ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「JIN-仁」というTVドラマ

2009-12-26 12:46:27 | TV DVD
 先週の日曜日に楽しんでいたドラマ「JIN-仁」が終了した。最終回の視聴率が25%で週間ランキングで1位を記録していた。それなりに多くの方がご覧になっていたのだと思う。裏番組ではNHKの大作ドラマ「坂の上の雲」も放映していたのだから、TBSとしては近来にない高視聴率を記録したらしい。もっとも小生は日曜日には「坂の上の雲」を観ながら、「JINー仁」の方は録画して後日ゆっくりと観たのでした。

 「JIN-仁」というドラマは、最先端医療の医師が江戸末期の時代にタイムスリップするという破天荒な内容ながら、未だその時代では未知の世界だった医療技術を施しながら、多くの人を助けて行く。同時にそのことは後に続く歴史の一コマ一コマを変えてしまうのではないかとの恐怖も持ち続ける。

 坂本龍馬や勝海舟との出会い、そして旗本一家の献身的な援助で、ペニシリンを創生させたり、医療器具の製作も得て多くの人々の治療を手掛ける。当然当時の医療界の反感も受けるが、誰にも負けない最先端医療の知識を通じて徐々に理解されて行く。

 最終回では、現世で恋人だった女性とうりふたつの花魁(野風)の乳がん治療に悩む話である。彼女が死ねば後の世に恋人は存在しないのではないか、それならば乳がんたるを隠し通し、子どもを産ませてやりたと考える。最終的には乳がんの摘出手術を施術する。それは彼女に結婚を諦めさせ、現世に再びタイムスリップしても、恋人には会えないかもしれないとの諦めをも持つ辛い決断だった。

 終了テロップでは坂本龍馬と主人公の今後の交流を示唆している。また乳がんを克服した野風(元花魁)が維新後のレンガ造りの建物の前で塾のチラシを配っている。原作のアニメ漫画はまだ雑誌に連載中で続いているようである。このTVドラマも当然まだまだ続編が放映されるのだろうと思う。

 主演の大杉たかお、綾瀬はるか、内野聖陽、中谷美紀等がはつらつと演じている。さらに脇役陣も充実していて、安定感のある作品に出来上がっていたと思う。今後の続編の放映が楽しみである。

TV画面から

         


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