ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

鎮魂の3月が終わる

2011-03-31 12:35:22 | 独り言
 我々日本人にとっては、3・11は決して忘れることが出来ない日になってしまった。TVで繰り返し放映されたあの大津波の恐怖と、粗末な避難所に身を寄せ合って必死に頑張っている方々にエールを贈りたい。さらに1万人を超す死者の数と、1万7千人を超す行方不明者の膨大な数に恐れ慄くばかりである。

 一方では福島第一原子力発電所の破損による事態の収拾が緊急の課題となり、日本中が固唾をのんで見守るしかない。しかしここで国民は立ち止まることが出来ないと思う。交通網の復旧とともに、企業による生産体制も徐々にだが回復している。関東方面では多くの家庭で計画停電や品不足で被る不便を我慢している。そして被災地からも多くの方の避難を受け入れて、お世話をさせて頂いている。

 多くの非難がありながら、選抜高校野球大会が甲子園で開催されていて多くの感動と元気を与えている。さらにサッカー界では日本代表チームとJリーグ選抜がチャリティーマッチを開催し力一杯を出し切った対戦には多くの方々に感動を与えている。

 3月を終えるにあたり、選抜高校野球で、創志学園の野山慎介主将の選手宣誓の言葉に多くの元気を頂いている。下記に改めて再録して見た。若い人達も今出来ることを模索して頑張っている。

  『私たちは16年前,阪神淡路大震災の年に生まれました…今,東日本大震災で多くの尊い命が奪われ,私たちの心は悲しみでいっぱいです…被災地ではすべての方々が一丸となり,仲間とともに頑張っておられます。。。人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができると信じています…私たちに今できること,それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。。。
がんばろう,日本…生かされている命に感謝し,全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います
』。。。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TVCMで元気を貰いました | トップ | カミさんの悲鳴 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (寅次郎)
2011-03-31 16:39:59
ピーナツさん、こんにちは。
改めて読むと素晴らしい選手宣誓ですね。
歴史に残る言葉だと思います。
返信する
Unknown (ピーナツ)
2011-03-31 17:23:05
寅次郎さん

この選手宣誓を聞いていて涙ぐんだことを思い出していました。
あの忌まわしい阪神大震災から16年目、今回の震災で自然の恐ろしさをまた痛感させられました。
多くの若い人達の力も借りて復興に立ち向かう必要があると思いました。
返信する

コメントを投稿

独り言」カテゴリの最新記事