NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の第一部が昨夜の放送で終了している。土佐の下士の家に生まれながら、２度の江戸での剣術修行を終え、黒船の来襲という歴史的事件にも遭遇して郷里に帰っていた竜馬だが、新しく押し寄せる時代の波は彼を放ってはおかなかった。
武市半平太の称える「尊王攘夷」の動きと賛同する若き藩士達、開国を称える土佐藩参政の吉田東洋の対立。そして友人岩崎弥太郎が生き抜くためにもがく有様等々を見て、一土佐藩のなかに自分の居場所はないと脱藩することを決心する。
第二部以降は多くの悩みを持ちながらながら江戸に出て多くの知己を得て、勇躍する龍馬が描かれるものと思う。このドラマのオリジナルの脚本は、ともすれば歴史として伝わることから離脱するし、三菱の創始者の岩崎弥太郎の記述にもやや大袈裟な部分が多いのも確かなようである。
龍馬を巡る多くの女性たちの物語も、このドラマの華やかな一面を飾るが、明治維新という日本を大転換させる政治の動きのなかでの「坂本龍馬」の果たした役割を楽しみに拝見して行きたい。
「龍馬伝」にあやかり四国と九州で走る竜馬のトッピング列車だそうです。
武市半平太の称える「尊王攘夷」の動きと賛同する若き藩士達、開国を称える土佐藩参政の吉田東洋の対立。そして友人岩崎弥太郎が生き抜くためにもがく有様等々を見て、一土佐藩のなかに自分の居場所はないと脱藩することを決心する。
第二部以降は多くの悩みを持ちながらながら江戸に出て多くの知己を得て、勇躍する龍馬が描かれるものと思う。このドラマのオリジナルの脚本は、ともすれば歴史として伝わることから離脱するし、三菱の創始者の岩崎弥太郎の記述にもやや大袈裟な部分が多いのも確かなようである。
龍馬を巡る多くの女性たちの物語も、このドラマの華やかな一面を飾るが、明治維新という日本を大転換させる政治の動きのなかでの「坂本龍馬」の果たした役割を楽しみに拝見して行きたい。
「龍馬伝」にあやかり四国と九州で走る竜馬のトッピング列車だそうです。
私も皆勤賞で観ています。確かにドラマですから全く歴史通りではないですが、ドラマとしては良くできており、次回が待ち遠しいと思わせるほど視聴者を楽しませてくれますね。
尊王攘夷など、とかく明治ものは理解が難しいので、若者や女性（軽視ではありません）に受け入れ難い傾向がありましたが、龍馬自身も一緒に悩む姿を見せるなど視聴者との距離もうまく図って創られていると思います。
何度か龍馬モノを見ていますが、今回の脚本が面白いと思います。岩崎弥太郎の観点からのドラマの展開なのですが、龍馬の魅力的な面も出ていると思います。
尊王攘夷は混沌としたあの時代に一種の熱病のように拡がってしまった面があったようですね。
これからの龍馬が多くの著名人と知り合い成長していく姿を見るのが楽しみです。