)


翼を拡げて九州の空から全国へ 大きく羽ばたけ『東鶴』 【福岡】

2015年04月03日 23時55分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「東鶴」 野中杜氏 ) 2015/3/21

 

「九州の酒蔵びらき」 その③

 

 

チケットを買うまでに並んだ時間が15分ほど

新幹線なら並んでいる間に小倉に着いているところだ。

花札10枚を手に会場に入って、「若波」に3枚 「鍋島」に3枚 

そして「霧島の水」に1枚 で手持ちの札は残り3枚となった。

あと1杯だけど どれにしよう。 「東一」「三井の寿」に 「前(さき)」

「六十餘洲」と迷ったが、関西でまずお目にかかれず蔵元杜氏のいるブース

を選ぶことにした。 「山の壽」のブース前に行けば

「山の壽」ブースはすごい人。 長身の若い彼が、鬼才 忽那杜氏か・・・

家に帰れば冷蔵庫の中に「山の壽」も「BaSaRa」もあるので、

その3枚の札を手にラストは、佐賀県多久市の酒『東鶴』を選んだ。

 

 

1830年という天保時代から続く酒蔵なれど、つい10年ほど前まで 

廃業の危機があったと聞いた。 それを蔵の息子さんである

野中保斉さんが継いで今は美味しい酒造りを目指している。

生産量わずか100石 まさに 幻レベルの少ない生産だから

幻の鶴 といえる。

 

「先日、雄町を買って呑んでみたら、これがとても優しい味わいでした。」

とブースに居た保斉さんに言葉をかけると

「ありがとうございます。私も雄町は特に好きな酒米なんですよ。」

返って来た。

九州の酒蔵では珍しく 雄山錦の酒も造っているので、その件にも

少し触れ、最後は、「東鶴」を持って写真を撮らせていただいた。

誠実そうな印象は、派手さはないが、優しく深い味わいの酒質にも

出ていると感じた。

 

さすがにわずか100石  関西で見かけたことはないが、雑誌Dancyuでは

何度か見かけたことがあり、年々酒質も上がっているという4酒販店

評価からも 今後も注目しておきたい銘柄のひとつだ。

 

九州の空から 関東や関西の空を飛ぶ「東鶴」を見かける日を

楽しみにしたいと思う。

 

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(寅)

 

  


会場で存在感を示していた2011年の The Champion Sake 「鍋島」

2015年04月02日 23時58分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「鍋島」蔵元杜氏の飯盛さん) 2015/3/21

 

『九州酒蔵びらき』2015.3.21 その②

 

「九州酒蔵開き」 併設された住吉酒販の販売コーナーで、真っ先に

売り切れとなった銘柄が、富久千代酒造の『鍋島』だった。

「鍋島」は、佐賀の清酒の実力を世に示し、大きくイメージを押し上げた銘柄。

確か2002年だっただろうか、飯盛さん が「鍋島」ブランドを立ち上げ

4造り目くらいで、純米酒日本一に輝いたことがあった。

その後2011年 IWC日本酒部門で世界一に輝くという快挙。凄~い!と思った。

2011年のIWCで世界一「ザ チャンピオン SAKE」に輝いたことを

会場にいた人は、結構知っているようでチケットを買うまでの

行列に並んでいた間も噂もされていた。

ブースには、その飯盛さんの姿があった。

飯盛さん(蔵元杜氏)は、雑誌で目にしていたが、イメージ通りの方だった。

ま近でお酒を注いで頂いたが、さすがに飯盛さんに 

「鍋島の酒瓶を持って写真撮らせてください」とは言えなかったな。

昨年呑んだ鍋島「ハーベストムーン」が印象に残っている。

酒蔵が集まる佐賀・鹿島の蔵開きにも一度訪ねてみたい。

 

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(寅)

 


新年度にふさわしい最初の1枚は、YOUNG WAVE 『若波』だ~! 【福岡】

2015年04月01日 23時55分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「若波酒造」 (左)今村専務 (右)蔵人さん )

 

■2015/4/1(水) 雨

小雨降る新年度のスタートとなった。

新年度のブログ、始まりの1枚(写真)を何にしようかと悩んだが

10日前(3/21)のものにした。

 

好天の下、博多駅前で開催された『九州酒蔵びらき』に足を運んだ。

九州の銘酒 綺羅星のごとく

 

数あるブースの中、もちろん 最初に足を運んだブースは

ブログでも応援している「若波酒造」

新春スタートにふさわしい

YOUNG WAVE

『若波』

 

関西の手土産持って

「今日は、友香ちゃんは?」と尋ねたら

「姉は蔵の方で酒造りしてます」と専務(弟さん)が応えた。

昨年は、FY2に プロトタイプ 純米・純米吟醸と楽しませてもらった。

記念に二人日本酒を手にした 写真を撮らせていただいた。

 

姉弟を軸にチーム若波の美味しい日本酒 今年度も期待してます。

 

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(寅)