一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

ときめきは、さざなみのよう・・・ 『琵琶のさざ浪』   目指せ300万ページビュー 6/21  

2015年06月21日 04時20分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  琵琶のささ浪  「ダイニングかきたRO」福岡 )

 

■2015/6/21(日)

(200万ページビュー通過をブログに書いて、少しばかり腰を落ち着けてしまった。山頂1000万ページビューを目指すと書いておきながら二合目の標に安心して、ちょっとお水のつもりがつい長々と休憩してしまったのに似ている。このブログの方とメールの方に祝福のコメントを頂いた方々には感謝。 共通していたのはブログ続けてください ということ。 まずは次の区切り300万ページビュー目指して、この一本から書き始めるとしよう。)

 

あくまで自分の感じるままにしか書いてこなかったが、こうして日本酒中心にブログを書き続けているといいこともあるもので、お店の方も私が久々顔を出すと<「この酒はまだでしょう」と冷蔵庫に並んだ酒瓶を押しのけてとっておきのお酒を奥から引っ張り出してくれたり「そろそろ顔を出される頃かと思って封を切らずに待ってたんですよ」とか言って迎えられるなど、嬉しい思いをしたこともたくさんあった。

お酒を提供する立場にしてみれば 「この酒は知りませんでした。初めてです。」と私に言わせたいだろうし、何よりも同じ一杯の酒を出すのに その酒をより愛でてくれる人に飲んでもらえるほうが、提供のし甲斐があるというものだろう。 何より丹精込めて作られたお酒自身が、喜んでいることが私にはわかる。 

この酒 「琵琶のさざ浪」もその一つだった。 かきたROの女将さんが、このお酒は御存じですか? 」と言いながら出してきた酒。 「知ってるも何も 琵琶のさざ浪じゃありませんか 昔良く飲みました」と応えたので 「えー! そうなんですか  さすがですね」と少々驚かれてしまったが、一時期のぼせて飲んでいた酒が、この酒「琵琶のさざ浪」だった。

「ウラ十四代」とまで言われたことがあるこの酒を大阪で唯一立飲みで出している店があって、早く仕事が終わった時は飲みに行っていた。 何とも一度見たら忘れられないラベルだけにその味わいと相まって記憶に残っている。 まさに何年も前からそのさざ浪は今に伝わっていると感じるほど味わいが澄んでいてコクを感じる。 

前回の「青砥七星」はさすがに知らなかったが、その酒以降で印象に残る酒と女将さんも絶賛していた。 やはりこういう酒との久々の出会いも日本酒の楽しみの一つ。確かこの酒蔵は、もも酒や梅酒などのリキュール類もレベルが高かった印象がある。

300万ページビューに向かう一筆は、 「ときめきは、さざ浪のよう」 まさにそう思わせる一本だった。

 

 

近江やに 名高き松の一本木 先から先へと開くさざ浪

 


真面目に努力し人に喜ばれる酒造りをしていれば自ずと人から人へとさざ浪の如く、大浪となって世界中に浸透していくだろう ということで、初代麻原善次郎が後世の子孫に残すべく詠んだ歌です。
 麻原善次郎は琵琶湖の畔に生まれ、九歳にて東京青梅の酒蔵へ奉公に入りました。並外れた勤勉さと卓越した根性で二十九歳の時、現在の地毛呂山にて開業するに至りました。その後二代、三代と経て現在、五代目社長もその意を継ぐと共に、さらなる酒造りを目指し日夜努力しています。

(麻原酒造株式会社 〒350-0451埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷94)

 

 

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(寅)



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