( 「李白酒造」試飲販売 阪急百貨店・梅田本店B2 )
■2013/6/1(土) 曇
カレンダーをめくり6月に切り替えた瞬間に思ったこと
「もう今年も半分か~? 一体この5ケ月間、自分は何やってきたんだろう」
振り返ったところでその5ケ月は、このブログに書いてきたような内容だから
何もやってないに等しい・・・ と嘆いたところで時間が戻ってくるわけでなく
今年は、初志貫徹「質実冒険」純米酒義でいくしかない
そんな気持ちで迎えた水無月朔日(ついたち)
毎年、過去の私の6月のブログには決まったフレーズが出てきている
「水無月(みなづき)は酒有月(さけありづき)」 というフレーズ
で、今年も水無月のスタートは、日本酒・純米酒だ。
(「李白」法被の背中)
島根・松江の「李白酒造」が、阪急百貨店梅田本店 改装後初めて
今回試飲出展しているとのことで、夕方足を伸ばした。
家から大阪・梅田迄の距離感を山陰で例えるなら
境港から米子経由で松江といった感じか。
6月1日 阪急の日本酒コーナーには、
(島根)「李白」 (新潟)「王紋」 (奈良)「千代」が並んでいた。
▼「千代酒造」も出してたんだ~
大阪で人気急上昇の「篠峯」ブランドは、百貨店には出してないことを
意外にも今日初めて知った。
▼「李白酒造」の試飲コーナー展示
▼やがて戻ってきて接客しているのは「李白酒造」佐藤さん
私のブログには、改装前の阪急以来の登場
昨年秋、松江の「李白」蔵に行った際、私の次の蔵見学班を引率してたのが彼だった。
「改装した阪急は、人の流れがよくなりました」と喜んでいた。
私も彼に頼んで試飲できるお酒を大半味見させてもらった。
話しているとやがてお客さんが寄って来られ、「おろちの酒は?」って
聞こえたので、私が「それですよ」と手を伸ばして教え
いろんな酒の試飲をしてみてはとすすめた。
斗瓶囲いを試飲されていた際
私がNO.215 を指さして 「これシリアルナンバーが入っている超限定酒ですよ。」
とつけ加えたのが良かったのか、そのお客さんは結局
12,600円するその斗瓶囲いを買い求められた。
でも よくよく聞いてみると 実は
「おろちのさけは?」ではなく「高知の酒は?」と聞いていたことがわかった。
「えっ これ島根の酒だったの?」 と高知の酒でないことにちょっと驚いていたから。
でも 試飲してもらい納得の結果オーライ。
さて私の本日のお目当ては、「李白」 特別純米・生おろち(夏ラベル)
正式発売は、6月15日なのに ここのみ2週間も早く販売して
「このおろちは、完全にフライングですよ~」と佐藤さん
▼「涼風献上 涼味爽快」 やまたのおろち・生
残り二本だから 無くなる前にゲット
人より2週間も早く味わえる喜びは、まさに禁断の味わい
ボージョレを解禁前に手に入れ誰よりも早く味わえるみたいなものだよな~
2週も早くフライングか・・・ ということは、「飛んでるんだ~このおろち、水無月の空を」
「水無月ついたちは、今年もやっぱり酒有月」 生おろちが空を飛んだ日でもあった。
(寅)
PS 品切れ前に生おろちゲット!
お酒の神様は、美味しく味わってくれる人間は誰か しっかり見ているってことかな。
フライングおろち生はお楽しみいただけたでしょうか?
「高知」「おろち」違いでまさか斗瓶囲いが売れるとは!
とはいえ、お客様にも味で納得していただけたのは嬉しい限りでした。
例の品は無事にお届け済でございます。
これからも清酒「李白」をよろしくお願いします!
「フライング」と「聞き違い」共にノーマル・ポジションじゃないところが共通点。
いつもこうだと困りものだけど たま~のこと、それも幸運なら、良しとしましょう。
フライング「おろち」、もちろん正式に発売される迄には呑みきってしまいます。じゃないと禁断の味わいが消えちゃうから。
「これからも」と言えば・・・
高さ300mの阿部野橋・近鉄ハルカスがグランドオープンする来年春には、
是非とも「李白」には試飲で出てきてもらいたいと思ってます。
(寅)