ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

映画「ザ・シューター 極大射程」

2007-05-26 14:26:19 | 映画
6月1日から封切りの、映画「ザ・シューター 極大射程」の事を書きたい。
小生とこの映画の原作者である「ステーブ・ハンター」との出会いはかなり古い。

「このミステリーがすごい」99年度版で、高位の支持を受けたのを知り、原作を読んだのが最初だ。
そして主役の「ボブ・リー・スワガー」や父親が登場する他の作品も多数読んだ。
その後この映画の原作は三回程読んでいる。映画化されるとの情報は早くから知っていたが今回ようやく封切りになる様だ。

主人公は海兵隊で抜群の腕を持つ狙撃手だったが引退して、田舎に引っ込んで孤高の生活を送っている。
そこに大統領を狙撃する動きがある、阻止する手助けをして欲しいとの依頼が舞い込む。
しかし大統領の狙撃(実際は大統領の隣にいたエチオピアの大司教が死亡)は実行されてしまう。
そして主人公が狙撃犯に仕立て上げられて追われる事に。
この陰謀を仕組んだ者に、次々と報復の銃撃を加える。

つい先日も銃の乱射事件が起きてしまった米国だが、この映画は銃社会の現実を写し出すものになると思う。
しかし小生は銃社会の在りかたには疑問を持ちつつ、ミステリー小説、映画として楽しみに読み、観たいと思う。
映画ではどんな形で原作が活かされているのか、現代風にアレンジされるているのか、一種のスーパーマンである主人公の活躍を早く観たいものである。

対して主人公を演じるのは「マーク・ウォールバーグ」だ。
昨夕の新聞では「ディカプリオがまとう「華」でもなく、マットデイモンが放つ切れ味とも違う。「ディパーテッド」で共演した、2人のビッグネームにはない渋みと泥臭さが、変化自在の演技を生み出している。」とこの映画の中の彼を評している。
残念ながら小生は、この俳優が今年のアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた事は知らなかった。

原作は新潮社から出ている。

        

映画のポスターから。
        
         
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