( 梅乃宿「風香」純米とおでん三品 立呑処「まるしげ」)
■2014/1/10(金) 戎・月夜
西田辺・昭和小路の西の起点となる店が、西田辺初で且つ唯一でもある「ビニシーの店」立呑処「まるしげ」だ。
開店間もないこの店に連日通って 「日本酒は日本盛だけでいいです」 と言っていた店主のしげちゃんに
「将来のこの店の為に絶対おいしい日本酒を置いたほうがいい」と口説き続けけたのが、実は私だった。
すぐに彼を梅乃宿の蔵開きに連れて行き、もう一酒を決たいからと聞いて一緒に奈良市を巡った。
(2011年秋 梅乃宿酒造 女将さんに書いて頂いた色紙)
奈良は酒造組合が出店していた「酒蔵ささや」から「春鹿」蔵・「酒商のより」を廻った。
その日飲んで巡って選んだ日本酒が葛城の酒「篠峯」だった。
「梅乃宿」と「篠峯」の葛城の酒二本立て
立呑みでも美味しい日本酒を提供する店。
日本酒の魅力を大阪・西田辺から発信。
ある意味私の願望が叶った店とも言える。
(西田辺のビニシー店 まるしげ)
そんな「まるしげ」へフライデーに年明け初の訪問。
満員状態の店内に IさんとYさんを見つけ、詰めてもらった。
Iさんから この正月に香住に行って飲んだ「香住鶴 純米大吟醸」が
とても美味しかった。 年末に「さむらい」で義侠も飲んだわよ と報告を受けた。
Iさんは、私のブログのヘビー読者でもある為 その次のコメントは「李白」の話題に。
ブログに出ていた「李白」はまだ飲んだことないのよね~ いずれ是非飲んでみたい。
というものだったので「やはりその土地で味わうのが一番ですよ、是非松江に」と伝えた。
IさんとYさんとは「また 難波の「櫛羅」で篠峯飲みましょうね 」という言葉で、まもなくお別れした。
冷たい空気から隔絶されたビニシー空間、本日おでんに会わせた日本酒は梅乃宿「風香」純米
梅乃宿「風香」 山田錦純米
オープン以来 一貫して 梅乃宿と篠峯が呑める小さいながら 大阪で有数の美味しい立飲み店
「おあいそ」とお金を渡してしげちゃんからつり銭と共に返ってきた言葉はサプライズ!
「はじめさん、僕結婚することになりました」
一瞬何言った?のか 空白の時間ができたが、すぐに意味を解し「そう! それは良かったね おめでとう 」といえば
本当は私にだけ伝えるつもりみたいだったけど 当然周りで飲んでいたお客さんたちの耳にも入って
早速皆から「えっ、マスター結婚するの!?」とひやかされていた。 挙式は今秋とのこと
その時の私からのお祝いは、やっぱり美味しい日本酒になるかな・・・
私にとってそんな人とお酒の繋りが味わえる処が、
大阪・阿倍野 西田辺なんだ。
(寅)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます