ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

喫煙の戒め

2007-01-31 17:59:41 | 独り言
朝日新聞の「声」欄に小児科の先生の投書を見つけた。
産科医の減少が指摘されているが、高リスクのお産が増え、産科医がリスクを負わせられる例が散発している事も大きな要因らしい。
例えば、2500g未満で生まれる低出生体重児が年々増えている。数ある要因の中で、妊婦の喫煙が挙げられる。
妊娠中も喫煙を続ける妊婦が、妊婦全体の10%以上に上る。
中には「タバコを吸うと赤ちゃんが小さく生まれるから、お産が楽になる」と言ふ人もいるらしい。
とんでもない事だと先生は説く。妊婦の喫煙は前置胎盤や流産、早産、低体重などのリスクを高め、妊婦自身と胎児を危険にさらす行為になる。
妊婦の喫煙は、胎児にタバコを吸わせるのとおなじ事で、胎児を傷つける虐待行為にあたる。
妊婦の喫煙をなくせば、リスクの高いお産もある程度減らせ、医療機関の負担も必全的に減らせ筈だ。
妊婦と胎児を守るために、そして産科医療を守る為にも、喫煙を規制する方策を急ぐべきであろう。
少なくとも現在喫煙中の妊婦への禁煙指導・治療の充実が緊急に要請される。
この先生の提言には全面的に賛成だ。
中小病院でのお産も、産科医の減少で辞退している例が出てきている様だ。
勢い大病院に集中するが小生のかかる市立病院なども、8月まではお産が予約で一杯と張り紙が出ていた程だ。

最近の禁煙者が増えていく中で、若い女性の喫煙者が特に増えている様に思う。
昨年まで働いていた、金融機関の企業でも派遣社員の女性の殆んどが喫煙者だった。
また公共の場所での喫煙での受動的被害も依然として多いものだと思う。
現在喫煙している方は、喫煙による健康面の影響、リスクが多い事を認識して早急に禁煙に踏みきって欲しい。

今日の 「ホッ・・」
江戸川区葛西臨海公園の春のスイセンがこの陽気に誘われて咲き誇り、見ごろとなった。例年より半月以上も早いといふ。


     アサヒコムから転載
        
      
コメント
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