一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「日本酒ガール」 あなたの身近にもきっといるはず    2/28

2016年02月28日 22時55分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(「東梅田 日本酒ガール ほろ酔いまっぷ」 松浦 すみれ )

 

■2016/2/278(日) 晴

ここ数年 日本酒好き女子が急激に増えたと感じているのは、きっと私だけではないと思う。日本酒のイベント会場に行く度にブースの行列に女性がズラリ。という傾向が年々強くなっている。 

前述した江ノ子島のイベントで「酒や へちかん」さんの日本酒ブースで一瞬手伝っていた時も、二十歳過ぎの女の子4人グループがおすすめの日本酒くださいとどどっと押し寄せて、銘柄の特徴を説明しながら「大倉」古酒や「鯨波」のお酒を渡すと「私たち日本酒が大好きなんです。 もっと詳しい話をききたいからお店の方にも一度行ってみたいんですけど いらっしゃいます?」と 私は完全に酒屋のスタッフと勘違いされてしまっていたが、その日本酒に対する好奇心の強さと情熱に圧倒されてしまうほどだった。

 

昨日2/27、関西圏(ABC朝日放送)でオンエアされたTV 『LIFE 夢のカタチ』では、「日本酒ガール」のイラストレーター松浦すみれさんの活動にスポットを当てた内容が放送された。 そして番組ナレーターは、ご実家が京都の酒蔵「佐々木酒造」俳優の佐々木蔵之介さん だから言うことなしだ。

私が持っていたそのパンフレット(最初の写真)こそ、昨年秋に浅野日本酒店に呑みに寄った際、オーナーの浅野さんから頂いた松浦すみれさんが描いたもの。 その時に初めて「日本酒ガール」という言葉を目にし、その彼女をとりあげた番組だっただけにとても興味深かった。

 

▼「ガラス張りの店舗は、まるで小倉の和酒ばる田村を思い出す」と言えば「なんか聞いたことがあります。九州にそんな店があることを」と応えてくれた店主 浅野さんとお話ししたが、温厚で静かな中にも日本酒愛を感じる若きオーナーさんだった。

以下 画像を交えて 昨日LIFEで紹介された「日本酒ガール」のイラストレーター松浦すみれさんを書きとどめておきたい。

 

 

▼関西の日本酒を置いている店で割と良く見かける本

「日本酒ガールの関西ほろ酔い蔵さんぽ」の作者が今回の主人公

 

▼伏見のご自宅 松浦すみれさん(既婚)の仕事の様子

▼番組前半は、滋賀の吉田酒造でタンクに蒸し米投入体験の松浦さん

▼琵琶湖畔 地元で愛され続けている酒「竹生嶋」

京都の日本酒イベントで長い列を作る人気酒

▼京都松尾大社の宮司さん(左)が、実は彼女の日本酒入門の師匠なのだとか

▼番組後半は、私も大好きな高知「文佳人」の有澤酒造へ取材訪問

▼瓶火入れしているシーン 温度をしっかりチェック

▼高知の肉厚カツオたたきと文佳人

▼「夏純吟」

▼松浦さん原画展に有澤さんから花束とメッセージ

▼京都で開催された原画展会場では日本酒も振る舞われて、

みな笑顔の日本酒ガールたちだった。

 

何よりも後半は、高知「有澤酒造」の酒造りの様子が紹介されたことが、興味深く嬉しかった。 「文佳人」は「安芸虎」と共に私おすすめの高知の酒。小さな蔵だけどしっかりした酒造りをしていて好きだ。

奥さんの有澤綾さんは、毎年難波の日本酒イベントに参加、法被(ハッピ)が土佐らしいダイナミックなバックプリントのデザインで目立っている。 ステージでも「日本酒が好きで好きで大好きで、酒蔵にお嫁に来ちゃいました」と挨拶したセリフを今でも憶えているが、この番組の中でも ご主人よりも先にお酒の方を好きになって このお酒を造る人なら間違いないだろうという結婚エピソード(三重の「而今」と同じパターン)が放送されたのは、「また のろけているな」と笑顔にならざるをえなかった。

 

何よりも数年前に比べて日本酒が女性にもずっと身近になってきていることが喜ばしい。私はイラストレーターにはなれないが、こうして ブログを書いていることも 男女問わず一人でも多くの人に日本酒の良さを身近に感じてもらいたいからに他ならない。 これからは日本酒女子・日本酒男子が、きっとあなたの身近にいるはず。

 

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(寅)

 



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